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shadow  作者: 新垣新太
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ep1.雨の街編・8話

雫と風春はタクシーに乗り、丸茂のいる日本女子医学付属病院に向かっていた。車内では、雫が獅子頭の影移しの時に指に付いた黒い粉を風春に見せた。


風春 「何ですかそれ?」


雫は答えずに、黒い粉が付いた人差し指と親指を擦り合わせ、風春の鼻に近付けた。風春は、雫が差し出す指を恐る恐る見つめてから、指に鼻を近付けた。その指からは、ふんわりと花のような香りが立ち、風春の嗅覚を刺激する。そして雫も、自分の鼻に黒い粉の付いた指先を近付けた。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


ザアァアァーー、ザアアァァーーー。


家の窓からは、雨粒が屋根や車、コンクリートの地面に当たり、強弱の違う雨音が獅子頭正毅(ししがしらまさき)のいる部屋に聞こえていた。窓ガラスには、目と口元に(あざ)が痛々しく残る獅子頭の顔が映っていた。


獅子頭が母親から父親が捕まったと聞いたのは高校2年生、17才の時だった。


一1週間前一


テレビやワイドショーを賑わせている連続爆弾魔が捕まった。その爆弾魔は、街にある自動販売機に爆弾を仕掛け、飲み物を購入しようとボタンを押すと自販機が丸焦げになるほどまで爆発、炎上し、複数の一般人に重軽傷を負わせた。

その後、警察の粘り強い捜査により犯人が逮捕された。犯人は、獅子頭の父、正信(まさのぶ)だった。


全く理由(わけ)が分からなかった。獅子頭にとって父親は、真面目に働くサラリーマン。絵に描いたような父親だった。頭の整理も出来ぬ間に、獅子頭は学校でいじめにあい始めた。物が無くなり、ゴミを投げられ、机には父親が起こした事件の記事が貼り付けられた。そして、獅子頭は同じクラスにいるヤンチャな3人組に目をつけられ、サンドバックのように殴られた。昨日までの友は、今日から他人に。担任の男性教師は「お前は何も悪くない」と言ったが、目の奥ではそんな事、一切思っていないと伝わってきた。


母親は、通っていたパートの仕事先に居場所が無くなり、在宅ワークに変えた。獅子頭から見て、母親の様子は何も変わっていないように思っていたが。母親が、まだ暗い朝にベランダで叫んでいる声を耳にしていた。それでも母親は、捕まった父親の面会に行っていた。獅子頭は何度か面会に行かないかと母親から声を掛けられたが、どんな顔をして会えばいいのか、父親がどんな顔をしているのか。想像するだけでも全身に鳥肌が立って怖くて行けなかった。


獅子頭は父親に怒られたことが1度だけあった。それは、中学生の時、学校の宿題を教えてもらおうと父親の仕事部屋に入ろうとしたとき。コンビニ袋を手に提げて帰って来た父親が、獅子頭が仕事部屋のドアノブを握った瞬間に怒鳴り声を上げた。それ以来獅子頭は、1度も入った事の無い父親の仕事部屋が気になり、警察が明日家宅捜査に来るという前日に初めて部屋に入った。


カチャッ

獅子頭が部屋のドアノブを引く。


中に入ると、息を殺してしまう程、父親の部屋には連続爆弾魔の事に関する物ばかりが置いてあった。自動販売機の内部構造、爆弾の設計図、火薬成分表、小さな電子盤にハンダごて等が、部屋の真ん中に立つ獅子頭の視界に入ってきた。獅子頭は、1度だけ父親に怒鳴られた記憶が蘇り、早く部屋から出たくなったのだが、手に握っていたスマホを開き、部屋中を撮れるだけ写真に収めた。


それから獅子頭は、父親の部屋で撮った写真をじっくりと見た。そして、爆弾についてみるみる内に詳しくなっていった。危ない事とはわかっていながら、見てはいけないものを見ている気分が、獅子頭の脳内を刺激していた。


3ヶ月後。獅子頭は、ひとりで小型爆弾を作れるほどになっていた。その威力を試したかった獅子頭は、ずっといじめをやめない同じクラスのヤンチャ3人組に仕掛ける事にした。

獅子頭の通う学校の玄関には、生徒専用のロッカーが1つずつ割り当てられていた。獅子頭は、ヤンチャ3人組の内のひとりのロッカーの中に爆弾を設置した。その日の下校時間、獅子頭はヤンチャ3人組に捕まらないように先に教室を出て、見つからない場所でヤンチャ3人組がロッカーに来るのを待っていた。すると、ヤンチャ3人組が自分達のロッカーの所まで歩いて来た。


カチャッ

と獅子頭が仕掛けたロッカーの扉が開く。

バァアンッ!!

強烈な音が玄関フロアに響くと、ヤンチャ3人組は腰を抜かして大声を上げた。


柱の影に隠れて見ていた獅子頭は、いつもとは違う怯えたヤンチャ3人組の顔を見て興奮していた。その後、学校でロッカー爆発の犯人探しは行われず、ただ生徒達の間で、獅子頭が犯人ではないかと噂されていた。そのお陰もあってか、誰も獅子頭をいじめる者はいなくなった。そして、獅子頭に友達ができることもなかった。


獅子頭は高校卒業後、父親の部屋の写真から全てを学び、進学も就職もせずに独学で爆弾の勉強に時間を費やしていた。いつしか父親にライバル心が芽生えた獅子頭は、自動販売機の爆発は美しくないとまで感じていた。ただ、父親の爆弾で唯一獅子頭が美しいと認めるモノがあった。それは、駅のバスロータリー広場で、地面に数ヶ所あるマンホールが全て同時に爆発するという事件。獅子頭はその映像を動画サイトで見つけてから、改めて父親の部屋の写真を見直したときに、マンホール爆発の詳しい内容が記載された計画書と写真を見つけ、この事件は父親が犯行したモノだと知った。


日夜、爆弾について研究をしていた獅子頭が20歳を迎えた頃。都内にあるタワーマンションの大きな一室に獅子頭はいた。そこには、スーツに身を包むふたりの男が立っていた。


橘豪(たちばなごう) 「獅子頭君、特技は何かな?」

ブラウンの瞳をした橘が獅子頭に質問した。


獅子頭 「爆弾なら何でも」

橘 「爆弾か。、爆弾は人間に恐怖を与え、そして、怒りの種を生む。、、良い特技だ」


同じ部屋の隅に立つ男が微かに微笑んだ。


橘 「紹介が遅れたが、我々の仲間の鷹取(たかとり)だ」

部屋の隅に立っていた鷹取が、獅子頭に向かってお辞儀をする。

鷹取京(たかとりきょう) 「よろしく」

獅子頭は、紹介された鷹取に会釈をした。


橘 「獅子頭君、君の力が必要だ。我々と共に戦ってくれるか?」

獅子頭 「もちろんです」

橘 「良い目だ、これはウェルカムドリンクだ。乾杯しよう」


獅子頭は、橘からワイングラスを渡され、その中に黒い液体が100㏄程注がれた。橘と鷹取、そして獅子頭は中央に集まりワイングラスを交わす。


チリリィィイイン


ワイングラスを響かせ、獅子頭は黒い液体を喉元に流し入れる。それは、なんとも言えない味で、とろりとした甘さと花のような香りがした。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


風春が目を覚ますと、乗っていたタクシーが、信号待ちを終えて前に進み始めた。


雫 「どうだ、ピエロ男の記憶はちゃんと覗けたか?」

風春 「これは、何ですか?」

雫は、胸の谷間から正方形の白い紙を取り出し、指に挟んで風春に見せた。

雫 「この白い紙が吸着するのは、人間の悪い部分の怒り。吸着が終わると黒い紙に変わり、人間に潜むシャドウも消滅する。そして、この黒い紙についた表面の黒い粉は、その人間が持つ強い怒りの記憶。ただ、その記憶の状態は曖昧(あいまい)で、言うなれば昨夜見た夢を明確に覚えていないようなモノ。あと、黒い粉の香りを嗅ぐ側の人間の状態によって、その記憶の表れ方が違う」

風春 「白だの黒だの、わかんないですけど、、その、記憶の最後に出てきたスーツ姿の男達は誰なんですか?」

雫 「陽炎のトップの橘と、補佐の鷹取だ。スーツ姿だったのは、たまたまだろう」

風春 「あいつが陽炎のトップ、、」

雫 「風春」

風春 「あ、はい」

雫 「主観で相手を(とら)えるなよ、そして、過去に(とら)われるな。相手の過去も、自分の過去にも」

風春 「、、難しいっすね話が」

雫 「着いたぞ、降りろ」


丸茂のいる病院前でタクシーから降りた雫と風春。大きな佇まいの病院に小さなふたりの姿が消えて行く。


・・・


都内にあるタワーマンションの一室には、橘がベランダのあるガラスドアの側で芍薬(しゃくやく)の茎の長さをハサミで調整していた。橘から少し距離をおいた場所で鷹取が時計を確認する。


鷹取 「橘さん、獅子頭からの定期連絡が、ありません」


パチンパチンパチン、パチンパチン

芍薬の茎を切る橘の手が止まる。


橘 「そうか、、何でだろうな」

鷹取 「彼から連絡が無いのは初めてですね。何処かで戦っているのか、」

橘 「それとも、、」


パチン

芍薬の花は、橘の持つハサミで根本から切り落とされた。


ポトッ


橘 「裏切りか」


鷹取は、橘から放たれる殺気に鳥肌が立った。

鷹取(心の声) 「ウフッ。常人(じょうじん)ならば失神するほどの殺気、、ゾクゾクする」


・・・


雫と風春は、病院の2階に上がり、丸茂のいる研究室のドアをノックした。


丸茂 「はーい」

雫 「先生、遅くなりました」

丸茂 「待っていたよ。どうぞ、散らかってるけどね」


丸茂の研究室は、綺麗とも汚いとも言えない様相で、雫と風春はふたり掛けのソファに座った。白衣姿の丸茂は、雫達に背を向けて何やら資料を眺めていたが、すぐに席を立ち、ひとり掛けのソファに座り雫達と対面した。


丸茂 「まずは、初めまして丸茂と言います。わざわざ遠いところから来て頂いて」

風春 「は、初めまして。風春と言います」


すると早速、丸茂は風春の側に来て負傷している胸部を触った。

丸茂 「ごめんね、触診(しょくしん)するよ。、、君が、風春君か、、話は聞いているよ」

風春 「え?、あ、痛っ」

丸茂 「柳田さんからね。、うん、傷はそこまで深くなさそうだ。、、でも、3日間はこの病院で休んでもらうよ」

風春 「柳田さんが」

雫 「先生、これが十色(じゅっしき)の獅子頭と言う奴の怒りです」

そう言って、雫は丸茂に四角いケースを手渡す。

丸茂 「雫君、よくやってくれたね。ありがとう」

丸茂からの感謝を受け、雫は頭を下に下げた。

雫 「先生、人影に風春を推薦したいのですが」

丸茂 「いきなりだねー、、もちろん来る者拒まずだけどね」


丸茂 「ただそうなると、こんな怪我では済まなくなってくるよ風春君。それでも君は人影に入りたいのかい?」


風春 「俺は、、シャドウを全部倒すって決めたんです」

風春 「俺も人影の力にならせて下さい」


丸茂 「、、うん、良い目だ。そしたらね、これを風春君に渡すよ」

そう言われ、風春が丸茂から受け取ったのは、くすんだ銀色にゴールドで´´HS´´と刻印されたカードだった。


丸茂 「交通機関を使うときや、警察に何か聞かれたときには、そのカードを見せれば基本的には何でも収まる。我々人影の組織は、国公認の非公式組織なんだ」

風春 「おぉ」

丸茂 「まぁ、国にとっては、いてもいなくても良い存在、とも言えるけどね(笑)」


その後、風春は人影に入る者は皆、血液検査をするということで、丸茂から採血をされた。そしてふたりが研究室を出る際に、雫が丸茂の方に振り返った。


雫 「先生、そう言えば、盾仲(たてなか)さんって今、何処にいるんですか?」

丸茂 「んん?、彼は神出鬼没(しんしゅつきぼつ)だからねー。僕が知りたい位だよ」

雫 「そうですか。、失礼します」


・・・


風春が丸茂のいる病院で怪我の治療をしてから3日が経った。退院を迎えた風春は、丸茂に挨拶をしたかったのだが、仕事中で会うことが出来なかった。病院のエントランスを出ると、雫と佑都の6人グループが待っていた。


風春 「あれ、」

雫 「腹が減ったろ」

佑都 「病院食って不味いって聞いたぜ」


風春達はタクシー2台に分かれ、車に乗ること5分程で目的地に着いた。風春がタクシーから降りた正面には、黄色い看板とニンニクの良い香りが、風春に目的地の場所を知らせた。その黄色い看板には、豚トコトン藤沢店と書かれていた。


ぐぅーーーーーー。

風春の腹が鳴った。雫はそんな風春を横目に少し微笑んだ。

雫 「早く入るぞ」


テーブル席に着いた風春の隣には佑都が座り、風春の正面に雫が座った。もうひとつのテーブル席に残りの5人が座る。


雫 「私の(おご)りだ。好きなものを頼め」

佑都達 「イエェエーーー!!」

風春 「マジか、、」

雫 「その代わり、早く決めないと逆立ちで食べてもらう」

風春 「じゃあ、俺、豚辛担々(とんからたんたんめん)、良いですか?」

佑都 「俺、豚トコつるっとつけ麺!」

雫 「いいぞ、そっちも決まったか?、もう注文するぞ。オーダーで!」

手を上げて店員を呼ぶ雫に気付いた店員がすぐに側まで来た。


黄色いタオルを巻いた店員 「はい!ご注文ですか!?」

雫 「一回しか言わないから。豚トコつるっとつけ麺6人分に豚辛担々麺2人分、餃子8皿で」

黄色いタオルを巻いた店員 「はい!かしこまりました!ありがとうございます!」


豚トコトンに興奮冷めやらぬ風春に、雫が冷静に声をかける。


雫 「風春、池袋に行け」

風春 「え、池袋ですか?」

雫 「こっちは大丈夫だ、ガキ共に手伝ってもらう。あんまり頼りにならないけどな」

佑都 「眼帯姉ちゃん、俺達の武器、またパワーアップしたんだぜ!」

雫 「ほぅ、楽しみだな。、、風春なら大丈夫だ、陽炎相手に(おく)せずに拳をぶつける位の肝があればどこでも通用する」

風春 「俺はまだ、、全然です」

佑都 「でもさ、人間なんて100年も生きられない人生の中で、他人とケンカしたり争ったりするなんてダサいじゃん。だから俺は将来、人を喜ばせたり楽しませる警察官になる」

風春 「えぇえ?、しっかりしてるなぁ」

雫 「なれるよ」


黄色いタオルを巻いた店員 「はい!お待たせしました~!!」


雫達が頼んだ料理が次々とテーブルに並べられた。風春は豚トコトンに来るのがあの事件以来だと、恵里を少し思い出し、全員で「いただきます!」と声を出すと、夢中になって食べ始めた。


風春 「フゥーフゥー、ズズッ、ゴホッゴホッゴホッ!、あーこれだ!この辛さ」

佑都 「ハハハッだせぇー」

風春 「この豚辛担々麺はな、むせながら食べるのが醍醐味なんだよ。むせずに食べれるかやってみるか?」

佑都 「楽勝だよそんなの」

雫 「ちょっと待て、私の方にしろ、まだ箸を付けてない」

そう言って、雫の豚辛担々麺を佑都の前に持って行く。

風春 「そっか、すいません」


佑都 「うわ、うまそ~。フゥー、ズズッゴホッゴホッゴホッゴホッ!!、のどに来た!水水!」

風春達 「ハハハッハハハッ!!」

雫 「お前さん達は食べ方を知らないお子ちゃまだなー」

風春 「ここの担々麺よく食べるんですか?」

雫 「大好物だ」

佑都 「ゴホッ、じゃあ食べてみろよ!」

そう言われ、雫は佑都の前にある豚辛担々麺を引き寄せて割り箸を割った。麺を箸で持ち上げる、胡麻とラー油、ニンニクと挽き肉の香りが雫の鼻を刺激する。


雫 「見ていろ。、、フゥー、フゥー。ズッゴホォッ!!」

風春達 「ハハハッハハハッハハハッ!!!!」

雫 「バカっ、お兄さんこれお酢入れすぎではないか!?」

黄色いタオルを巻いた店員 「いつも通りっすよ!!」

雫 「こんなに酢が効いてたか」

佑都 「眼帯姉ちゃんの弱点が見つかったぞ~」

雫 「おい、黙れ、傘でお尻叩かれたいのか?」

佑都達6人グループ全員 「こーわーー」

風春 「この担々麺に、出汁の効いた豆乳スープ入れるとまろやかになって食べやすいですよ」

雫 「、良きだな。そうしよう」


そして、全員綺麗に食べ終わり、お店の前に出ると、風春は雫達に退院の出迎えの感謝を告げた。


雫 「駅はこの道を真っ直ぐ行った所だ。、達者でな」

佑都 「また遊んでくれよなー!」

風春 「ありがとうございます!じゃあ!」


風春は、雫達に背を向けて駅の方へ歩き出す。


雫 「風春」

呼び止められた風春が振り向くと、そこには雫と佑都達6人グループが傘を風春に向けて開いていた。


風春 「あ、花、、綺麗な紫陽花(あじさい)


雫達の顔だけが傘の脇からひょこっと現れ、開かれた傘には美しい紫色と桃色の紫陽花が咲き乱れていた。風春は、ぎこちなく手を少し振ってから、また駅の方へ向かって歩き出した。


バサバサ。


風春 「!、?」


すると、歩き出した風春は、左肩に何かが当たる感覚がしてその方を向くと、小さく丸っこいシマエナガが風春の方を向いて首を(かし)げた。


風春 「鳥?、、慣れっこい、何て言う鳥だ?」


風春は、左肩に乗ったまま離れないシマエナガと共に電車に乗って、池袋駅を目指す。


ep.2ギャンブルストリート編へ続く


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