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土砂崩れ
電話がかかってきたのはその前の夜の事。
…「ごめんカズくん、私から誘ったのに明日行けなくなっちゃった。2日後とか空いてるかな、その時また一緒に行きたいな・・・なんて。」
少し残念だが仕方ないな。アリスが断るって事は余程のことがあったんだろう。そして理由を話してこないあたり知られたくないことなのだろう。
勿論、僕は遊べる日を楽しみにするしかない。
「分かった、また明後日遊ぼう。」
「お兄ちゃんー、ちょっといいかな?」
唐突に来たのは僕の妹茜。
「大事な話があるから、入ってもいいかな?」
「うん、いいよ」
「部屋入って開口一番に言うことじゃないかもしれないけど、私お兄ちゃんの妹じゃないの。」
どうゆう事だ?赤の他人だったパターン?
「私、お兄ちゃんの義妹なの。だから私はお兄ちゃんと結婚することもなんでもできるよって、それだけ。」
青天の霹靂でしかない。そして今まで妹と言う枠組みで抑えてたボディータッチやその他もろもろ。全て根幹から崩れる音がした。水に入ったコップが欠けるのではなくて、地面から。言わば、土砂崩れだ。
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