閑話、年越し
本日2話目です
年末がやってきた。
12/31日。
私はルカとカイと一緒にいる。
《創造》で創り出したこたつを出して、こたつの中に入っている。
こたつって良いね。
「異花、もうすぐ新しい年が始まるね。あと1時間ぐらいで新年っ!」
カイがこたつに入りながらなんか言ってる。
新年ってそんなはしゃぐものかな?
「新年はジャンプしなきゃ」
ルカは何めんどくさいこと言っているの?
年が変わったとしても年越しなんか永遠と来るから今回に限る必要はあるのかな?
「めんどくさいとか思わない!異花、みかん取ってきて」
あ、顔に出てたかも。
ルカは私を下僕かなんかかと思っているのかな。
「《創造》みかん」
取り敢えずみかんを創造した。
ルカにそれを渡した。
「すっぱ!なんでこんなに酸っぱいの!?」
「あれ?甘くしたはずだけど」
おかしいな、めちゃくちゃ甘くしたはずなんだけど。
「あ、もしかしたら最後に食べたみかんが酸っぱかったからかもしれない」
「甘いみかん買ってきて!」
ルカってそんなみかん好きだっけ。
どちらかと言うと鈴音のほうが柑橘類好きだった気がするんだけど。
「今の時間帯店やってないよ」
そもそも店今やってない。
「カイ!みかん作って」
困った時のカイ頼み。
まあカイは次元神(自称)だから神だとは思う・・・?
「仕方ないなぁ、こんな事もあろうかとみかんを箱買いしてきたんだよ」
「箱買い!?どこでそんな箱買いできたの?」
「地球の日本で買ってきたよ」
カイ知らないうちに地球行ってきたんだね。
・・・ん?
「地球に行ったの?今のカイのまま地球に行くと結構目立つんじゃないの?」
銀髪とかかなり目立つと思うんだけど。
「髪は黒く変色させてメガネかけたから大丈夫!」
「異花ぁカイちゃんはメガネかけても目立つと思うんだけど」
ルカの言う通り目立つと思われる。
だってカイは胸がヤバいからね。
でかい。
「かなり目を引いたと思うんだけど」
「認識阻害し忘れたから大丈夫!」
うんうん。
認識阻害したのn・・・。
してないの!?
「認識阻害はしなければ意味ないでしょ!」
ルカが突っ込んでいる。
「つけ忘れちゃった!テヘペロ!」
テヘペロじゃないよ!
それはだめでしょ!
まあそんなこんなで23:59になった。
「あと一分で新年だね」
「今年も色々なことがあったね」
私はルカたちと再会できたことが大きいかな?
・・・。
時計が00:00になった。
「「「ハッピーニューイヤー!」」」
あ、私までノリにのっちゃった。
2023年ももう終わりですね。




