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イカ戦士 〜水中の生物と共に行く異世界冒険記〜  作者: のこじ
第一章 異世界にやってきた
3/78

2、転生した

目が覚めるとさっきまでいた場所と似ている場所だった。

だけど水中にいるような感覚だった。


「なんか身長縮んだ?あとこんな髪の毛の色じゃなかった気がするんだけど」


そんなことを呟いていると、前とは違う女の人がやってきた。


「海鳴異花さんこんにちは。私は水神アクアです。転生おめでとうございます」

「あ、ありがとうございます?転生もう終わってるんですか?赤ちゃんにはなってはないけど」

「はい、もう終わっています」


そう言うと、どこからともなく大きな鏡を持ってきた。するとそこにはさっきの女神と蒼髪の美幼女が映っていた。


「これが・・・自分?」


前世の頃の普通の容姿ではなく別人の容姿が映っていた。


「貴女は『精霊』に転生をしました」

「え、精霊?」

「はい、そうです」


精霊に会いたいなと思ってたら私がなるのかよと言いたい。


「いくつか質問いい?」

「どうぞ」

「1つ目、ここはどこ?」

「ここは私の神界です。私の神界は水中を模しています」


この人も神って言っていたな。

ここ結構心地が良いかも。


「2つ目、転生したけど名前はそのままでいい?」

「ご自由にどうぞ」


新しい名前とか面倒臭いから前のままでいいや。


「3つ目、同じく転生したはずの瑠花はどこ?」

「別の場所で生まれています」


瑠花に会いたい。

あ、もしかしたら瑠花が召喚してくれるかもしれない。


「4つ目、私の属性って何?」

「水です」


精霊には属性があると相場が決まっている。

ダメ元で聞いたけどしっかりあるんだね。


「もう質問はいいや、ありがとう」

「どういたしまして。精霊には務めがあります。それは召喚されるということです。精霊召喚で召喚されることですね」


あー瑠花が持っているスキルね。


「召喚主って選べるの?」

「普通は選べません。ですが貴女は精霊の上位種である『大精霊』ですので選べます。ただ、大精霊は召喚できる人が数少ないので選べる人も必然的に少なくなってしまいます」


よし、瑠花に頑張ってもらおう。


「務めが終わったら?」

「自由です。異世界を観光するもよし、冒険するもよしです。精霊召喚されるまではまだ先でしょうから、私が戦闘訓練をつけてあげましょう。まずは『ステータス』と言ってステータスを開いてください」


神による特訓ということかな?


「『ステータス』」


テンプレだなーと思いながら言った。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


名前:海鳴異花

種族:水の大精霊

レベル:1

攻撃力:100

知力:1000

防御力:100

精神力:100

素早さ:100

魔力:1000

魔法:《水属性魔法》《聖属性魔法》《精霊魔法》

スキル:(スキル)《身体強化》《魔法強化》《魔力自動回復》《体力自動回復》

   (レアスキル)《鑑定》《言語理解》《浄化》《ステータス偽装》

   (エクストラスキル)《精霊術》《環境適応》

   (スプリームスキル)《鑑定無効》《精神攻撃無効》《状態異常無効(加護)》

   (エンシャントスキル)《生物創造》

称号:転生者

   水の神アクアの加護

   水中生物に好まれし者


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


「レベル1にしてはステータスが高いですね」

「スキルってこんなに多いの?」

「多い人は多いです」

その後、今持っている私のスキルや魔法などについて聞いたところこんなのになった。


魔法

《水属性魔法》...水属性の魔法


《聖属性魔法》...聖属性の魔法


《精霊魔法》...精霊のみが使える魔法


スキル

《身体/魔法強化》...ステータス/知力を倍にする。使った魔力×秒続く


《魔力/体力自動回復》...1秒に1魔力/体力が回復する


《鑑定》...物質や人のステータスなどの詳細を表示する


《言語理解》...言葉を理解し、話せたり、書けたりする


《浄化》...水や空気を綺麗にする


《ステータス偽装》...ステータスを偽装する


《精霊術》...精霊をを従えたり召喚したりする


《環境適応》...過酷な環境でもすぐに適応できる


称号

転生者...転生した者に与えられる。レアなスキルをたくさん手に入れたりすることができる


水の神アクアの加護...水の神アクアの加護を得る。これがあるだけで水属性魔法が強化される。また状態異常にならなくなり、魔力/体力の回復速度が10倍になる


水中生物に好まれしもの...水中生物に好まれる。そこにいるだけで水中生物がやってくる。


「スキルの大盤振る舞いだけど、これらのスキルをくれたのは...?」

「私です」

「称号も...?」

「私です」

「へー」

「では訓練を始めましょうか」

「ちょっと待って!」


せっかちなのかなこの(ひと)

まだ聞きたいことがあるんだけど。


「ステータスについて聞きたいんだけど」

「ステータスについてはこちらをご覧ください」


紙を渡された。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


ステータスについて


名前・・・名前が表示される。

種族・・・種族が表示される。

性別・・・生物学的性別が表示される。一応心の中の性別にも対応されているという優れもの。ちなみに、転生する前と違う性別だった場合、転生前の性別も表示される。

年齢・・・年齢が表示される。転生前の年齢との合計は横に表示される。

レベル・・・レベル。上がるほどステータスも上がる。レベルが上がることで進化する種族もある。カンストは無い。レベルは上がれば上がるほど上がりにくくなる。

攻撃力・・・高ければ高いほど、物理的な攻撃の攻撃力が上がる。物理的なスキルはこちらのステータスを用いる。

知力・・・高ければ高いほど、魔法的な攻撃力が上がる。魔法的なスキルはこちらのステータスを用いる。

防御力・・・高ければ高いほど、攻撃からの自身へのダメージを減らせる。

精神力・・・高ければ高いほど、精神的攻撃からの自身へのダメージを減らせる。また、状態異常などにもかかりにくくなる。

素早さ・・・高ければ高いほど、素早く動ける。

魔力・・・スキルや魔法を使うのに必要だったりするもの。枯渇すると、体がだるくなる。

魔法・・・魔法。沢山の種類がある。魔力を使う。大きく分けると、攻撃魔法と補助魔法に分かれる。

スキル・・・スキル。沢山の種類がある。魔力を使う。大きく分けると、アクティブスキル・・・任意で発動するスキルと、パッシブスキル・・・常に発動するスキルに分かれていいる。

称号・・・称号。持っているだけで様々な効果が起こるやつもある。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


・・・。

性別の説明って、TS転生対策だよね!?

よかったぁ、男とかに転生しないで。


まあ置いておく。


こんな感で、水神との訓練が始まった。

スキル書くのが大変でした...。

次回は瑠花編やります。

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