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イカ戦士 〜水中の生物と共に行く異世界冒険記〜  作者: のこじ
第三章 ”混沌の時代”(カオス・ワールド)
43/78

36、フィンのスパルタ訓練キツそう。

毎日投稿6日目!

流石に毎日投稿きついです。

フィンは()私の神界にいるらしい。

私の神界は私が神でなくなった時に私は場所を忘れてしまったが、カイは覚えていたらしく、私に座標を教えてくれた。

座標が分かれば転移ができるから、転移をしてそこに向かった。


転移をすると、そこでは男女種族問わず多くの人物がフィンの下で訓練をしていた。

あ、スライム状態の月夜を連れて行くと邪神魔帝王とバレるから、月夜は人型状態で行ってもらったよ。

ちなみに、カイとイカ戦士も連れて行っている。

まあカイ達は訓練している人にも認識があるだろうしね。


私達が到着すると、フィンがすぐ気づいた。


「あ!異花様!お久しぶりです!」


フィンが元気よく私の下に来た。


「フィン、久しぶり。元気だった?」

「元気です!最近は訓練を頑張らせています」


私に訓練を見たい言うと、訓練の様子を見せてくれた。


フィンがさっきまで訓練の指揮を取っていたところまで戻って訓練を再開させた。

訓練は見ている感じハードだった。


今は剣術の訓練を行っている。

みんなしてステータスが10万台まで到達しているから世界の平均的には強い部類だと思う。

剣は剣神が見てくれたようでだいぶ強い。

剣神は約1000年前に私の刀がどのぐらい強いのか試す時に一度手合わせをした。

私はステータスに物を言わせて勝った。

剣技では負けていたが、封印の最中に脳内でイメージトレーニングをして、封印が解けてそのイメトレ通りに動く訓練を私もした。

だから今は剣技で負けるということはないだろう。


スクイの訓練を彷彿とさせる。

とにかくスパルタ。

まあスクイに影響されたんだなと思う。

そういえば・・・。


「カイって剣できたっけ?」

「んー?私は剣を使えないよ。か弱い女子だからね!」


か弱くはないと思う。


「私はその代わりに創世スキルを極めたからね」


まあ創世スキルについては今の私じゃ勝てるわけがない。

いつかは勝ちたいけど。


今後の課題は創世スキルの応用かな?

そんな事を考えていると、魔法の訓練が始まった。


「魔法も皆できるの?」

「うちの学校のエリート達ですから」


スクイが答えてくれた。

今は全員で同時に同じ魔法を行使する練習のようだ。

ホントに戦争でもするつもりかな?


「戦争でもするの?」

「いや、()()()が来るための訓練です」


その時ってどの時だよ?

もしかしてカイが前に言っていた”契約”に関係することかな?

だいぶ大掛かりなことをしているね。


魔術の訓練が終わった。

そして、私はフィンに声をかけに言った。


「フィン、お疲れ。1000年前からいる人だっていると思うんだけど、そういった人たちの精神のケアってどうなってるの?」

「異花様、ありがとうございます。しっかり精神のケアは取らせています。まあ言うならば長期休暇や娯楽を適度に与えています」


なるほど。

まあそういうのがあれば1000年間生きていても発狂とかしないんだな。

私は創造神時代の記憶によると暇だったときは寝てたなぁ。

まあ暇だったからだけど。

そもそも寝る必要もないからね。


私は人間の三大欲求が殆ど無い。

自らが興味の湧いたことだけをしている。

これは創造神だった頃のことで、今は全然欲求がある。

一度人間になっているからかな?

性欲はほぼ無いけど。

悲しいことにまだ好きな人がいないからね。


「異花、どうしたのそんな悲しそうな顔して」

「カイ〜。好きな人がいない〜」


カイがなんとも言えない表情をしている。


「急だね。異花の条件が厳しいだけでしょ。ホントに異花がちょっとしたヤンデレ(相手がいない)だからだと思うよ。まあ私としては異花の好きな人がいなくてちょっとよかったよ。相手がいないおかげで私達との時間が取れるからね」


落として上げたね。

まあ私としても仲間との時間が無くなるのは嫌かな。

でも好きな人も欲しいというジレンマに陥っている。


「でもそん条件に合うような相手はいないんじゃない?と言うかそんな条件にする理由があるの?」


理由か・・・。

分からない。

でもせめてこの条件でと私の心の最深部が言っている。


まあいつかは見つかるでしょ。

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