③ ミレイおばさんに聞け~なんちゃってタルタルソース
さてさて。
正月早々、自分でも予想外にヘビーな内容でお送りしましたが(新年一発目のダンナのむちゃぶり発言に厨二心が刺激されましてねw)。
本来はもっとゆるっと、『料理関連の小ネタ・暇ネタのおしゃべり』をするつもりだったのです、今更ですけど……。
ですからそういうのを、これからちょこっといたします。
お茶でも飲みながら、ゆるりとお付き合い下さいませ。
実は私、かつてリアルで『ミレイおばさん(つまり寮のまかないのおばちゃん。アレクサちゃんのような学生さんの寮でなく社員寮ですが)』をやっていた経験が、五年ほどあります。
その時に先輩方に教わったちょっとした小ネタ、おしゃべりします。
今回は『なんちゃってタルタルソース』の話でも。
タルタルソース。
海産物系や鶏肉のフライなんかによく合いますよね。
海老フライ・カキフライには必須かも。
あ、チキン南蛮も♥
マヨネーズがどうも苦手でという方以外、好きな方も多いでしょう。
私も好きです。どっさり要りませんが(我が家の男どもはどっさりつけてニッコニコで食べます)、ちょっとあると嬉しくなりますよね。
そのタルタルソースですけど。
市販でいくらでも売ってますが、一度口を開けると使い切るまで気を遣いませんか?(少量の個包装もあるにはありますけど)
あのチューブを一回で使い切ること、あまりないでしょう。
次の出番はいつ?
しばらくフライものをしなかったら、タルタルソースを買っていたのも忘れるくらい、開封状態で冷蔵庫の中で放置、になりがちではないでしょうか?
まあ、ウチの男性陣のように多めに使う人がいるのならあまり問題ない気がしなくもないですけど、セコイ話ですが、市販のチューブを一回で使い切られるのも、それはそれでちょっともったいない。←ホントにセコイな……。
そこで手作り。
食堂のおばちゃんに教わったレシピで、簡単・安上がりです。
え?ピクルス?
タルタルソースにはピクルスが入っているじゃないかって?
そんなのなくてもよろしい!
……いやその。
お家に常備されている方は使って下さい。
日本の一般家庭にピクルスは常備されていないでしょうから、そのつもりで書いてゆきます。
【なんちゃってタルタルソースの作り方】
① ゆでたまご1~2個、お椀ほどの容器の中でフォーク等で細かくする。
② 玉ねぎをほんの少し、出来るだけ細かいみじん切りにし、塩をかけて軽くもむ。玉ねぎから水気がじわっとにじんできたら、さっと水にさらす。その後キッチンペーパー等に包んでよくしぼる。
③ ②を①の中へ入れる。(ピクルスを入れる方は、ここで刻んだピクルスを)
④ ③の中へマヨネーズを好きな量、入れる。
後は味と見た目の微調整として、乾燥パセリ、粗びきこしょう、大人向け隠し味に白ワイン少々、あるいは子供向け(甘党向け)隠し味に練乳かハチミツ少々…を入れて混ぜれば、ハイ出来上がり!
味見して、好みに味を微調整して下さい。
それなりの量が出来ますので、食いしん坊さんがたっぷり使っても大丈夫ですし、残っても翌日、パンに塗って惣菜パンっぽいトーストにすれば食べ切れるでしょう。
腹ヘリ小中学生の朝食やおやつ、昼飯戦士のひとりランチにピッタリのトーストになります。
要するに、ゆでたまご、塩もみして水にさらした玉ねぎ少々、マヨネーズがあれば、それなりに『タルタルソースっぽい』ものが出来ます。
らっきょうの甘酢漬けをみじん切りにしてマヨネーズに混ぜる、という簡易タルタルソースのレシピも聞きますが、これもらっきょうを常備していたら手軽で簡単ですけど、そうでないのなら『らっきょう漬けを買う』ところから始めなくてはなりません。
場合によってはかえって、面倒で割高かも。
その点、ゆでたまご、玉ねぎとマヨネーズ、塩やコショウがあれば基本OKですから、『わざわざ買う』煩雑さはないかと。
こんなあり合わせのなんちゃってでも、作り立てのタルタルソースは美味しいですよ!
機会があればお試しを。




