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4 私、筆頭聖女ですから

 シェリーン様に会ったと言っても遠目に見ただけですが。

 王都に来て三日、教会本部の宿舎に寝泊りして王都の教会を何か所か、王宮、冒険者ギルドに商業ギルドなどを回って自己紹介。顔つなぎ?

 あと筆頭聖女としての服も作ってもらった。

 当初、他の聖女達のように法衣に似たドレスを…と言われたが断った。

 私は戦地を走り回るので、そんな服では動けない。式典用と言われても、式典なんて年に一度もないだろうし。

 相談の結果、パッと見た感じは法衣だが、作りは取り外しが簡単なマントにしてもらった。

 マントの下は皮鎧の冒険者スタイル。

 落ち着く。

 ドレスとか絶対に無理。

 こんなの作っても着ないのに…と思っていたら、すぐに着る機会が訪れた。

 ヴァイマール王国王太子夫妻に騎士団の訓練を見学してもらうそうで、同席するようにと呼ばれた。

 場所は王都近くの演習場で魔物はあまり現れないとのこと。

 ヴァイマール王国王太子夫妻とそのお付きの方達、我が国の国王、王太子、護衛騎士が少し離れたテントの下で談笑していた。

 見た瞬間にわかった。

 遠目で見ても光り輝いているってどうなの?あんなにきれいな人が元婚約者では、そりゃ、一生独身宣言するわ、私でもする。

 勝った、負けた以前の問題。

 古参聖女達、すごいな。あの雲の上のお方と張り合ったわけでしょう?その太々しいほどの勇気を分けてほしい。

 せっかく筆頭聖女になったのに、これで堂々とロラン様のお側に居られると思ったのに。

「リンディ、どうした?」

「………はい?」

 ロラン様が心配そうに私を見ている。

「今日は元気がないな。何か…、悪いものでも食べたか?」

 ………そう思いますよね、普段の私を知っていれば。

「いえ、大丈夫、です。全然、今日も元気いっぱいです」

 苦笑された。

「今日は見学だけで、明日には王都を出られる。早く辺境伯の騎士団と合流しよう」

「はい」

「こういった式典に近い場は時間がとられるだけであまり意味がない。我々は辞退したいと申し出たが、教会本部にどうしてもと言われて断れなかった」

 まさかと思うけど、先代筆頭聖女へのあてつけではないよね。今は新しい筆頭聖女がいますよ~…とかだったら、担当司祭を一発、殴りたくなる。

「ロラン様、王都を出る前に王都名物、食べたいです。できれば甘いもの」

「それくらいの時間なら作れるな。明日の午前中は王都屋台巡りでもしようか」

 それは素敵な提案。

 過去は過去、未来は未来。ロラン様の過去も、私が平民であることも変えられない。

 気持ちを切り替えて…。

 ぶわっと鳥肌が立った。

 騎士団が訓練をしている方向を見る。

 不自然な土煙があがっていた。

「ロラン様、魔物です」

「確認をしてくるから物理結界を張って待機しているように」

 魔力を使いたくなくて結界石を地面に置いた。

 ここに居るのは教会関係者。司祭様が二人と私には近寄っては来なかったけど二席から五席までの古参聖女達もいる。聖騎士は八人。あと、ケイク。

 ケイクと私以外は緊張した面持ちだ。

 ロラン様が戻ってきた。

「訓練場に罠が仕掛けてあったようで、魔物が複数体、現れている。数は不明。散らばっていると守りが薄くなるから、全員、王族のテントに移動をして」

 王族のテントとは顔が判別できる程度の距離だ。すぐに合流できた。

「結界を張ります」

 シェリーン様が素早く物理、魔法結界を張った。確認しなくともわかる。かなりの強度だ。

「私は騎士団の元へ行く。ケイクはリンディの護衛として残ってくれ」

「え、いいんすか?」

「通常の魔物討伐なら連れていけるが…、今は何が起きているかわからない。怪我人がいたらこちらに運ぶよう指示をするので救助に徹してほしい」

 ロラン様が真っすぐ私を見た。

「リンディ、君ならできる。この国の筆頭聖女として、王族を守ってほしい」

 頷きたかったが、変な風に…強張った顔しかできなかった。

 一緒に行きたい。

 それを言っていいのか、残ったほうがいいのかわからない。

 迷っている間にロラン様が飛び出してしまった。近くにつないであった馬を借りて走り出す。

「ロラン様、大丈夫かしら…。剣はまり得意ではなかったわよね」

「まさか…」

 私の後ろにいた子さん聖女達がひそひそと話している。

 シェリーン様への当てつけで死ぬつもりでは。

 なんてことを言うんだ、この人達、信じられない。

 そんなはずない、死んだりしない、今が幸せだって言ってたもの。

 死んだりなんか…。

 絶対に死なせない。そんなことを言われたら、力技で阻止するしかない。

「ケイクッ!」

 周囲がビクッと私に視線を向けてきたが、気にしている場合ではない。羽織っていた法衣風マントを脱ぎ捨てた。髪飾りも外して、邪魔にならないよう髪をまとめ直す。

「おっしゃ、リンディ、行くんだな!?」

 慣れたもので、すぐに私の背に弓矢を装着してくれた。何が起きるかわからないため、両手に強化グローブをはめる。こちらも革製で、拳の当たる部分に鉄板を仕込み、手首も保護している。薄い皮を使っているため弓矢も使える。

 誰に言えばいいかわからないが、ロラン様の弟…、王太子殿下とは一応、面識がある。

 視線を向けて。

「救援に向かいます」

「ま、待って、まだ確認の最中だ。何が起きているのかわからない。君を危険な場所に行かせるわけには…」

「大丈夫です」

 今までも大丈夫だった。なら、これからだって大丈夫にしてみせる。

「私、筆頭聖女ですから!」


 テントを飛び出して、ロラン様と同じように馬を借りた。ケイクが乗った後ろに飛び乗って、すぐ。

「見えた!ケイク、馬、降りて走るよ」

「了解」

 馬から飛び下りて、矢を放つ。騎士を襲おうとしていた狼型の魔物の眉間に刺さった。

「ケイク、治癒魔法を飛ばすから、重症者だけ移動させて」

「任せろ」

 ケイクに身体強化と俊敏性の魔法をかけて、目についた怪我人には治癒魔法、元気そうな人には身体強化、魔物には矢を放つ。

 魔物、多いな…。大きな牙を持つファングウルフに六目マンティス、シェルスライムと生息地がバラバラなものが集まっている。

「シェルスライムは冷えると動きが鈍ります!できれば氷魔法、水魔法でも効果あります。六目の弱点は背中です、チーム戦で主力が背後から切りつけてください」

 私の嫌いな芋虫もいる…。

 進めば進むほど魔物も怪我人も増えたが、混乱しつつもなんとか持ちこたえている感じ。

「重傷者を前線から下げてください、テントに聖女達がいます」

 矢が無くなったため、落ちていた長剣を拾って魔物に投げた。ドスッと大きなクマの首に刺さる。熊とか狼は物理で殴る。とにかく殴るしかない。

 落ちている剣を拾っては投げ、拾っては投げていると…。

 巨大な鎧カエルが居た。ロラン様も居た…ってか、舌に巻かれている。

「ケイクッ、いる!?」

「おうっ」

 側に走ってきたケイクが両手を組み、土台となる。ケイクの組んだ手の上に片足を乗せて…、思い切り跳んだ。

 握った拳に力を込める。

 魔力も乗せて、カエルの横っ面を殴り飛ばした。ぐにゅっとめり込んだら気持ち悪いな…と思っていたら、幸い?鎧部分に当たったようで、カエルが吹っ飛んだ。

 ロラン様は直前に自力で舌を切って地面に落ちていた。嫌そうな顔で舌を外している。うん…、ぐにゅっとしていて気持ち悪いよね。

「ロラン様、ご無事ですか?」

 私を見て、すぐにその背後に視線を移した。

「ケイク、何故、連れてきた?」

 わ、わぁ、これまたレアなお顔。怒った顔もかっこいい…。

「いや、これ、どう考えてもリンディがいたほうがいいっしょ?ついでにオレも」

「それは…」

「ロラン様、お説教は後で聞きますから、先にあいつ、やっつけちゃいましょ」

 鎧カエルの舌は短くなったが、まだ無力化はしていない。

「もう一回、跳びますから大きな氷をカエルの頭上にお願いします」

「わかった」

 ケイクを土台に先程より高く跳ぶ。足元に大きな氷のが現れた。私から見ると円形で、恐らく円錐形。下は尖っているはず。

 氷を割らない程度の力で下に向かって撃ち落とした。


 魔物が減ってくると騎士団が本来の力を発揮し始めた。

 統率が取れて、機能的に動き始める。

「騎士団の訓練場に魔物が現れるよう、魔法陣で簡易魔素溜まりが作られていたようですね」

「狙いは王族かもしれない。戻ろう」

 慌てて戻ると三人の黒いフードをかぶった男達が王族のテントを攻撃していた。

 攻撃…、頑張ってしているが、まったく通る気配もない。

 見事な対魔法結界だ。

「さすが先代筆頭聖女様…。私、あれほど強固な結界を張る自信がありません」

「同じである必要はないよ。リンディにしかできないこともたくさんある」

「そう、ですか?」

 にっこり笑って頷く。

「さぁ、あの馬鹿どもを捕まえよう。二、三発、殴っても問題ない。王族を守るためだ」

「ですよねっ!」

 三人の男達の背後から近づき、ロラン様、ケイクとタイミングを合わせて殴って気絶させた。


 魔法使い三人はヴァイマール王国の活動家だった。国外…それも王家がポンコツと名高いスタロガスト王国ならば警備も薄いだろうと計画してのことだった。

 スタロガスト王国にも協力者が居て、騎士団に所属している一人だった。職場環境に不満があり、酒場で愚痴っていた時に声をかけられた。最終的には高額報酬につられて警備の事や視察の情報を流していた。

 捕まえた三人を縛って騎士団に引き渡した際。

「なんで…、なんで、おまえがここにいる!」

 騎士の一人がケイクに突っかかった。

「お~、ワーグじゃん、久しぶり~。辺境伯領からこっちに移動してたんだな」

「お、おまえっ、辺境伯領に居るんじゃ…」

「それがさ、リンディが筆頭聖女様が選ばれてさ。オレ、その護衛なんだわ」

「はぁっ!?」

 そこから、怒涛の自爆だった。

「なんでお前が、そんな大役を務めているんだよ。男爵家の六男のくせに…っ、騎士学校でもそうだったよなっ。ヘラヘラして、努力なんてしてないくせに、いい成績とって、手柄総取りで」

 顔を見るだけでも腹が立つので、卒業後の進路はあえて厳しい辺境伯領に志願した。辺境伯領は実力主義だ。ここでのし上がる…と思っていたら、ケイクもいた。

 普通、成績上位者は王都の騎士団に入りエリートコースを進むのに。

「まさか、今回のことも情報を仕入れていたのか?」

「んなわけないじゃん、ちょっと前まで辺境伯領の遠征軍と一緒にあちこち飛び回っていたのに」

「オレのこと、マークしてたんだろっ。あいにくだな、証拠なんて残してねぇからなっ!」

 勢いって…、怖い。

 ロラン様をチラッと見ると、小さく首を横に振っていた。そして、ワーグ君の後ろに立っていた騎士達は目が点になっていた。

 うん…、証拠はないのかもしれないね、でも、みんなの前で思い切り怪しい発言、しちゃったよね。

 ぎゃあぎゃあとケイクに文句を言ってるけど、たぶん…その迂闊さというかツメのあまさで、一番になれなかったんだと思うよ。

 この後、拘束されて、あっさりと陥落してしまった。


 犯人を拘束した後もバタバタと忙しく、王族たちは王宮に戻り、教会関係者達も教会へと戻った。

 私達は王宮での宿泊を促されたが断って、教会の宿舎に戻った。

 ロラン様は捜査協力で王宮の騎士団の元に残っていたが、ケイクと私は帰ってもいいって。政治的なことはわからないからね。

「さすがに疲れた…かも?」

「なんで疑問形なんだよ、そこは疲れた、でいいんじゃねぇの?」

「なんか、興奮しちゃってまったく疲れてない気もする」

「あぁ…、まぁ、オレもそうだけど、でも、疲れてると思うぜ?たぶん布団に入ったら、即落ちだな」

 そうかなぁ…と思っていたが、布団に入ったら本当にすぐに眠ってしまった。

 翌日、気は進まなかったもののロラン様と合流して王宮に向かった。

 わかっている範囲内での説明と、活躍に対する褒賞があるらしい。先に簡素な事務室で簡単な段取り説明があり、その後、広く美しいティールームに通された。花が飾られて華やかだし、テーブルやソファも可愛らしい。

 誰との面会かは聞いていないが、たぶん偉い人。緊張するから嫌だな…。

 座って待っていても良いと言われ、ロラン様と私が並んで座る。ケイクは護衛として壁際に立った。私もそっちに行きたい。

 落ち着かないため、気になっていることを聞く。

「褒賞って何がもらえるのか、もうわかっているのですか?」

「昨日、打診があったから馬と武具、防具を頼んでおいた。後日、商人が領地に出向いて適当に搬入してくれるんじゃないかな」

 そうか、それは助かる。魔物相手だと武器、防具も消耗が激しいし、馬も…年齢やケガで世代交代がある。

「リンディは宝石やドレスのほうが良かったかな?」

「まさか。そんなものを貰っても使い道、ありませんよ」

「それはわからないと思うけど…」

 いや、絶対にない。

「興味もないの?」

「似合わないと思うので、無駄かなって」

 ロラン様が『そんなことないのに』と笑う。

「今後はお洒落も覚えた方がいい。そういった機会が増えるから」

 筆頭聖女になるから?それは少しめんどうだ。

 他愛ない話をしていると、今日の面会相手がやってきた。

 ヴァイマール王国王太子夫妻が現れたものだから、ピーンッと緊張してしまう。

 うぅ、王太子も眩しいし、王太子妃も眩しい。

 立ち上がると『非公式だから楽にしててよい』と言われ、ソファに座る。お茶とお菓子が準備され、メイドさん達も壁際に下がった。

「今回は我が国の者達が迷惑をかけた。国に連れ帰り、相応の罰を受けることになるだろう。居合わせた貴殿らのおかげで被害が最小限であったと聞いた」

「こちらにも落ち度がございましたので、今後、一層、気を引き締めて鍛錬に励みたいと思います」

 話は王太子とロラン様が進め、シェリーン様は横で微笑んでいるだけ。私も…、そもそも王族と元王族の会話に入れるわけもない。黙って聞いているうちに話が終わった。

 それでは…と、立ち上がる。

 私達も立ち上がって。

「リンディさんでよろしかったかしら?」

 シェリーン様に話しかけられ、『はひぃ』と裏返った声で返事をしてしまう。は、恥ずかしい…。

「お若いのね」

「えっ、いえっ、十八、なのでっ」

 にこにこと笑って、ロラン様を見た。

「本物の筆頭聖女が見つかったのですね」

 ………はい?

「リンディさんを見て、思いました。この方が本物の筆頭聖女だとすれば、確かに私は偽物でした」

 ………え?いやいやいや、え、何を言ってるの?本物?聖女に偽物ってあるの?

「私、癒しの魔法に関してはそれなりに…と思っておりましたが、あれは…無理です。頼まれても、それが筆頭聖女の仕事だと言われても無理です」

 巨大な鎧カエルを素手で殴るのは、どうしてもイヤ。

「シェリー、それは私でも無理だよ」

「まぁ、アルフレッド様でも難しいことですか?」

「我が国の騎士団の中でも、アレを素手で殴れるのは三割…、いや、二割いればいいほうじゃないかな」

 横でロラン様が小さな声で言う。

「それを言ったら、うちの騎士団にだって、一割いるかどうか…」

 そういえば、ロラン様があいつの舌に捕まっていたのに、騎士団の人達はそばにいなかったなぁ。

 殴った私が言うのもなんだが、あれは聖女の仕事ではありません。

「良かったですね、ロラン様」

 シェリーン様はそう言うと静々と部屋を出て行った。王太子殿下も行こうとしたが、立ち止まって。

「君がシェリーにした事は許せないが、私に嫁ぐことになったのはそのおかげでもある。それに…、あの子は気にしていないようだからね。気にしない事にするよ」

 そう言って去っていった。

 えーっと………、ちょっと別の意味で疲れが。

「シェリーン様って天然の不思議ちゃん…」

「そうなんだと思う。だから…、余裕のない私とは最初から合わなかったんだな。あの頃はいつも何かに追われているような焦りがあったから」

 カリカリイライラしている隣で、おっとりマイペース、でも仕事が早くて完璧…は、確かにイラッとするかも。

 ケイクとワーグもそんな感じだ。ケイクは勘が良くて、察する能力が高い。本人は『兄弟が多いとそうなる』と言っていたが、それだけではない。チャラッとした口調で軽々とこなしているように見えるから、勝ち負けを気にする人にはきついかもね。

 みんな大変だ。

 その点、私は単純明快。

「じゃ、考えずに即行動、わかりやすい私とは相性、ぴったりですね」

 なーんちゃって。と、笑おうとしたら。

「そうだね。リンディがどんどん走っていってしまうから、追いかけるのに必死で余計なことは考えなくなくなったよ。きっとこれからも…、君の背を追う生活になるんだろうなぁ…」




 私が追いかけているとばかり思っていたら、そうではなかったようだ。

 その年、遠征が落ち着いて領地に戻った後、ロラン様にプロポーズされた。

 一生、独身宣言を撤回してくれたのはとても嬉しいけど、された瞬間、動揺のあまり。

『私の方からするプロポーズする予定だったのにっ』

 と叫んでしまい、仕切り直すことになってしまった。

 悩みに悩んだプロポーズの言葉は。

「二度と鎧カエルになんか襲わせません」

 真剣に言ったのに却下された上、言い直しを命じられ…。

 え~、そんなのもう、ストレートに言うしかないじゃん…と伝えた愛の言葉。

 好きです、一目惚れです、初めて会った時から結婚したいって思っていました、めちゃくちゃ好きです。

 恥ずかしさもあって、早口で並べ立てた言葉。浪漫も色気もなかったけど…。


 でもロラン様はとても嬉しそうで、大きな笑顔を見せてくれた。

閲覧ありがとうございました。

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