表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

投影

1.

 何かが肩に当たった衝撃で気が付いた。周囲には数えきれないほどの人。戦争でも起こったのかと思ったが、周りからは、叫び声や剣戟の音はしない。血の匂いもしない。それどころか、森、土、草の匂いもしない。空を見上げても青くはなかった。どうやら、建物の中にいるらしいが、やたらにまぶしく騒々しい。また肩に何かが当たりそちらを向くと、こちらをにらむ男の顔。何やらぶつぶつ言いながら去っていく。無礼な奴だ。が、往来に立っていてまたぶつかるのも癪だ、壁のほうへ移動しよう。 

 まず、状況の確認をしなくては。いつものように、森の賢者様のもとで修行をしていたはずだったが、今の周囲は…森…ではないな。里…にしても皆見慣れないものを着ている、建造物も見たことないものばかりだ。まだ頭がぼーっとしている。また、わたしが何かやらかして賢者様の逆鱗に触れたかしら?最近の修行はつらいものだったからストレスもたまるよね。……うーん、わたしもいっぱしの魔法使いであるからには、時にはドカンと花火ををしたくなることもあるよね。誰もいなさそうな山に2,3魔法ぶっぱなしてもいいよね。そして?その後は?何も言わず、どこかへ転移させられた?……賢者様、あんまりです。

 ああ少し憂鬱になってきた、もう一度ストレス解消のやり直しか。ん……男が3人、私を囲んで何やら話ている。終始ニヤニヤしていて気持ちが悪い。こいつらにぶっぱなしてやろうか。イヤイヤ、野盗や盗賊とは見た目からして違う。まだ悪い奴と決まったわけではない。身振り手振りからすると一緒についてきてほしいようだが、とりあえずにっこり笑って首を横に振る。わたしにかまわないでほしい。まだ状況整理の途中なのだ……が、彼らには私がどう対応しても関係ないようだ、右手をつかまれ薄暗いほうへ引き込まれる。よし、正当防衛成立!それでは、左手で男の顔に照準を合わせ…


魔法を……魔法……まほう……ま……ほ……


何故発動しない!何だ?え!え?そんな……

調子が悪…い……か?いや、いやいやいや、何だこれおかしい。そもそもマナを感じない。おかしいおかしい。魔法が……使えない。賢者様か?いや、……この世界はマナが存在しない?マナ…マナ。マナ…マナ…


魔法が使えないわたしには、掴まれてもあらがう手段がない。腕力はだれよりも弱い。腰が抜けて、ぺたんとしりもちをついてしまう。恐怖で足に力が入らない。

目の前がぐるぐるまわる……体が……いうことを……きかな……い。



2.

 目が覚めると、見知らぬ天井、四角い部屋、柔らかい床……、………ではなくベッドか。また知らない所にいる。どうなっているのやら。自分の体をまさぐってみても何ともない。どうやら無事だったようだ。現状の確認のため、辺りを見回す。部屋の中央にあるテーブルの上に、メモ書きが残っていた。


-すぐに警察が来て助けてくれました。安心してね。わたしは留守がちだけど部屋のなかすきに使っていいから。


 どうやらこの部屋の主がここまで運んでくれたらしい。魔法の使えない今、わたしは無力だ。ここはひとまず、甘えられるだけ甘えるとして、現状把握の続きだ。まず、私は魔法使いであり、森の賢者様を師とし、いずれは自身も賢者になるための修行中だった。で、賢者様を怒らせ、どこかへ飛ばされてしまった。ここがどこかはわからないが、魔法が使えない世界、もしくは賢者様により魔法が封じられている可能性がある。魔法の修行ばかりしていたわたしは、人より体力、腕力に劣る。知識にも偏りがある。ほぼ森の中で修行しながら生活してきた。里や街のことなど、さっぱりわからない。……うん、詰んだかな?……とりあえず部屋の主が帰るまで寝て待って、お礼を言わないと……。

 目が覚めると、見知らぬ天井……いや、うん、知っている。辺りを見回す。部屋の中央にあるテーブルの上に、またメモ書きが残っていた。


-しばらく留守にしますので、私の家の警備をしていてください。おねがいします。帰ったらお礼しますね。机の上はさわらないでね。


「……」


部屋の中を見回すと、なにやらそこら中にメモ書きが貼り付けてある。可愛らしいイラスト入りで部屋中の備品などの使い方が書かれているようだ。水道、トイレ、シャワー、いろいろなところから水が出る。水が豊富だ。エアコン、冷蔵庫、細かい温度調節ができるみたい。ガス台、レンジ、オーブン、火も自由に使える……まるで魔法……

ははーん、ここは魔法道具の研究所だな。ここの主は高度な魔法技術者のようだ。だからこそ、技術が盗まれないよう警備が必要なのだな。今のわたしに戦う力はないが、恩に報いるため、せめて侵入者だけでも防がねばなるまい!



3.

 何日か経ったが誰かが訪ねてきたり、盗人が入ってくる様子はない。それにしても、狭い部屋に一人でいてもやることがないな。せめて本でもないかと思ったがそれらしき物は、一つもないではないか。主はどのようにこんな魔法技術を習得しているのだろうか。まったくわからないけれど、退屈で仕方がない。命を救われた恩義もあることだし、せめて部屋の中はきれいにしておこう。ここ何日かで、いくつかの魔法道具の使い方も覚えたことだし、この掃除機(スティック式)さえあれば部屋をきれいにするなど造作もない。


ウィーーーン、ウィーーン。


そういえば昔は掃除の最中、箒を振り回しては、よく棚から物を落としたりして賢者様に怒られたよなあ。


ビュン!ビュン!


こんな風に回しても、今じゃ怒る人いないもの……ちょっと寂しい……


ドカッ!ガン!ドドドド!ピッ、ウィーン


うわ、やっちゃった。主のメモによると机の上は触らないようにって書いてあったのに……

雪崩を起こしたうえ、さっきまで黒かった板が光っちゃって……あ……なんかきれいな絵が浮かんできた。もしかして導かれてる?どうしよう……わたし死ぬのかな?

……主、今じゃ魔法も使えない、言いつけも守れない、畜生以下のごみくずはここです、ここにいます。早く帰ってきて私をお叱りください。そしてお救いください。


 数日経過


 この間の掃除機の一件以来、机に体をぶつける度、黒い板が光って、きれいな絵が浮かび上がるようになりました。正直いつもびっくりします。勘弁してください。呪いでしょうか?……ん、いや、待てよ、主が禁止したからといって、……悪いものではないのかもしれない。いや、だってこんなにきれいなのだし、もしかしたら、そう、導かれている……祝福……されているのかも。今は力がないとはいえ、わたしも魔法使いの端くれ、観察眼はあるほうだ。……よーく観察することで、恐れを克服するのだ。これまでの数日のことで、これが突然火を出したりする攻撃性のあるものではないことはわかっている。よーく見るのだ。絵の中央に……


-PASSWORD-


絵の下には、記号と数字のたくさん書いてある板。これらから導かれることは簡単だ。そうつまり、同じようにPASSWORDと、順に記号を押し込めばいいのだ。そう、簡単、順に、P.A.S.S.W.O.R.D.これでどうだ!


-PASSWORDが違います-


……ダメでした。



4.

 ここで諦めてしまったら、これまでの退屈な日々に逆戻り。昔の人はいいことを言ったわ。「勝つまで続ければ負けじゃない」と。何かヒントがあるはず。だって、この部屋の主はとてもいい人だわ。部屋中に道具の使い方をメモしてあるんだもの。わたしのことを気づかってこれほどの労力、なかなか割けるものでわないわ。でなければ、よっぽどの忘れん坊さんね。どちらにせよ、これだけのメモが部屋中にあるということがわたしを勝利に導いてくれる。そうに違いないの。これまでのパターンから、メモ書きは道具それ自体か、そのすぐそばに貼られていることが多かった。このことから考えて、光る絵、もしくは記号と数字のたくさん書いてある板、このどちらかにメモが貼られていると考えて間違いない。そして光る絵には無数の紙が貼られており、板のほうには一つもない。この状況から考え……、なくてもわかったわ。右上のメモ書きに、


-PASS:kizunakari


と、書いてある。もうこれに間違いない。では早速、k.i.z.u.n.a.k.a.r.i.で、ぽちっと。

おおー、絵が変わった。んんー。絵の中にちっちゃい絵がいっぱいあって……。で、それだけ?動いたりしないの?……。これだけ?主が触っちゃダメって言ったものがこれだけなのー?何か、何か、秘密があるはずだわ。落ち着いて、落ち着いてわたし。ここはいつものように観察眼を発揮しましょう。魔法の使えないわたしには、それしか残っていないもの。まず、机の上から調べてみましょう。光る絵の板、数字と記号の板、卵形の何かが二つ、手のひらサイズの……?うーん?何か?

 この中で触っていないものは、卵形の何かと、手のひらサイズの何かね。まずは卵のほうを持ち上げてみましょう。見た目からして食べられるのかもしれないわ。穴があいているみたいだし、よーく見なくては……


ージ…ジ…ジ…ジ…ジ…ジ…


音がする。聞いたことない音。少し気持ちが悪いわ。……うん、これはやめておいて、元の場所に戻しましょう。で、もう一つのほうは……

触ったら、光る絵の中で何か動いたわ。虫かしら。えーと……白い……虫?……矢印?

この手のひらサイズの何か…………うーん、ちょっと呼びづらいわ。名前を考えましょう。このサイズと形、おまんじゅう?でも、手に持って動かすわね、動く?……ネズミ?ハムスター?うん……とりあえずネズと名付けるわ。

 で、ネズを動かすと絵の中の矢印が動く、矢印が絵の中のちっちゃい絵に重なると、チカチカ光るわ。……うーん、でもそれだけね。

うん、つまんない、今日は………、もう、負けでいい……寝るわ。



5.

 数日経過


 もう、ずっと待っているのだけれど、一向に部屋の主には会えない。知らない間に、冷蔵庫という箱の中に、食べ物とメモ書きが入っているので、間違いなく帰ってきているのだとは思うけれど、主は相当な恥ずかしがり屋さんなのね。でも、魔法が使えない私は本当に無力で、何の役にも立てていない。わたしはここにいても良いのか不安になるばかりだわ。

 現状を何とかしたくても、この部屋の警備を任されているわたしは、外に出ることができない。部屋の中でわたしに動かせるものはネズと光る絵の矢印くらい。うーん、ここでまた、わたしの観察眼を発揮させるしかないのかしら。うん、でも私もう気づいていたの、ネズをこう持ちやすい感じで持つと、人差し指と中指の所で、たまにカチッ、カチッって音がすることにね。それで今日、あの光る絵の中の、小さい絵の所に矢印を当てて、カチカチ、カチカチ、カチカチ、カチカチ、カチカチ、カチカチ、カチカチ、カチカチ、って、何度もやって遊んでいたら、光る絵の中にいっぱい絵が出てきて、ほんとにもう、どうしたらいいのか、どうやったら元に戻るのか、わからなくなって、怖くて、寂しくて、悲しくて、それで一人わんわん泣いてしまって。気が付いたら、少し眠っていたみたいで、外はもう真っ暗で、目が腫れてるのを隠したくて、シャワーに入ったらまた泣いてしまって。シャワーから出たらおなかがぐーっと鳴って、私のおなかも泣いてる、と思ったら少し笑えたわ。それで、冷蔵庫を開けて、今日のご飯をたべながら、主のメモ書きを見ているというのがちょうど今で、メモには


ー全部わかってます。直しておきました。机の上は触らないでほしかったな……


と書いてあり、怖くて、恥ずかしくて、また涙が出てきました。



6.

 数日経過


 この間のカチカチ事件の後、わたしはすごく気まずかったのだけど、それでも主と顔を合わせることはなかった。昨日机の上に、主からの大量のメモ書きを見つけ、ずっと読み続けていたのだけれど、あの光る絵やその周りの魔法道具は、パソコンという名前らしく、よく知らないものが、よく知らないままに触ると大変に危険なものだと、メモにはしつこく書いてあった。しかしながら、主によってパソコンに関する知識を得たわたしは、危険なもののことを教えてくれる、その主の信頼がとてもうれしかった。ネズの本当の名前がマウスというのも、当たらずとも遠からずでうれしかった。有頂天だった。全能感を感じていたといってもいい。そう、わたしはこの小さな部屋から、あらゆる世界への、知識の海へ出るための船を、手にしたといってもいい。まさに、全能。手始めに、わたしは自身の元の力を取り戻すべく、魔法使いについてしらべるのだった。

 ……で、うーうう先生やうきぺであによると、魔法使いというのは空想上の生き物で、実在しないのだそうだ。おかしいですね。ここにいますよ。今は魔法が使えませんが。この知識の海、嘘800か、信用ならないですね。ついでに、魔法使いが出てくる物語もいくつか見ました。ほにゃららの嫁とかいいですよね。涙が出ちゃう。だって女の子だもん。

 うん、ですが、ですがですね、わたしのなりたい魔法使いとは、賢者とは、うーん、そうですね……。雨にも風にも雪にも夏の暑さにもまけぬ、丈夫なマントをもち、欲深く、小さいことで魔法をぶっぱなし、いつも笑顔で、毎日食べたいものを食べ、自分の損得によってのみ動き、他人のことには耳を貸さず、世間においてはどこにいるのかわからず、東に病気の子がいれば薬を作り、西に竜の巣があれば、山ごと吹き飛ばし、南に盗賊のアジトがあれば壊滅させ金品を強奪し、北に喧嘩があればおもしろそうだと首を突っ込み、日照りの時は雨雲を呼び、寒い日暑い日は、家にこもり、みんなに暴虐武人とよばれ、ほめられ、疎まれ、恐れられる。

そういうものに、私はなりたい。



7.

 相変わらず、主に会えない生活は続いてます。パソコンの使い方を覚えたわたしは、もう退屈を感じることはなくなりました。衣食住足りて、礼節もわきまえているわたしは、もうすでに高等遊民と呼ばれる、この世界の上流階級に属しているといっても、過言ではないでしょう。そして、この有り余る時間の中、様々な旅をして、友を作り、恋をし、時には子供を育て、世界を滅亡から救い、英雄、または救世主などと呼ばれ、数多くの喝さいの上に今のわたしがあります。そして、また、今、わたしは思うのです。今のこの姿が私の求めていたものなのかと!結局は、他人の要求を一生懸命にかなえていただけなのではと、そう疑問に思うのです。もう、忘れかけていたのですが、わたしには目指すべきものがあった……賢者となるべく修行をしていた……その過去の記憶が今のわたしを否定するのです。わたしは、私自身を取り戻したいと思っています。そのために、わたしはこの部屋の主と向き合わなくてはなりません。どういう手段かは分かりませんが、主はわたしのありとあらゆることを把握しています。食事の好み、服のサイズ、今日の体調、病気になっていないか、部屋の中のあらゆるものは、わたしが気付かないうちに補充され、わたしが何か足りないなどと思う隙間もありません。ここはまさに天国です。不自由がありません。ですが、同時に恐怖も覚えます。主がもし私を見捨てたら?常に私を見続けてくれる保証などないのです。今は見てくれています。私の考えていること、悩み、迷い、口にしなくても、会わずにいても主は、把握しているでしょう。ですが、わたしは?わたしは主のことは、断片的なメモでしかわかりません。主は自分のことは伝えてくれないのです。わたしから何かを、主に伝えることはしなくてもいいでしょう。全て主はわかっているはずです。わたしは主の言葉を待ちます。昔の人は言ったそうです。「勝つまで続ければ負けじゃない。」わたしは、この言葉を信じます。



8.

 どれほどの時が経ったでしょう。わたしは、主の言葉を待ち続けています。もちろん、今も、世界の救世主たることをやめてはいません。だれかに求められるというのは、とてもうれしいことです。自分がここにいてもいいんだと思えます。と、同時に、これは自分が本心からやりたいと思っているわけではないことも分かっていて、虚しい、寂しいと思う気持ちもあります。

 主……主は何故、わたしがここにいることを望むのでしょう。ここは安全です。ここにいれば、わたしの体に傷をつけようとする人とも、騙そうとする人とも出会うことはないでしょう。あらゆる傷や痛みや悲しみに出会うことはないでしょう。でも、それは同時に、もうずっと感じている虚しさ、寂しさと離れられないと、同じことなのです。ずっと、ずっと前から感じているこの気持ちに気づいているのでしょう?魔法の使えないわたしは弱いです。主が思うよりも、ずっとずっと弱いのです。わたしは主に向き合おうとしています。一緒に歩みたいと思っています。主はどうですか?わたしと、本心から向き合っていただけますか?



9.

 あの子のこと……うん……あの子のことはすべてわかる。あの時、久しぶりに街に出て、人ごみに気分が悪くなって、それから、何かとぶつかって……。その時あの子が現れて、それから、今までずっと一緒にいた。あの子は気づいていなかったけれど、わたしはずっとそばで見て、聞いて、感情も、考えも全部感じ取れて、あの子の意識が眠っている時だけ体を動かして、その時あの子に必要なことだけをして、すごく幸せだった。あの子は私がずっと忘れてた、私の心の真ん中の、初めて出会ったキラメキのようで、夢中になった物語の主人公のようで、私以外にはだれにも感じ取れてはいなかったけれど、ドジで、可愛くて、怖がりで、滅茶苦茶で、妙に察しが良くて、それが全部いとおしくて、わたしは、親子より、姉妹より、今の自分自身よりも、ずっと特別な何かを、あの子に感じていたんだと思う。あの子が現れた時、私自身がどうなるよりも、もっとずっとずっと、あの子を大切にしたくて……もしかしたら大切にしすぎて、余計な感情を、感じさせていたのかと思う。

 でも、もう、それもおしまい。あの子の本心はわかっているし、これからあの子と私がどうするかは、全部私が決めないといけないことなんだ。この世界に竜の巣はないと思う。心躍る冒険もないのかもしれない。だけど、あの子が寝ている間に、メモを書き残して、わたしももう一度、向き合うことにしようと思う。


ー好きだった小説の主人公のように、旅に出よう。一緒に!






初めてお話を書いたので、記念に投稿させていただきました。

異世界転移の逆、2重人格、ひきこもり、自己投影。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ