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④ マドレーヌ~乙女ゲーム・超個人的思い出と共に

 異世界恋愛モノの定番に

『ふと気付くと、乙女ゲームの世界に転生していて……』

 というのがありますよね?

 大体主人公は王子の婚約者で、でもその王子が馬鹿で浮気者で、公衆の面前で婚約破棄を宣言する……と。


 実はそういう乙女ゲーム、私はやったことはないのですけど(え?)、乙女ゲームの元祖であろう『アンジェリーク』はかなりやりました。

 やり出すとハマりますねえ、ああいうの。

 弟に借りて『ときめきメモリアル』もひと通りプレイし、少年気分で女の子たちをオトしたりもしていました(笑)。

 私が初代ときメモでお気に入りだったのは、マッドサイエンティスト少女の結奈ちゃんでした。

(できればゲーム内で、彼女と世界征服の野望を果たしたかったww)


 さて『アンジェリーク』。

(ちょっと調べましたけど、1994年発売のゲームだったのですね。古い…)

 普通の女の子なのに宇宙を統べる女王の能力が発現したアンジェリークと、名門の生まれで女王の能力が発現すべくして発現したロザリア。

 プレイヤーはヒロイン・アンジェリークになって、とある惑星の大陸の住人に力を貸し、町が栄えて人口が増えるように頑張る。

 人々へ力を与えるのが、守護聖と呼ばれている九人のおにいさんたち。

 彼らと親密度を上げ、効率的に大陸を栄えさせて女王になろう!というゲームですけど、キモは女王になるより、守護聖を誑かして(笑 『守護聖』になったら、後は女王陛下に仕えて過ごすしかない彼ら。何故か男性しか守護聖になれない模様。結婚はもちろん恋人や愛人も持てない雰囲気ですから、彼らの恋愛耐性はウチのマーノ……若き日のマイノール・タイスン並みwに低いと思います。可愛い女の子がちょっとコナかけたら、簡単にフラッとくるでしょうね……)恋仲になり(つまり攻略して)駆け落ちEndを選べるところ、でしょう。


 ちなみに私の推しキャラは『地の守護聖・ルヴァ』さま。

 頭はいいけど天然でほやんとしていて、恋愛に疎いんだけどいったん恋をすると一途な感じ……で好きです。

(今思いましたけど、ルヴァさまってウチの結木くんとキャラかぶっていますね~。私もある意味ブレませんww)


 ツンとした美人で有能で優秀だけど、意地悪な言動で主人公を煽ってくるロザリアが、多分『悪役令嬢』の元祖でしょう。

 ゲームをしていて、ロザリアってこっち見下す態度はムカつくけど、真面目に惑星の育成を頑張っているし守護聖の皆さんと適切な距離を保ちつつも親密度を上げているし、女王は彼女がなるべきじゃないかと思いましたね~。

 昨今の『悪役令嬢』が主役のラノベで、『ヒロイン』ポジの子が恋愛脳だったり性格悪かったりするのは、この頃から連綿と続くプレイヤー(もしくは読者)のモヤモヤ気分のせいかと愚考します(笑)。



 閑話休題。

 あはは、このままダラダラとアンジェリーク関連のおしゃべりしてても構いませんけど、一応お料理エッセイですからねえ、コレ。

 本題?に戻しましょう。



 実は『アンジェリーク』のイベントに


【自分が育成している町へ頻繁に視察しに行き、住民と親密度を上げてお菓子あるいはお菓子の材料をもらう】


 というのがありまして。

 住民からもらった材料でお菓子を作り、意中の守護聖に渡して親密度を上げるというあざとい(笑)作戦な訳ですが。

 その時の『マドレーヌ』に必要な材料がほぼそのまんま、私が作っていたマドレーヌの材料だったので、ちょっと驚きました。

 ゲームだからもっと簡略化・あるいはちょっとくらいいい加減でも許されるのになあと思いました。

(ぶっちゃけ一度の視察で1アイテム、ランダムでしかもらえないので、材料揃えるのが面倒なんです…)

 そこはさすが、硬派なシミュレーションゲームを作ってきたコーエーさんだとヘンな感心の仕方をしました。

 まあ、こんな感心の仕方をするのは私のような変人だけかもしれませんけど。



【アンジェリークも作った…かもしれない、マドレーヌの作り方】


〈材料〉

 小麦粉(薄力粉) 100g

 ベーキングパウダー 小さじ1

 砂糖(グラニュー糖) 100g

 バター 100g

 たまご 2個


〈作り方〉

※ オーブンは200℃に余熱しておく。

※ 型(マドレーヌ型など)に分量外のバターを塗っておく。

① 材料の計測。

 小麦粉を粉ふるいなどで量り、そこへベーキングパウダーを入れてよく混ぜておく。

 砂糖をボウルで量る。

 バターを小鍋に入れて量り、トロ火にかけて溶かす。

② 砂糖の入ったボウルへたまご2個を割り入れ、泡だて器でよく混ぜる。

③ ②へ計量した小麦粉とベーキングパウダーをふるいながら入れ、混ぜる。ちょっと粉っぽくても大丈夫。

④ ③へ溶かしたバターを加え、ぐりぐりと力強くよく混ぜる。

⑤ ④の種がなめらかになるまで混ぜると、型へ入れて余熱が済んだオーブンへ。

 200℃のオーブンで15分焼けば出来上がり。


 バターは無塩バター(+塩1つまみ)が正統ですけど、有塩のバターでも作れます。

 私は有塩のバターで、知らん顔で作っています(笑)。

 家庭パティシエの作るお菓子は、そのくらいお気楽でもいいかと思います(笑)。


 マドレーヌは意外と手軽に作れるお菓子です。たまごの泡立てとかもないですし。←たまごの泡立てが億劫な私。

 慣れると計量から焼き上げまで、30分くらいで出来ますよ!

 焼き立てのお菓子は美味しいです。

 もしお気が向かれましたらお試しを!

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― 新着の感想 ―
[一言] 有名どころの乙女ゲームは一応プレイしてるぜ! と思ってたら、元祖アンジェリーク様だけはプレイしたことないことに今さら気づきました! 好きな漫画の後書きに 「ルミナス様とクラヴィス様♡」 とか…
[一言] 乙女ゲームのヒロイン気分で作って、攻略対象気分で味わうと、一味違うかも?(笑)
[一言] アンジェリークはプレイしたことはないのですが(そりゃあね)、やはり乙女ゲーの元祖だけあっていろいろと基盤を築いてる感じはしますね! 今のなろうの異世界恋愛読者にも、アンジェリークファンが多数…
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