目覚め。2
部活に顔を出すと、ネコさんに呼ばれた。
新しい練習メニューで、分からない所を教えろと。
ネコさん、すぐ理解してくれた。
これで、一安心だ。
ショコママにも、呼ばれた。
何で、休むのって?
嘘はつきたくないけど、仕事を優先するからって。
大人の、嘘だ。
若者は、傷つけたくない。
少し様子を見て、道場を後にする。
ショコママに、週末泊まりに来てとお願いしたら喜んでくれた。
ボクも、うれしい。
後ろ髪引かれながら、トーマスに乗り込む。
走る事、三十分。
彼の家に、到着。
車庫にトーマスを入れ、そのまま二階へ上がる。
彼の部屋は、離れになっている。
車庫の二階が、部屋だ。
お風呂は無いけど、シャワーもトイレもある。
しかも、エアコンまである。
田舎にしては、珍しい。
なかなか、お金持ちの様だ。
元々、年の離れたお兄さんの部屋だったらしく年代物のステレオが目立つ。
ドアをノックすると、そのままベッドに連れていかれた。
ボクのくちびるを貪り、胸をまさぐる。
「待って、お母さんの所に行かなくちゃ!」
「そうか、痛くなかったか?」
「うん、大丈夫よ。」
相変わらず、口数が少ない。
二人で、母屋に向かう。
「真央ちゃん、今日もかわいいわね。早く、お上んなさい。」
「これ、つまらない物ですが。」
角館で買った、木櫛を渡す。
「気、使わないで。まぁ、装飾が綺麗。ありがとうね、真央ちゃん。」
なぜ、ドヤ顔なの希人?
お母さんが、紅茶とバター餅を用意してくれた。
「たんと、召し上がれ。」
「おいしいです、お母様。」
「もう一回、言って!」
「おいしいです。」
「違う、そこじゃなくて。」
「お母様?」
ボクを抱っこして、頬ずりしていた。
「母ちゃん、何やってんだ。」
「うるさい、バカ息子。真央ちゃんは、かわいい娘なのよ。あぁ、私の願いが叶ったわ。」
バター餅が、詰まった。
ごめんなさい、ボク男子なんです。
だから、娘にはなれません。
「真央、一人娘だろ?嫁には、来られないよな。」
あんたもか、希人。
現実は、厳しいわよ。
「あら、希人。あんた、次男なんだから気にしなくていいわよ。」
はぁ、もう考えるの辞めよう。
「母ちゃん、富岡さんの所行くんじゃなかった?」
「あら、もうそんな時間?真央ちゃん、ゆっくりしていってね。」
「はい、ありがとうございます。お気を付けて、いってらっしゃいませ。」
離れに戻ると、エアコンを入れてくれた。
やる気満々の少年を制して、シャワーを浴びる。
それなりに、準備がいるのよ。
バスタオルを巻いて、部屋に出る。
戦闘準備が出来た希人が、ボクを抱き抱えて押し倒してくる。
シャワーで火照った身体に、エアコンの風が心地いい。
そのまま、組み敷かれ何度も愛された。
久しぶりだったので、やっぱり痛かった。
でも、許してもらえなかった。
又、シャワーを浴びながら流れ出るモノを洗う。
これで、あの人の子供が産めたらなぁ。
彼が、乱入して来た。
もう、ムリです!
ダメだね




