47、生徒達ってどんな人達?その1
更新遅れてゴメンナサイ。
私は帰路についた後、家で名簿と追加で渡された調査紙を読んでいた。
なになに・・・。
まず一人目で首席のテイセくん。
性別は男、年齢は14歳で種族は人族と。
お、飛び級なんだね。
一応この学校にはある一定の学力があれば、飛び級という制度がある。
そもそも学校の学力がこの世界の最高峰だから飛び級自体珍しいんだけどね。
生まれは平民、両親は父親が兵士で母親が魔法師らしい。
もうすぐ9歳になる弟がいる。
入学試験の筆記試験の点数は各教科100点、計500満点中・・・
国語が96点
数学が100点
歴史が98点
魔法が99点
政治・経済が97点
の合計490点で平均は98点ね。
実技は500点満点中500点。
私と同じような試験を受けて入学式から過去最高クラスの実技力を発揮したとのこと。
どうやら彼は幼い頃から勉学に励んでいたらしい。
実技は両親から教わったと。
理由は不明だが、時々謎の奇声を上げたりするから注意が必要とのこと。
ん?
本人はかなりモテているが、鈍感だから気づかないので導け!?
れ、恋愛経験0の私にどうしろと!?
調査した人は何を書いているの!?
それは置いておこう。
二人目、次席のスミラ・アリポミス・ルベフォードちゃん。
・・・スミラ、ちゃん?
あの幼女!?
嘘!?
性別は女で年齢は5歳種族は人族。
そして皇家!
もう確定だね。
あの幼女だ。
そもそも名前からして本人だし。
そういえばスミラの子守をするために教師になったんだった。
何か起こっても”私特製お守り”を持たせるつもりだから大丈夫!
そもそも担任だしね。
筆記試験は・・・
国語100点
数学100点
歴史100点
魔法100点
政治・経済100点
の合計500点満点。
うん、凄い。
実技は430点。
ステータスが低いのになぜこんな点を取れたかと言うと、自作した魔道具を使ったらしい。
どんな魔道具を使ったんだろ。
今度聞いてみよ。
そもそも5歳で高等部に入学とかおかしいから。
次っ!
三人目、ヴェキルド・フィラミスくん。
性別は男で年齢は15歳、種族は人族。
生まれはルベフォード帝国のフィラミス公爵の長男として誕生。
後継ぎだそうな。
言わずもがな、父親はフィラミス公爵。母親は皇家から降嫁してきた皇家らしい。
12歳の弟と10歳の妹と5歳の妹と3歳の弟がいる。
ちなみに努力家でもあるらしい。
筆記試験は・・・
国語96点
数学95点
歴史97点
魔法98点
政治・経済94点
の合計484点で平均は96.8点。
実技は440点、高ランクの冒険者を雇って稽古を毎日つけて貰ったそうな。
高ランクの冒険者を雇っても、しっかり練習しなければ、そんなに伸びないけどかなり努力したんんだろうね。
四人目、リュケちゃん。
年齢は15歳、性別は女、種族はエルフ。
エルフね。
ルカを知ってるかな?
母親はハイエルフの血を引くエルフで、父親はエルフの弓師だそうな。
祖父は、あのジダモンドさんだそう。
筆記試験は・・・
国語94点
数学93点
歴史94点
魔法100点
政治・経済97点
の合計478点で平均は95.6点。
実技は438点。
魔法が凄かったらしい。
エルフという種族が珍しくなっているから、誘拐とかされないように注意しないとね。
そもそも全員誘拐されないようにしないとだめだけど。
五人目、ドサタカルくん。
年齢は15歳、性別は男、種族はドワーフ。
ドワーフ=物理型が多いというイメージ。
まあ彼は魔法もできるらしいけど。
父親はとある腕のいい鍛冶師(名前は本人の願いにより伏せてある)。
母親は別の大陸にあるドワーフの王家らしい。
筆記試験は・・・
国語91点
数学95点
歴史94点
魔法93点
政治・経済92点
の合計465点で平均は93点。
実技は445点
物理と魔法を併用した魔法剣士だったそうな。
魔法剣士って憧れるよね。
まあ私は魔法刀士?だけど。
私は更に読み進めていった。




