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イカ戦士 〜水中の生物と共に行く異世界冒険記〜  作者: のこじ
第四章 学園大暴れ編
56/78

45、学園での新しい出会い

新章開幕!


以前学園の施設について少し説明した部分を省略し、こちらの方に書かせて頂きました。

一部説明が変わっております。

私は学園に来ている。


まあ教師たちとの顔合わせかな。

その前に学園長室にいるスクイの下へ直行!


学園長への挨拶が先だと思うからね。

まあ二回目だけど。

しかもそのときは学園長室の前まで転移で直接向かったし。

セキュリティ?知らない単語だなぁ。


月夜は今日はお留守番。

カイやフィン達と遊んでもらっているよ。


廊下を歩いていてもすれ違う生徒はほとんどいない。

新学年が始まるからね。

教師は多かったけど。


歩いていると、教師の1人が私に話しかけてきた。


「あれ、君。見ない顔だね。他の学校からの留学生かな?」

「この度この学園へ教師として務めさせていただくこととなりました、海鳴異花と申します」


初対面の相手への第1印象は大事だと思う。

先輩になるであろう人だしね。


「はは。そんなに固くなくてもいいよ。そんなに偉い人でもないし。生徒ではなく教師だったんだね。僕はヒョウカ。よろしく」

「よろしくお願いします」


ヒョウカさんは身長が185センチぐらいあるから私が完全に見上げる形となっている。


異世界基準では人族の身長の平均が日本と比べると異様に高い。

異世界では成人男性の平均身長は180センチぐらいあるし、成人女性の平均身長は165センチぐらいあるからね。

身長が成人女性の平均よりも低いことと、私はいつもの私服(ジャージ+ローブ)で来ているからか、生徒と間違えられたらしい。


「ところで、教師ってことだけど、この前の特別推薦枠の教師さん?」


特別推薦枠?

ああ、あの皇帝からの推薦のやつね。


「多分そうだと思います」

「奇遇だね。僕も昔、特別推薦枠でこの学園に採用されたんだ」


つまりそれなりの実力があるということかな?

ヒョウカさんとしばらく話しながら歩いていると、学園長室まで着いた。


「あっそういえば。学園長は結構戦いが大好きだけど無視したら良いからね」

「忠告ありがとうございます。一応知り合いではあるので、大丈夫です」


知り合いと言うよりは仲間だけど。


「じゃあまた後で」


ヒョウカさんは信頼できそうかな。


取り敢えず学園長室に入る。

そこではスクイが待っていた。


「異花様こんにちは。学園はどうでしょう?」

「前も来たけど広いし、子供達が学ぶにはちょうどいいんじゃない?」


学園は、大きく5つのエリアに分かれている。


1つ目が学習エリア。

座学を中心に行う。

様々な実験もこのエリアで行う。


2つ目が実技エリア。

対人や対魔物、魔法の特訓やスキルの活用方法などの戦いの訓練を行う。

闘技場もこのエリアにある。


3つ目が生活エリア。

寮や食堂、風呂などがこのエリアにある。

食堂の料理はお財布に優しく、絶品。


4つ目が職業エリア。

服屋や屋台、鍛冶屋など様々な店が格安で物を売っている。

しかも職場の体験もできる。

生徒達が経営している店もある。


5つ目が交流エリア。

学校での集会や、他の生徒とのコミュニケーションを行う。

冒険者ギルドや商業ギルドなどのギルドがここにある。

職員室や学園長室もある。


・・・という感じになっている。


私の好きなエリアは生活エリアかな。

のんびり過ごせそう。


「異花様には高等部1年生の担任になってもらいます。担当する科目は『総合戦闘』の担当をお願いします」


いきなり担任かぁ・・・。

責任重大じゃん。


それと、『総合戦闘』ね。

『総合戦闘』は多種多様な戦闘に関する科目かな。


この学園は授業を選択して受ける。

私1年目だし、私の授業を選択をしてくれる人いないだろうなぁ・・・。


まあ少しの人数でもしっかり教えることができるように教材を集めよっと。


しばらくスクイと打ち合わせが続いた後、私は職員室に向かった。

感想を初めて頂きました。

ありがとうございます。

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