和解
「あの・・・お兄ちゃん、今までごめん。その、調子のってたというか・・・。本当にごめんなさい・・・」
と言われたのが今日の朝。なんか素直になってるぽくてお兄ちゃんは本当に嬉しいです。
「あまり気にしないでくれていいよ、僕も昨日は言いすぎたというか・・・その、ごめんね。」
僕からもしっかりと謝っといた。
「お兄ちゃんに悪い所なんてなかったのに・・・
その、許してくれるの?私あんな酷いことしちゃったのに・・・」
もちろん答えはYESだ。だって昔に戻るってかまた仲良くしたいなと思うからね。あの頃の可愛い妹に戻るのが望みです…シスコンじゃないよ。断じて
「勿論だ。それより謝る相手はアリスもだぞ。ほら、一緒に行こうぜ、茜。」
「うん、行かないとね。アリスさんの所。」
なんかさ、だんだん疑問が出てきたわ。本当に同じ人なのだろうか・・・それくらいに態度の差を感じた。
思い返せば昨日まで邪魔だとかどけだとか言われてたのに今じゃ腕組んで頬ずりしてきてるくらいだ。
敢えて触れないようにしていたけどさ、君色々と柔らかいんだから自重してくれ。
「やっぱり謝る時って緊張するね〜。お兄ちゃんの時もそうだったけど心臓バクバクだよ。」
「そうだな・・・こればっかりは慣れられないよな。」
「まあそんなことばっかり言ってられないか。チャイム押すよ。」
「ふう、わかった。」
「アリス…今少し話せる時間あるかな?」
なんか口調変になった…恥ずい
「どーしたの?かず君にあかねちゃん?
なんか仲良くなったみたいでアリスは嬉しいよー」
「あー、その「ごめんなさい」」
「え?ちょ、どーしたの!?顔あげてよ!」
「いや、その・・・昨日アリスさんの目の前であんな事言っちゃったりして不快な気分にさせちゃったと思ったから・・・」
「そっか、優しいねあかねちゃん。昨日かずくんにも言ったけど、気にしなくていいよ。
それよりさ、かずくんとあかねちゃんも仲直りした事だし、3人で遊園地にでも遊びに行かない?」
ほんと、アリスには叶わないな。アリスに足向けて寝られないっていうか、それくらい優しい。
そのおかげで救われたと思う。
「楽しそうだね・・・行かない?」
「私行きたい!」
「それじゃあ、これで決定だね!久しぶりだから楽しみだなぁ」
遊園地かぁ。いつ以来だろうな行くの・・・
書き上げていたのに睡眠してしまって投稿してなかった恥。今もっかい起きました。
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