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イカ戦士 〜水中の生物と共に行く異世界冒険記〜  作者: のこじ
第三章 ”混沌の時代”(カオス・ワールド)
37/78

31、学園へ行こう!(後編)

本日2話目

本日2話投稿です

次は実技の試験。

学園にある闘技場を使って試験を行うらしい。


学園に闘技場があるってどうなんだろうね。


実技の試験は、魔法の威力、スキルの使用、武術の強さらしい。

どれも本気でやれと指示されているが・・・

私が本気でやったら世界壊れるよ!?

と言いたい。


まず、魔法の威力測定。

少しずつ出力を上げて魔法を撃ちたいと思う。

とりあえず、出力0,00001%。

ちなみに世界を破壊した時は出力1000%。

つまり世界を破壊するエネルギーの1億分の1ということだ。

まあ『神級全属性複合魔法』換算だけど。


勿論私が使うのはそんな物騒な魔法ではなく、『初級火属性魔法』にする。

神級魔法なんてぶっ放したら、出力が低くてもここらへんの一帯が更地になるからね。

この試験では標的が用意され、その標的に向かって魔法を放つというものになっている。

ちなみに標的の的は、魔法耐性がめちゃくちゃ高い、『ウォータータートル』という、亀の魔物の甲羅を使っている。

水瓶かよ!?

とツッコミたい。


それは置いといて、どのぐらい魔法耐性が高いかというと、今も何処かにいるであろう、スクイの魔法を耐えれるレベルだと思う。

久々にスクイの顔が見たくなってきた。


「では標的に好きな魔法を打って下さい」


試験監督に言われた。

え、神級魔法打っていいの?

落ち着け私、自重をするんだ。

前に自重をしなかったせいで1つの世界そのものを破壊したんだ。

しっかり『初級火属性魔法』を打つんだ。


(出力0,00001%、『ファイアーボール』)


私の手のひらから半径3メートルほどの大きな火の玉が現れた。

出力低くして、初級魔法でこれかよと言いたい。


魔法の威力はその人の”知力”に依存する。

一般的に知力の高い人ほど威力が強い。

私の知力は無限にあるから、出力を少しでも減らさないと大変なことになる。

ただ、魔法にも級ごとに最大威力が決まっているらしく、今の私のファイアーボールは最大威力になっているっぽい。

ただ、的を狙いにくいから『魔法操作』で圧縮した。

圧縮したら、赤く光っていたファイアーボールが小さくなって白くなったが。

的を狙って・・・打つ!


私の出したファイアーボールはすごい速さで飛んでいき、甲羅を貫通して、闘技場の壁を貫通して、地平線の先へと消えていった。

ちなみにこのファイアーボールが別の大陸のある国まで届き、重要人物の命を救ったのは別のお話。


試験監督を見てみると・・・私を見て震えていた。


「あの〜、結果の方はどうなんでしょうか?」

「ご、ごご、ごご合格でしゅ」


なんか噛んでいるけど合格は合格だね。

よし次の試験を受けに行こう。


というわけで、試験監督が変わって、スキルの使用の試験が始まる。


「好きなスキルを使用してください」


好きなスキルって・・・《創造》でいいのかな?

いや、《森羅万象》の『完全無限収納・保存・複写・接続・分析』でいいか。

とりあえず、そこから適当に魔物の死骸を出しておく。

なんだっけこいつの名前?

ベヒモスっだっけ?

『死体操作』でこいつ操ったらいい感じの芸ができるんじゃないのか?

魔物(こいつ)を操って、ジョ●ョ立ちをさせてみた。

うん。これで大丈夫かな?


試験監督を見てみると・・・私を見て震えていた。


「あの〜結果の方はどうなんでしょうか?」

「ご、ごご、ごご合格でしゅ」


さっきもこのシチュエーションを見た気がする。(2回目)


まあいい。最後の試験を受けに行こう。


試験監督が変わって、武術の強さの試験が始まる。

試験監督は、筋肉がすごい人だ。


この人とちょっと戦うらしい。

まあ勝てるでしょ。

一応私、1000年前に剣神に剣で勝っているし。

武器がたくさん並べられている。

この中から、好きな武器を使うらしい。

まあ私の一番好きな武器の刀があったから、それを使うが。

試験監督の筋肉さん?は素手で戦うらしい。


勿論、刃は潰してあるからね。

切れたりしない・・・よね?


審判がやってきて、戦いが始まった。


とりあえず、背後に速攻で移動して首の寸前で刀を寸止めする。


「審判さん。判定をお願いします」

「え?あ、異花さんの勝ちです」


試験監督を見てみると・・・私を見て震えていた。


「あの〜結果の方はどうなんでしょうか?」

「ご、ごご、ごご合格でしゅ」


なんか今日何回もこれを見ている気がする。(n回目)


3つ合格をもらったから、文句なしの合格だね。

合否発表は・・・無事合格だった。


こうして、私はこの学園―――『ルベフォード帝国第1学園』へ教師として通うことになった。

前回お伝えした通り、投稿を一旦休止させていただきます。

12月25日までに投稿を再開する予定です。

(お詫びも兼ねて)12月25日〜1月8日は毎日連続投稿を出来るようにします。

異花は自重というものを知りません。

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