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 『あらすじ』にも先述したとおり、この作品には現段階までのネタバレ、キャラ崩壊を含みます。そういったものが苦手な方はご遠慮ください。

 またギャグ色が強いので、本編のようなシリアスよりな作品を望まれている方は、サブタイトルに『短編』と表記されたもののみをお楽しみください。

 それではそれでは、時神鈴の聖夜をお楽しみください。

 メリークリスマス!

(暗い部屋)

(急に明るくなる)


二人 「メリークリスマース!」


パンパーン!

(クラッカーが鳴る)


時神鈴(ときがみれい)   「はいはーい、『時神鈴の夜』をご愛読していただいている皆さま、おはようございます、あるいはこんにちは、あるいはこんばんは、そしてありがとう! 『時神鈴の夜』の外伝、作者の気まぐれで始まったクリスマス回です!」


水無月飛鳥(みなづきあすか) 「作者がこの作品書き始めたのが確か一月の末ぐらいだから、もうすぐ一周年。このクリスマス会は、その記念も込めて、かつ本編ではシナリオ的にも季節的にも行えないクリスマスをここで描いてしまおう、という企画なのです」


鈴  「それで、今回のナレーションはこの俺、時神鈴と」


飛鳥 「水無月飛鳥が務めさせていただきます」


二人 「宜しくお願いします」


鈴  「いやー、それにしても長かった。まさか秋から冬になるほんの数か月の話に、一年もかかるとはね。夏も春もあってないようなものだったね。なにしろ、俺らの服はずっと秋。夏は若干暑くて汗かくし、冬は死ぬほど寒いしで、もう最悪だった。でも、こうして形に出来たのは嬉しい話だよなぁ」


飛鳥 「……え?」


鈴  「え?」


飛鳥 「まだ、終わってないよ……?」


鈴  「――え?」


飛鳥 「まだ、本編では吽禍と戦闘中だよ?」


 ※これを書いている現在は、ちょうど飛鳥と鵺が対峙したところです。


鈴  「いや、いやいやいや。だって、作者は二〇一四年中に作品終わらせるって言ってだろ。だから、もうとっくに完結したのかと……」


飛鳥 「……それがね」


鈴  「それが……?」


飛鳥 「まだ眷属すら倒してないの」


鈴  「は?」


飛鳥 「まだ白月は『暴食』と戦っているし、草枕は『使役』、アーヴァンさんは『破壊』、そしてわたしは鵺と対峙したところで……」


鈴  「え、ちょっと待って。……俺の出番は?」


飛鳥 「これを作者が書いている時点では、まだ投稿されてないの」


鈴  「執筆ペース遅すぎるだろ作者!!!!!」


飛鳥 「だってモチベ上がんないもん疲れたんだもん! って作者言ってた」


鈴  「よしぶん殴ってくる」


飛鳥 「落ち着いて、鈴くん。今は今年も残り十日もないと知って、作者は死ぬほど焦っているから」


鈴  「あいつ、飛鳥の見せ場書かずに、呑気に無料配信されてる仮面ライダー見てんぞ。いいのかこれ」


飛鳥 「撃ちてし止まむの鋭心以ちて――」


鈴  「落ち着け、飛鳥。それは冷静に考えて作者死ぬから。でもって作者のPCも壊れてデータが消し飛ぶ」


飛鳥 「データ飛ぶのはよくないね、うん。わたしの活躍もみんなの活躍も消えちゃうもんね、うん」


鈴  「あ、作者はどうでもいいんだ」


飛鳥 「作者相手じゃ恩返しする気にもならないの」


鈴  「とりあえずお前、本編となんかキャラ違くないか」


飛鳥 「そんなことないよぉ。やんやん♪」


鈴  「…………」


飛鳥 「なんで黙るの。リアクションしてよ」


鈴  「いや、「やんやん」とかやる女ぶっちゃけドン引きだと思って(本編参照)」


飛鳥 「え? ごめん、よく聞えなかった」


鈴  「だから、「やんやん」なんてやる女は――」


飛鳥 「ん? そんな女は、どうなのかな?」


鈴  「…………ダラダラダラ(冷汗が滝のように流れる音)」


飛鳥 「怒らないから、言ってみて?」


鈴  「「やんやん」とか可愛すぎて正直惚れちゃいますよねぇええええええええええ!!!!!!」


飛鳥 「ですよねー♪ じゃあこれはこれは?」

   「『あなたのハートに流円(ラヴ)ずっきゅん!』」


鈴  「流円撃たれたら、リアルに心臓ぶち抜かれて死ぬと思うよ(冷静に)」


飛鳥 「え? ごめんよく聞えなかったんだけど」


鈴  「うわぁこれ(物理的に)ハート射抜かれちゃうわぁ! 正直世界一可愛いわぁ!!」


飛鳥 「やったぁ! 鈴くんのハートを鷲掴み!」


鈴  「いや、それはどうだろう」


飛鳥 「なに、(物理的に)鷲掴みされたいの?」


鈴  「お前ホントにキャラおかしいよね!?」


飛鳥 「作者が言うにはね、わたし、ぶっちゃけヤンデレ一歩手前なんだって。言われてみると、『なるほどなー』って思うところあるのよ。実際わたし、鈴くんの死体でも愛せる自信あるし」


鈴  「え」


飛鳥 「ふふふ……(人差し指を唇に当てながら)」


鈴  「え」


飛鳥 「ちなみに、わたしが本編と若干キャラ違うのは、本編のわたしが大和撫子で可愛すぎて萌えブタがブヒブヒ言っちゃうから、少し人気下げて他とのバランス取ろうっていう作者の意図らしいよ」


鈴  「なにその裏事情、初耳なんだけど」


飛鳥 「ごめんなさい嘘です。普段のわたしがいい子すぎて、こういう場では動かしにくいからっていう作者の都合らしいよ。あの狐野郎の都合で、キャラ崩壊覚悟でこんなヤンデレヒロインやらされてるの。まったく、これで本当にわたしのキャラ違うって言われたらどうしてくれるのか」


鈴  「すでにキャラ崩壊やばいよ」


飛鳥 「この企画に登場する人物は、実際のキャラクターとはなんの関係もありませんのでよろしく」


鈴  「今更だな」


飛鳥 「まぁ冗談はこの辺りにしておいてですね」


鈴  「(冗談なのか、あやしい……)」


飛鳥 「今回クリスマス会ということで、みんなのクリスマスを描いたエピソードをいくつかご紹介していきたいわけですが、鈴くん的には誰のクリスマスを見たいかな?」


鈴  「うーん、俺としては“舞姫”のクリスマスとか見てみたいかもな。あいつらの家の事情とかなんも知らないし」


飛鳥 「なに、やっぱりわたしじゃ胸大きすぎるの?」


鈴  「うん。一体なんの話してんのかなキミ」


飛鳥 「鈴くん、美龍ちゃんみたいに小さいのが好きなんでしょ?」


鈴  「うーん、美龍は確かに嫌いじゃないな。まだまだ小さいのに、あの男気っつーか意気込みっつーか」


飛鳥 「このロリコン! 変態! どうせ美龍ちゃんのベッドでくんかくんかすーはすーはー、あー美龍ちゃんの匂いいい匂いなんじゃあー……。とかしたいとか思ってるんでしょ!?」


鈴  「だから何の話してるんだよ……。だいたい普通に気持ち悪いだろそれ。俺はただ、同じ人間として尊敬しているというかだね……」


飛鳥 「ごめんね、今のはハワードの話だったね」


鈴  「ハワードってそんなことすんの!?」


飛鳥 「ハワードは高校生以上になった女の子は愛せなくなるとか、ならないとか……」


鈴  「結構重度なロリコンじゃないか……。まぁ、俺は男だから大丈――」


飛鳥 「ちなみに男は何歳でも大丈夫みたいです」


鈴  「助けてください!!」


飛鳥 「一番危ないのはオーガストだと思うのね」


鈴  「死ぬんじゃねぇぞ、オーガスト……!」


飛鳥 「まぁハワードを陥れるのも此処までにして」


鈴  「!?」


飛鳥 「あ、今の全部冗談だからね?」


鈴  「!?!?」


飛鳥 「いや、やっぱり本当ってことにしておいて。みんなに言いふらしてあげて」


鈴  「お前、ホントにハワード嫌いだよな……」


飛鳥 「だって嫌なんだもん」


鈴  「ハワード、お前より読者人気高いみたいなんだけどさ。そこんとこどうなんですかね、飛鳥さん」


飛鳥 「もぅまぢムリ、リスカしょ。。。」


鈴  「早まるなって! 諦めるにはまだ早いって!」


飛鳥 「世界はわたしに優しくない……」


鈴  「と、ところで! 飛鳥が見てみたいクリスマスは誰のクリスマスなんだ?」


飛鳥 「え? わたしが見たいクリスマス?」


鈴  「そ、そうそう! すっげー気になるなー!」


飛鳥 「そんなの、――――に、決まってるじゃんか……」


鈴  「すまん、よく聞えないんだが」


飛鳥 「――だからっ! 鈴くんと二人っきりのクリスマスイヴに決まってるじゃんか!」


鈴  「……(赤面)……あ、お、おう。そうか……」


飛鳥 「……そうなんです」


 しばらくお待ちください。


鈴  「と、とにかくだ! クリスマスイベントってのはわかったよ。それで、誰のエピソードやるんだ一体」


飛鳥 「えっとね、作者が言うには――(ポケットからメモ用紙を取り出して)」

   「え、なにこれ」


鈴  「ど、どうした……? (ごくり)」


飛鳥 「オーガストとハワード、二人きりのイチャラブクリスマス……」


鈴  「誰が得すんだよォそれよぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」


飛鳥 「わたしと鈴くんのイチャイチャの機会が、こんなホモカップルに負けた……」


鈴  「そもそもクリスマスにホモネタって選択が既に意味わからんわ!」


飛鳥 「『リア充爆死しろ』って言われたり、壁ドンされるのが嫌だったのかな……」


鈴  「そんな理由で、せっかくのクリスマスイベントをホモネタに使うってどうよ」


飛鳥 「作者が狂っているとしか思えないよ……」

   「ちなみに、案としては『暴食のクリスマス☆』っていう吽禍が中学校に転校してくるギャグ回とか、アーヴァンのクリスマスボッチ回とか考えてたらしいよ作者」


鈴  「何考えてんの作者ホントに……」


飛鳥 「愛とか恋とかどーでもいいから、とにかくギャグやりたい! って言ってた」


鈴  「そんなんだから彼女できねーんだよ作者」


飛鳥 「それは言わないであげて。作者泣いちゃうから」


鈴  「ちなみに聞くけど、今回のクリスマスイベントはホントに草枕のクリスマス会で終わりなの? アレでしょ、実は最後に俺と飛鳥のクリスマスイベントで〆ますっ! とかあるやつでしょ?」


飛鳥 「作者が作者だから、わたしにはなんとも……」


鈴  「…………それは言えてる(絶望)」


飛鳥 「ホント気まぐれっていうか、その時の衝動で生きてるから、あの人は……」


鈴  「子は親を選べないっていうけどさ、俺らホント厄介な作者(おや)の元に生まれてきたよな……」


飛鳥 「まさしくその通りだと思う」

   「少し話は前後するけど、クリスマスまでに投稿できなかったら、それはクリスマス会じゃないんだ! とか作者が熱弁してたみたい。ツイッターに書いてある。もしかしたらクリスマスまでに書き切れなくて、この会話も作者のPCフォルダに埋もれていく可能性が……」


鈴  「マジで作者なんとかしろ」


 というわけで、草枕のクリスマスが始まります。


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