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あいつが盗られた。  作者: 森のアカゲラ
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集い。

 高いビルに囲まれた、ヒルトンホテル。


 駐車場から、美少女達がラウンジに到着した。


 各々、注文を終える。


 程なく、入り口からこちらも美少女がやってくる。


 「牧子ママ、こっち。」


 「真央、真央!」


 「牧子ママ、又泣いてる。せっかくのかわいい顔、台無しだよ。」


 「だって!あっ、皆さんお久しぶりです。連絡、ありがとうございました。もう…!」


 「とりあえず、座ろうか牧子ちゃん。飲み物は?」


 「じゃあ、アイスコーヒーで。」


 「えっと、直子ちゃん?」


 「はい、よくわかりましたね。」


 「うん、直子ちゃん目立つから。」


 ニヘラ~。


 「何、笑ってんの真央。あんたのせいでも、あるんだからね。」


 「真央、子供出来たの?どうやって、コウノトリさん?」


 「んな訳ないでしょ、牧子。あいつよ、あの柏木よ。」


 「祥子ちゃん、知っているの?あの人も、真央の庇護者よ。」


 「ふーん、どっちでもいいわ。それより、自分の事わかってるの?」


 「えぇ、聖者でしょ。祥子も、そうよね。だから、転校する時頼んだのよ。」


 「そんな前から、知ってたんだ。でも、言えないか。その頃の私じゃあ、追いつかないわ。」


 牧子も祥子も、アイスコーヒーを一気に飲み干す。


 「おかわり、頼もうか?」


 【お願い!】


 「ママ達は?」


 色々聞いて、メモってる。


 「じゃあ、直子お願い。」


 「なんでよ!」


 「師匠に、逆らうん。」


 「もう!」


 「牧子ちゃん、この後の予定は?」


 「しばらく、何も無いですよ。親も事情知ってますから、連絡さえ入れれば大丈夫です。」


 「助かるわ、ありがとうね。悦子、しばらく牧子ちゃんを拉致するわ。牧子ちゃん家に行って、事情を説明して。後、牧子ちゃんの荷物も持って来て。」


 「なんでよ、いつも私に押し付けて。まっ、しょうがないか。その前に、牧子ちゃんの承諾取りなさいよ。」


 「牧子ちゃん、いい?」


 「是非、みんなもよろしくね。」


 「真央、嬉しそうね。祥子先輩、泣いてるわよ。」

 

 「泣かないで、僕のチュッパチャプスあげるから。」


 「あんた、馬鹿ー!チュッパチャプスで喜ぶ人が、どこにいる。あら、いたわ。」


 「直子にも、あげようか?」


 「いらないわよ、やっぱりちょうだい。保世おばちゃん、私達は?」


 「東京タワー、行きましょ。明日は、朝からディズニーランドだから早く帰るけどね。」


 【ワーイ、ヤッター!】


 「じゃあ、牧子ちゃん頼んだわね。悦子も、気をつけてね。」



 「ママ~、帰る。イヤー、怖い!」


 真央が、泣きじゃくっている。


 「ウリー、オラー、ウリウリ!」


 「ヤメレ、直子!お願いだから、ヤメレ!」


 面白そうに、真央を端に引き摺って行く。


 「あんた達、本当仲良しね。うるさいから、少し静かにしなさい。」


 「ア~ン、ショコママ助けて。僕、死ぬ!」


 「直子ちゃん、その辺にしといてあげて。真央も、身重なんだから。」


 「あじがと、ショコママ~。直子の、バ~カ!」


 「こらっ、真央!」


 「又、直子がいじめる。ショコママ~、抱っこ。」


 「はいはい、ほら!」


 「えっ、落ちる!堕ちるよ。ショコママ、なして?ワ~ン!」


 「貸して、祥子先輩。」


 直子が、あやし始めた。


 「ねんねん、コロリよ♬おコロリよ♬」


 「フニュ、フニョ…。」


 直子、磨きをかけたな。


 今日から、ツンデレマスターじゃな。



 


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