表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
イカ戦士 〜水中の生物と共に行く異世界冒険記〜  作者: のこじ
第三章 ”混沌の時代”(カオス・ワールド)
40/78

33、え?カイ強すぎ!

毎日投稿3日目です。

神々しくなったカイが現れた。


「異花!久しぶり!」

「久しぶり、カイ。1000年ぶりかな?」


今のカイはやばい。

私の全ての本能がそう言っている。

恐らく敵対したら負けるのは私だろう。

まあ敵対するようなことは無いだろうが。


「異花のお陰で消失せずに済んだよ。ありがとう」

「どういたしまして?もしかして、私が―――な存在になったから私でもあるカイも―――な存在になったということ?」

「そういうことだと思う。今の私は”次元神”を名乗ってるよ。まあ、消失しかけたときに謎の次元に飛ばされたからね。そこから戻るために”器”が発生したよ」


器?ということはカイはもう私ではない私とは別の独立した存在ということね。


”器”は独立した存在しか手に入れることができない。

1スキルでしかなかったカイは独立した存在ではなかったが私とのリンクが消失する寸前で私が―――な存在になったからカイも―――により独立した存在に変化したという事だろう。


「ところで、何の“器”を手に入れたの?」


カイの“器”が気になる。

器は持っているだけで世界に多大な影響を及ぼすからね。

まあ、“器持ち”が多い世界程、世界が成長しやすいからね。

実際、月夜がいる事でこの世界は感情で溢れて、他の世界よりも異世界からの転生者が多くなっている。

それ程、“器持ち”が世界にもたらす影響が大きいのだ。


「私の”器“は―――と―――と―――と“次元の器”だよ」


やばい。

まじでやばい。

私よりも器が多い。

全ての器が強いけど、1つ目の器が最強すぎる。

2つ目と3つ目も1つ目に並ぶ強さとなっている。

正直、私が全力で相手をしても軽く捻り潰されると思う。

これらの器を手に入れられたのは、“無限にある次元の中で消滅をしかけた”からだろう。

私の”創造の器“、“森羅万象の器”では太刀打ちできないと思う。

まあ器のことは置いておいて、


「カイはなんでここに?」


私はなんでカイが急に来たかが気になる。


「異花を見つけたらイカ戦士に私に連絡をさせるよう言っておいたからね」

「ん?どうやって連絡したの?魔力が使われたような痕跡はなかったけど」


魔力の波動は感じられなかった。

どういうこと?


「それはイカ戦士を鑑定したらわかるよ」


イカ戦士を鑑定すると・・・。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


名前:スクイ

種族:神化・イカ戦士

レベル:10000

攻撃力:100000000

知力:100000000

防御力:100000000

精神力:100000000

素早さ:100000000

魔力:100000000

魔法:《イカ魔法》《全属性魔法》《神聖魔法》《回復魔法》《時空魔法》

装備:神剣・ディメンション

スキル:(エンシャントスキル)《完全再生》

    (ゴッドスキル)《水生生物召喚》《神のイカ》《イカ召喚》《イカの手》

    (ロストスキル)《思考超加速》《多重思考》《並列詠唱》《光速演算》《無詠唱》《攻撃無効》《状態異常反転》

    (創世スキル)《イカ戦士創造》

器:”イカ戦士の器”

称号:イカ戦士

   神の創りし者

   元精霊神の加護

   元精霊神の眷属

   次元神(自称)の眷属

   イカの神

   ルベフォード帝国第一学園学園長


スプリームスキル以下省略


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


なんか強くない?

月夜よりもステータス高いし。

と言うか神化とまで書いてあるし。

もう神なの!?

流石に神化は完全な神であり、亜神ではない。

なのに、鑑定ができてしまっている。

一応月夜も神だが、神魔王は亜神であり、神ではない。

だから鑑定が通用した。

だけど、神は鑑定が効かないというルールがあるのに鑑定が通じている。

なんで?


「あれ、スクイは神とお書かれているのになんで鑑定できるの?」

「そこ!?いや、まあそれは異花が―――な存在になったからだけど」


そういうことね。

―――な存在になると、神の鑑定もできるのね。

前あったときバデとかの鑑定もすればよかった。

と言うか”イカ戦士の器”って何?

まあそういう器なんだなと思ったらその通りなんだけど。


「そんなことより称号のとこ見てよ!」


称号・・・ん?


「この次元神(自称)の眷属のこと?」

「自称は置いといてそうだよ。眷属は魔力無しでの独自の念話回路があるからね」


そういうことか。

それで呼んだのね。


「スクイはいつの間に神になったの?」

「カイ様の眷属になったときに神になりました」


そういえば、私の創造した生物の1人であるフィンはどうなんだ?


「ところで、フィンはどうしたの?いつもスクイと一緒にいた気がするけど」

「フィン?それは・・・」

「異花、私から説明するね。フィンも私の眷属になってもらったよ」


つまり次元神(自称)の眷属ね。


「それで今は、スクイの集めた人材の強化を行っているよ」


ほんとに、スクイたちは何を滅ぼそうとしてるのかな?


「そんなに戦力を集めて何をするの?単に私の部下を増やす目的以外にもあると思うんだけど・・・」

「実はね、とある神との契約でそのことは話せないの。たとえ私が―――な存在でもその契約は私という存在を全てから消すからどうしても言えないの。ごめん」


そんなにヤバい契約ね。

一応『嘘発見器』を使ったけど、嘘は発見できなかった。

これについては深堀りするのは今はやめておこう。


しばらくスクイやカイと談話していると、学園長室の窓に知らない人がノックして来た。


「伝令!学園に邪神魔帝王が襲来しました!」

カイさん強すぎ。

イカ戦士もだいぶ強いです。

学校➡学園にしました。

昨日何故か一日で100pv以上のpv数を出せました。

ありがとうございます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ