作中での外部URL記載について
万一ここに書かれたことを鵜呑みにしてトラブルになったとしても、筆者は責任を負いませんのでご了承ください。
ロロサエさまが『安易に外部サイトのURLを本文に貼り付けるのは止めましょう』(最終更新日:2019年10月20日 Nコード:N6253FU)で、作品中にソースの提示として外部URLを掲載したことについて、運営から注意を受けたと書かれています。
曰く、『外部サイトのURLを本文に掲載するのは宣伝行為に当たると見做され、なろうにおいては原則して欲しくないそうです。』
また、『指摘を受けた作品を修正すれば問題ないようですし、期日までに指示に従わない場合も作品の削除だけに止めようです。』とのこと。
この作者さまは、URLを消してサイト名などを記載するという風に修正したそうです。
でも、小説家になろうの利用規約「第14条 禁止事項22の2」には『他者の著作物を引用する場合において出典を明示しないまま引用を行う行為。』とあるわけですよ。出典の明示を求めるのにURLの掲載はダメって、矛盾していませんか。インターネット上の文章を引用するならURLを掲載しないと、出典を明示したことにはならないと思いますけど。なんならその引用元を確認した日時も記載した方がいいですよね。
この件については、実は私も以前運営に問い合わせたことがあります。
『論文は面白い読み物です』(最終更新日:2016年10月13日 Nコード:N5128DO)において、外部サイトのURLを掲載していることについて、他のユーザさまが危険ではないかと心配してメッセージをくださったのです。そこで私自身で運営に問い合わせのメールを送ったところ、2016年10月12日に回答がありました。
その一部を以下に引用します(メールの引用に問題があれば修正します)
『現在の小説家になろうでは、作品本文欄への外部サイトのURL掲載については、宣伝行為として基本的にご遠慮頂いております。
しかしながら、引用を行なう際に出典を明記する為にURLを記載することや、論拠を示すためにURLを記載することに関しましては、作品本文内に外部サイトのURLの掲載が確認されました場合でも、例外として積極的な対応を行なっておりません。』
私が問い合わせた時からロロサエさまが注意を受けるまで3年ほど経っているので、運営の方針が変わったのかもしれません。あるいはケースバイケースということもあるでしょう。私の場合は掲載したURLが学術論文を掲載するサイトだったので、宣伝行為に当たらないと判断されたのかもしれません。アフィリエイト広告が付いたサイトだったりしたら、注意を受けても仕方ないのかな、とも思います。
難しい問題だと思います。外部URLの掲載は慎重に!
最後に、くどいようですが、これは利用規約やガイドラインに具体的に記載されていない部分の話です。ユーザである我々が判断できることではありません。気になる方は運営に問い合わせてみることをおすすめします。
万一ここに書かれたことを鵜呑みにしてトラブルになったとしても、筆者は責任を負いませんのでご了承ください。