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プロローグ
プロローグ
～時は1年前に遡る～
私は漫画家だ。漫画家になった理由は、兄のラノベのファンだから。
安直だが本当に兄のラノベが大好きだ
宇宙最速で大好きな作品を楽しめる喜びを噛み締めつつ、小説投稿サイトに投稿されてたときからずっと読んでいた。
書籍化が決まったのは兄の誕生日だったので、ケーキを二つ買ってきて家族でお祝いした
当時は偶然なのかと思っていたが、隣の幼馴染の家でも同じ日に同じように兄を呼んでケーキを食べていたらしい
計4つもケーキを食べた兄は複雑な顔をして幼馴染の家から
帰ってきた
