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無駄なこと

作者: amane

考えさせられる小説かもしれない・・・。

この話は本当のことも混じっていますがこれは本当かどうかはわからないけど

多分ほんとです!

実話ではありません!

いつからか地球の温度が上がっている。

誰でも知ってることだけど、気づいていても本気で努力してない人もいる。


実は私は不老不死で一人で生てきた。

今は夏。今日は・・・。もう計りたくもない。

体で感じる異常な気温。見ただけで感じる地球温暖化。

「地球温暖化が怖いのならなんで本気で努力しないのかな・・・。」

この世界は終わりへと進んでいる。


私がどんなに努力しようとも気温は変わらない。

もう私は諦めた。だけど諦められなかった。

哀れな世界。哀れな私。努力は全部無駄この世の全員が努力しないとこの世界は、

この星は死んでしまう。私はこれが嫌でずっと勉強を続けてきた。

けれど勉強しても何にもならない。

私は努力をやめられない。


しかしこうすればいいという案を伝えようとしても否定されるばかり。

私は思った。【努力をすることができない人がいるらしい。】と、

なら私の努力などゴミに近いほど無駄。

少子高齢化もだいぶ進んで空き家が見えるようになった。

私は不安で仕方がない。泣いたこともあった。

こんな気休めの努力なんじゃ世界は救われない。


豊かを求めすぎたせいで子供の未来を奪った先祖たち、

もう許せなかった。少女は闇堕ちした。


こんな世界とはお別れして異世界へ行きたい。

魔法が存在する世界でなら魔物とかいるけど地球温暖化や少子高齢化など存在しない嬉しい世界が待っている。そんな世界へ私は行きたい。

ふと私は思った。神はこの世界を見捨てた。

つまりもうこの世界は救われない。なら殺人でこの世界を壊す方がマシだ。


私は包丁を持って殺し尽くした。

人々がいなくなると動物も救われるだろう。

人々がいなくなったから植物も復活してくるだろう。

この世界を救うにはもう全世界の全員が本気で努力するか、

人間を絶滅させるしかなかったのだ。

人間がいなくなった世界で少女は泣いた。

泣き疲れた途端に少女は子供の未来を奪った先祖たちに恨みを込めて自殺した。


人類絶滅から何万年も経った。

地球は緑豊かな世界に変わって動物たちの楽園になっていた。

その世界を幽霊となった少女が幸せそうに見つめていた。

「今度は努力家な人間が生まれるといいね。」



終わり





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