プロローグ
設定終了後、そのまま喫茶店へ…
「獣人の初期設定ってどれくらいなんだろう?」
「獣人の初期設定は最弱だよな?最初のモンスターは倒せるとは思うが…それプラス、ドワーフがどれだけの魔法が使えるかが問題だな。」
美咲の答えに、空は答えた。
獣人は最弱設定…
「やってみなきゃ分からないし、もしめちゃくちゃ弱くても最終強くなったら良いんじゃない?ドワーフはあまり魔法を覚えないってなってるだけで、小さい魔法使えるかも知れないし…。」
「美月らしいな。」
陸はふわっと笑う。
「空…」
「なんだ?」
「エルフ選んだのは魔法目当てか?」
「バレた?」
空は舌をちょっと出して、小さく首を横に傾けた。
「ばればれだ。俺もお前も運動出来るからな。」
まぁ皆がやりたいキャラをやれたら良いけどなとボソッと陸はつぶやき、呆れながら空を見た。
「獣人は、魔法特化と剣術特化があるけど、美咲が剣術で美月が魔法だよな?」
「そうだよ!!!私が魔法使うと誰に当たるかわからないから。」
美咲は威張りながら答えた。
何故こうゆう時威張るのかは謎だ。
まぁ…美咲が魔法特化にするとどうなるかなど分かっているが…。
美月、空、陸は美咲がはちゃめちゃに魔法を使ってバテるのが分かっていた。
数分4人で話し合いをしていたが、やってみないと分からないとゆう事で、一旦解散し個々に帰路に着いた。