表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
あいつが盗られた。  作者: 森のアカゲラ
62/91

夏の出来事。9

 先生にお礼を言って、母さんを連れて家へ帰る。


 祥子ちゃんも、ついて来てくれた。


 家に帰ると、姉さんと真央がファミコンで麻雀をしていた。


 一気に、疲れた。


 「お帰りなさい、お風呂入れようか?」


 「帰ってたの、ご飯食べた?お土産、あるわよ。」


 「何、あっショコタン。」


 「真央、こっちおいで。」


 「ショコタン、ボクね。」


 「何も、言わなくてもいいわ。真央は、私が守る!」


 「ショコママ~、ウワ~ン、ウッ、ウッ、ウワ~ン!ウエー、オエー!」


 「どうしたの、真央?」


 祥子の巨乳に挟まれて、真央が窒息していた。


 「あらら、やっぱり祥子ちゃんも最強ね。」

 

 「真央、起きて!」

 

 「んっ、ぱぁ。ボク、どうしたの?あっ、ママ何食べてるの?」

 

 「悦子が持って帰って来た、お寿司よ。」


 「かんぴょう巻が、二個しかない!ママ、あっ食べちゃダメ。」 


 「あんた、ご飯いらないって言ってたじゃない。」


 「今、殺す!そのかんぴょう巻食べたら、やっちゃうからね。」


 「保世、やめんか。意地悪するで、無いよ。真央も、かんぴょう巻位で母親に殺意を向けないの!」


 「ほら、食べなさい。あぁ、怖かった。」


 「ウ~ン、ママのいけす!」


 「保世、何でそんなに真央を可愛いがるの?あんたも、そろそろ子離れしなさいな。」


 「母さん、うるさいわよ。しょうがないじゃない、真央はたった一人の子供なんだから。」


 真央が、私のおっぱいを強請り出した。


 「祥子ちゃん、真央におっぱいあげて。」


 「真央、欲しいの?」


 「うん、ママのせいでお腹が空いた。」


 「大きいわね、祥子ちゃん。たくさん、入ってそうね。」


 恥ずい、そんなにジロジロ見られても。


 「ゴクッ、ゴクッ、ンパッー、オイチ。ゲフッ!」


 「本当に、赤ちゃんだね。保世とは、正反対だよ。」


 「ママは、ボクと違ったの?」


 「この子は、勝ち気でね。いつも、反抗してばっかり。反面教師で、悦子はとてもいい子だったけどね。」


 「やめてよ、母さん。」


 「ところで、柏木さんの所はどうだった?」


 「関わらなければ、何もしなくていいって伝えたわ。納得はしてないけど、受け入れるしか無いわよね。希人君は覚醒したみたいで、渋々納得してくれたわ。問題は、この子ね。」


 「真央、まだ揉め事起こそうってのかい?」


 「ボクは、何もしてないよ。」


 「真央が、未練タラタラなのよ。だいぶ、気持ち良かったんでしょうね。もう、希人君の前で発情しまくりで。」


 「なっ、ママ!」


 祥子が、しょんぼりする。


 「祥子ちゃん、お茶入れに行きましょう。ここには、オブラートに包む人はいないから。」


 「はい、悦子さん。」


 お湯を沸かしながら、それぞれのカップを用意する。


 「悦子さん、真央っていつから男の人と?」


 「わからないけど、だいぶ小さい頃からね。あの子、父親に売られてたのよ。」


 「えっ、それって!」


 「ひどい、話よね。私も、あの人が死んでから聞いたんだけど。」


 「真央、かわいそう。何で、逃げなかったの…。」


 「真央もだいぶ痛めつけられてたけど、姉さんもやられてたからね。自分が我慢すれば、守れると思ったのかな。」


 「ひどい、酷すぎる……。」


 「祥子ちゃん、真央は今逃げ場所を探しているわ。お願い、見捨てないであげて。」


 「う~っ、真央。」


 「保世、妊婦の前でタバコ吸うな。」


 「大丈夫よ、母さん。この子は、殺しても死なないわ。」


 「私が、あんたを片づけたろか!」


 「ウソよ、やめて~。」


 保世が、玄関を飛び出して行った。


 「ンフフ、はい真央にはミロね。」


 「ありがとう、ショコママ。」


 「祥子ちゃん、それ飲んだら真央をお風呂に入れちゃって。」


 「いいですよ、後でも。」


 「ほら、真央がトローンとしてるもの。」


 「わかりました、ありがとうございます。」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ