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あいつが盗られた。  作者: 森のアカゲラ
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目覚め。4

 帰り道、営林署の購買に寄る。

 先月分の支払いと、駄菓子の補充しに来た。

 「お姉ちゃん、これと支払いお願いします。」

 「真央ちゃん、来ちゃったの?」

 「ううん、ママの。」

 本当はね、このナプキンねボクのなの。

 一応、念の為って言うか。

 痛いのよ、出血はしてないと思うけど。

 あいつ、容赦ないの。

 こっちは、年端も行ってる幼児なのに。

 あっ、紙袋に入れた。 

 余計、目立つじゃん。

 とりあえず、コーヒー牛乳だけ飲んで。

 瓶は片付けたし、帰ろう。

 「ただいま!」

 んっ、誰もいないの?

 鍵開けて、っと。 

 何だ、寝てるだけだし。

 「んっ、真央帰ったの?」

 「うん、ただいま。お姉ちゃん、りんごジュース飲む?」

 「ありがとう、営林署寄って来たの?」

 「うん、これママのブラック。」

 「あそこ、安いもんね。何で、あんたあそこで買い物出来るの?」

 「じいちゃんが、営林署の人だから。」

 「あっ、満也君のお父さんか。」

 「まっ、作業用品とお菓子しか売ってないからね。あんまり、使わないか。」

 「今日、遅かったね。」

 「うん、お仕事の依頼して来た。」

 「そうか、あんまり無理しちゃ駄目よ。」

 「うん、ありがとう。」

 ムリしました、いっぱいしました。

 おかげで、あそこが悲鳴上げてます。


 「おやっ、真央いたの?」

 「うん、ただいま。」

 「今日、何が食べたい?」

 「作るの、私なんですけど!」

 「んとね、中華丼。」

 「ねえ、聞いてる?人の話、聞きなさいよ!」

 「うるさいねえ、男日照りでイライラしてるんじゃない?真央、ちょっとは分けてあげなさい。」

 「ふえっ、ボク…。」

 

 翌朝、一応学校に行く。

 剣道部の様子も見るが、メインは図書館だ。

 借りてた本を返して、又借りる。

 今日は、キリンさんの本。

 それと、ホルモン分泌学の本。

 「真央ちゃん、おはよう。」

 「おはようございます、今日はキリンさん。」

 今日は、司書の先生がいた。

 ボクの憧れの、職業。

 司書になって、いっぱい本が読みたい。

 無理かなぁ。

 高い棚に、手が届かないもの。

 そして、部に顔を出す。

 差し入れを持って来た。

 カップアイスが、たくさん。

 みんなで、食べる。

 おいちい。

 ショコママが、お口を拭いてくれる。

 いっぱい、抱っこされた。

 栄養分補給だって。

 たらい回しに、された。

 最後は、宮ちゃんのお腹に着地。

 みんな、頑張ってね。

 「バイバーイ!」


 着くのがお昼だったので、彼のお母さんからカレーに誘われた。

 ボクの大好きな、超甘口カレーだ。

 希人が、いっぱい唐辛子をかけている。

 馬鹿なの、バカなんでしょう。

 「おいち、お母様。」

 「たくさん食べてね、真央ちゃん。」

 小っちゃい子だから、あまり食べれないけど。

 フゥ、食べた。

 お腹、いっぱい。

 抱っこされて、お母様に髪の毛を梳いてもらっている。

 彼、イライラしてる。

 今日は、しないわよ。

 男の人と違って、毎日毎日したい訳じゃないの。

 会うだけで、十分だもの。

 たまには、親孝行しなさい。

 彼が、一人で離れに行った。

 「怒っているんかね?」

 依頼をしてくれるみたい。

 相変わらず、無口だ。

 お母様も、後片付けをするみたいで台所に行った。 

 「真央ちゃん、後で食べて。」

 バームクーヘンを持たせてくれた。

 離れに行くと、パソコンに向かいカチャカチャやってる。

 ボクを見て、冷蔵庫からオレンジジュースを出してくれた。

 口づけをして、又パソコンに向かう。

 怒っている訳では、無さそうだ。

 ボクは、持って来たキリンさんの絵本を読み出す。

 そのまま、寝てたらしい。

 希人が、おっぱいに吸いついてる。

 「おいしい?」

 止めない、おいしいんだ。

 満足したみたいで、離れてくれた。

 フロッピーを渡された。

 「もう、終わったの?」

 「あぁ、だからご褒美な!」

 キュロットと一緒に、ショーツも脱がされた。

 あれ、今日は痛くなかった。

 ボク、緩くなったの?

 まっ、痛いのよりいいや。

 「愛してるよ、真央。」

 へっ、今何て…。

 何か言おうとしたら、くちびるをふさがれた。

 ずっと、愛してね。

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