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イカ戦士 〜水中の生物と共に行く異世界冒険記〜  作者: のこじ
第三章 ”混沌の時代”(カオス・ワールド)
39/78

32、ルベフォード帝国第一学園なんだけどよく知った顔ばかり

毎日投稿2日目です。

今日もギリ間に合いました。

”ルベフォード帝国第一学園”

それはルベフォード帝国で最も優れた学園である。

幼等部から始まり、初等部、中等部、高等部の順で一貫している。

地球で言うところの幼稚園から高校までひとまとめにした学園となっている。

これ以外にも研究機関が内包されている。

入学した学生は幼等部は5歳から7歳、初等部は7歳から10歳、中等部は10歳から12歳、高等部は12歳から15歳の計10年間通う。

また、初等部や中等部や高等部などの途中から入学することもある。

この世界の住民の殆どはこの学園を目指す。

なぜならこの世界で最もレベルの高い教育をここで受けることができるからだ。

ここを卒業するだけで、一部例外を除きほとんどの職業につくことができる。

それに、国に大きく貢献するような論文を発表すると、叙爵することもある。

その分入学も厳しいが。


そんな学校の教師に私はなることができた。

なんか嬉しい。

余談だが、入学するより教師として採用される方が難易度が高いらしい。


学園はめちゃくちゃでかい。

もはや学園都市となっている。


なぜ私は今、学園長に挨拶をしに行っている。

学園長は珍しい種族らしい。

学園長室の目の前までたどり着いた。

そして、学園長室の扉をノックして、入るように言われる。

そして開ける。

そこには・・・。



スクイがいた。


「なんでスクイ!?」


なんでスクイが居るの!?


「お久しぶりです、異花様。封印から開放されたのですね」

「スクイも久しぶりって・・・。1000年前から姿変わらないね。もしかしてこの学園を建てたのもスクイ?」

「はい、そうです」


スクイが建てたんだこの学園。

そんな財力どこで手に入れたんだろ?


「この学園を建てるのも金かかったんじゃないの?」

「金はかかりましたが、邪神魔帝王討伐を倒した1人となっておりましたので財力には問題はありませんでした」

「え?スクイって邪神魔帝王を倒した1人なの?」

「邪神魔帝王を勇者たちと倒しました」


あのラドラとか言う人はこの事を言っていなかったから、多分勇者をメインにしたいという帝国の意図が感じられる。

まあ、その分金をもらったんだろうな。


「でも、なんで学園を建てたの?」

「学園を建てることで素晴らしい人材を確保し、異花様が封印から開放された時の部下を増やすためです」


スクイは組織でも作ろうとしているのかな?


「それで、今も部下は居るの?」

「1000年前から着実に部下をちょっとずつ増やして、現在1万名程おります」

「え、1000年前時から生きているってことはエルフとか魔族とか中心ってこと?」


1000年以上寿命があるのはそんな感じの種族ばかりだから。

流石に人だということはない・・・よね?


「エルフや魔族もおりますが、メインは人族です」


まじで!?

どうやって1000年生きてるの?

1000年生きる方法なんてほとんど無いよ?

一応、上位種に進化する、純度100%エリクサーを飲む、不死鳥から血をもらうがメインだと思うけど・・・。


「寿命をどうやって増やしたかですが、《意思》であるカイ様が増やされました」


カイ!?

何でカイが!?

消失したんじゃなかったの!?


「カイが居るの!?カイは無事なの?」


スクイに聞くと、あり得ない答えが帰ってきた。


「カイ様は一時的に消失したのは事実だそうです」


消失したのになんで帰ってこれたの?


「ですが、カイ様曰く”世界の意思”が”意思”であるカイ様を新たなる次元の存在として昇華したそうです。恐らく、今の異花様と同じ状態なのではないでしょうか?」


つまりカイは私と同じ―――な存在になったということね。


「カイ様は現在・・・」


すると、空間が歪んで・・・私とは違った銀髪黒目で神々しい姿になったカイが姿を表した。


「ここにいるよ。久しぶり!異花!」

イカ戦士とカイ復活!

学校から学園に変更しました。

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