41、帝都の観光withルカ(冒険者ギルドで―――はマズイかな?)
毎日投稿11日目です。
私は『リヴァイアサン』を創造した。
と言うか憧れるよね。
ファンタジー物の海の王者でしょ!
まあ異世界だけど。
『リヴァイアサン』は”神獣”に分類されるらしい。
”神獣”とは神族の一種で、知性と理性のある魔物の上位個体が極々稀に”神格”を得て信仰度が一定値まで届くと神に届くことのできる種族のこと。
まあそんなレアな生き物を創造しちゃったんですけどね。
リヴァイアサンには名前が必要そうだし、名前を付けてあげることにした。
名前のない神はあまりよろしくないと思うからね。
「『命名』リヴ」
リヴです。
特に深い意味はない。
リヴちゃんを取り敢えず鑑定。
あ、リヴちゃんは女の子ね。
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名前:リヴ
種族:リヴァイアサン(幼体)
レベル:1
攻撃力:300000
知力:300000
防御力:100000
精神力:100000
素早さ:100000
魔力:300000
信仰度:0
魔法:水属性魔法(極)、聖属性魔法、闇属性魔法、光属性魔法、回復魔法、神聖魔法、結界魔法、空間魔法
固有魔法:深海魔法
スキル:《水操作》《物理、魔法、精神攻撃無効》《状態異常無効》《眷属化》《人化》《無効貫通》《環境適応》《水創造》《思考加速》《並列思考》《縮小》
創世スキル:《禍渦》
器:”渦の器”
称号:海王
神獣
神ならざる者に創られし者
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うん、まず幼体なのね。
幼体でありながら、30メートルほどの巨体となっている。
デカすぎ。
大きければ強いってもんじゃないと思うけどなぁ。
ステータスが最早レベル1のステータスじゃないんだよね。
創世スキルあるし。
リヴは幼体だから喋れるかわからないから、試すことにした。
「リヴ?はじめまして〜」
「キュイ?キュイ!」
・・・。
鳴き声が完全に幼体だ!
念話はできるのかな?
〈念話はできる?〉
〈できるよ―〉
できるらしい。
なら良いや。
と言うか創造した瞬間から者得ることができるって凄いなぁ。
どこから基礎知識を手に入れてるんだろ?
すると、ルカ達がやってきた。
「異花?なにそれ?」
ルカがリヴを指しながら言っている。
「この子?リヴァイアサンのリヴだよ」
「お姉ちゃん?また知らない子拾ってきて・・・。何をやってるの?」
ヤバい、月夜が暴走しかけている。
困ったら〜。
月夜ナデナデターイム!
ナデナデ。
「えへへ。おねちゃんありがとう!」
かわよ。
「そもそも創っただけだから何も問題ないよ」
「問題しか無いよ!伝説の神獣でしょ!」
そうだっけ?
問題はないと思うんだけどね。
神獣は探せば居るし。
「あのな、俺の目には恐ろしい化け物の如き水竜の進化版みたいなのが居るんだが。だれか嘘だと言ってくれないか?」
現実です。
「この子は私の魔力が空気中の魔力と同化しちゃったから仕方無しに魔力から創り出したよ」
「仕方なしじゃないよ!」
やっぱり冒険者ギルドでリヴァイアサンはまずかったのかな?
「あ、そういえばエンカさん、私達の強さ分かりましたか?」
「お、おう。わかったぞ。Cランクから始めることになるが良いな?」
「はい」
「じゃあ発行するから待っときな」
手際が良くて良いね。
と言うか技術が進歩してすぐに発行できるようになったんだろうな。
あれ、技術?
「ルカ、何でこの世界では1000年も経ったのに技術があんまり進歩していないの?」
「それは、月夜ちゃんのせいかもね」
私がいないことで暴走した邪神魔帝王ってことね。
もしかして魔物を強くしたせいで技術の進歩のためのお金を回せなかったってことかな?
エンカさんがやってきて新品のギルドカードを私達に渡してくれた。
「これがギルドカードな。無くすなよ」
こうして、私は冒険者を再開したのだった。
三桁pv感謝!




