プロローグ
いよいよゲーム設定だ。
「えーっと…種族かー」
美咲は真剣に考えている。
HPは体力、MPはマジックポイント(魔法を使う時に使う物)
ヒューマン(人)HP、MP、攻撃力、スピード普通。(全て標準)魔法を覚えると、剣で攻撃しながら魔法が撃てる。ただし、覚える魔法は小規模魔法のみ。
ドワーフ MPよりもHP多め。職人タイプ。(武器や防具を作るのにオススメ)魔法はあまり覚えないが、盾で味方を守ったり大物を振り回し、敵を攻撃する前衛タイプ。ただしスピード遅め。
エルフ HPよりもMP多め。生産タイプ。(ポーションや食べ物を作るのにオススメ)攻撃力は低めだが、魔法で支援する後衛タイプ。スピードが速い為、威力は少ないが剣で攻撃しながら魔法が撃てるが、大規模魔法のみ。
獣人 HP、MP共に少ない。初期は誰よりも弱いが何を特化にするかは本人次第。
やり方次第で誰よりも弱く誰よりも強くなる。強くなる方法は自分で探そう!!!
「へー獣人って美咲好きそうね。」
美月はそう言って美咲を見る。
「誰よりも弱く誰よりも強くなるかー。」
美咲は目を輝かせながら面白そう♪と言い「美月もこれにしようよ!!!」「はいはい。」という感じで2人は獣人を選んだ。
「って事は、俺と陸でドワーフとエルフで別れた方がいいな。」
「そうだな。ドワーフがどうゆう魔法を使えるようになるかだよな。」
ドワーフは完全に前衛型と考え、魔法は使えないと思った方が無難。
その逆にエルフは魔法特化。
完全な後衛型。
「陸、運動得意だろ?俺エルフやっていいか?」
「まぁ…別にいいが…。」
エルフの方がスピード重視だから運動を言うのなら普通エルフなんだがな。
と陸は思いながらも了承した。






