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運命の始まり
「アリス、久しぶり・・・だな。」
開き直った僕の行動は早い。だって迷うことがないから。躊躇することも無い。
「うん・・・久しぶり。どうかしたの?」
まずはデートに誘う・・・話はそれからだ。
「一緒にお出かけしないか・・・と思ってな。嫌なら嫌と言ってくれていいよ」
ここで嫌と言われたら仕方ない、振られたのと同義だろう。
「うん・・・明日土曜日だし、明日でいいよね?」
「分かった・・・明日の朝10時に八九時駅で・・・」
後は・・・この前考えた計画通りにやる。
せっかく東京スカイタワーが近くにあるから、それを使おうと思う。髪もセットしたし、考えられる事はした。天命を待つと言うやつだろうか、ドキドキしすぎて眠れない。
「おはよう、茜」
「おはよう、お兄ちゃん・・・デート、するんだね」
「ああ・・・ごめん、茜」
「お兄ちゃんがそうするなら・・・私ににも言えないよ。・・・頑張ってね」
「ああ、頑張る」
運命の始まりだ。
明日、明後日と連続で出します。




