企画の告知を作品として投稿すること
万一ここに書かれたことを鵜呑みにしてトラブルになったとしても、筆者は責任を負いませんのでご了承ください。
小説家になろうには『公式企画』というものがあります。夏ホラーや冬童話などがそうです。それ以外に、ユーザが行う非公式の企画、いわゆる『ユーザ企画』もしばしば行われています。どちらも主催者がお題を出して、参加者はそれに沿った作品を書いて投稿します。
なろうで『ユーザ企画』を開催する場合、大々的に告知をする場所が無いため、その不便さを嘆く声がしばしば聞かれます。現状では皆さん活動報告やTwitterなどのSNSを企画告知の場にしているようです。でも活動報告ではあまり大勢の目に留まらない、もっと色々な人に知ってもらえる手段があればいいのに、と思われる方も多いようです。
それなら企画告知を作品として投稿すればいいんじゃないか、という話になりますが、どうもこれは運営からは認められていない行為のようです。
記憶者Bさまが『【短編大喜利】みんなで盛り上がっていこうと思い立ち上げたばかりの企画……開始わずか2日で終了に至った顛末記……』(投稿日:2018年9月26日 Nコード:N4339FA)の中で書かれています。
記憶者Bさまがユーザ企画の告知を作品として投稿したところ、相互評価による不正などを疑う声があったため、運営に企画の是非を問い合わせたそうです。すると、企画自体は問題無いけれども、『「小説家になろうの小説投稿システムは、小説を投稿するための機能として提供」しているため、お題や企画などは作品投稿といった形ではなく「活動報告」ほかで行って欲しい』との回答があったとのことです。
というわけで、企画告知を作品として投稿する行為は控えた方がよさそうです。
でも、企画告知だけじゃなければ大丈夫なのかもしれません。例えば……
◇
猫っていいですよね。どうしてあんなに可愛いんでしょうか。見てるだけで癒されます。私は今のところ猫を飼っていないので、動画を見たり、たまに知り合いの飼い猫を触らせてもらったりするくらいなのですが、いずれ飼いたいと思っています。
はあ、ネコチャン……。モフりたいよぅ……。
(中略 猫愛を語る)
というわけで、ネコチャン欲を満たすために企画を開催します!
『ネコチャン企画』
(以下企画の説明)
◇
というように、企画告知以外に何かの主張や思い出話など、ちょっとした小話でも書いたら作品として投稿できるのではないでしょうか。あくまで告知はおまけという体で。
最後に、くどいようですが、これは利用規約やガイドラインに具体的に記載されていない部分の話です。ユーザである我々が判断できることではありません。気になる方は運営に問い合わせてみることをおすすめします。
万一ここに書かれたことを鵜呑みにしてトラブルになったとしても、筆者は責任を負いませんのでご了承ください。