表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ダンジョンマスターに生まれましたが人間やってます  作者: 猫の靴下
一章 ダンジョンマスターに転生だと?
1/53

前回「ダンジョンマスターに転生だと?」の設定と内容

前回の話を読まれた方は飛ばしても平気なページです。

「ダンジョンマスターに転生だと?」→https://ncode.syosetu.com/n5896hh/

前の読むのめんどくせーと思う方はここだけでもなんとなく雰囲気が伝わるかなと思います。

前回「ダンジョンマスターに転生だと?」の内容


ダンジョンを攻略されてしまうとそのダンジョンは数日で消えていく。

ダンジョンマスターを殺されて、少しずつ消えるのを待つだけのダンジョンコア。


ボロボロで壊れやすい魂が偶然そこに漂ってきたので、ダンジョンコア(タマ)はそれを取り込んで壊れる時間を稼いだ。

少しずつ魔素を地脈から取り込んで魂を再生していく。

少しでも油断すると消えてしまう。この魂が消えた時が自分も消えるときだ。

始めは自分の存続ためだった。長い時間が過ぎてコアは母親のような気持になっていた。

やがてその魂は息を吹き返し、ダンジョンマスターのショウとなる。


ショウは元人間の記憶が少しだけあったため、ダンジョン作成を嫌がる。

コアのタマはショウの好きなように人間として生きられるように偽装をする。


やがて初心者冒険者となったショウはタマが消える直前あることに気が付き、

スノードロップの魔石へ移動するように言う。


たまたま世界を眺めていた女神様。

タマのいる魔石が少しだけ丈夫になるように女神フローリアが魔法をかけた。

魂が再生する方法があるのなら見守ってみようと思ったのかもしれない。


◇◇◇


やあ。僕はショウ。ダンジョン作ってないダンジョンマスターだ。

ダンジョンコアのタマちゃんに僕の名前をつけてもらったんだ。

なぜか地球で中学生をやっていた記憶が少しだけあるんだよね。

おそらく魂が壊れかけてここに迷い込んで、転生してしまったのだろうとタマちゃんはいう。



ここは剣と魔法のファンタジーな世界だ。

女神フローリアが弱すぎる人類のために小さな街(メルクル街)をつくったのがはじまりなんだそう。

その後、元気になった人間は魔物たちを退けて王国までつくったんだ。


僕は初心者冒険者。

ここメルクル街でレッドという赤い髪の友人ができた。

特にギルドで初心者指導をしてくれるジョン爺さんは元冒険者なのでいろいろ教えてもらえる。


女性の知り合いでは何でも器用にこなすデイジーと、人見知りでやはり赤い髪の毛のケイト、

あと忘れちゃいけないゴールデン商会のリリーシュお嬢さん。お父さんがゴール・デン・レトリバーという犬っぽい名前だ。


レッドと一緒に『ゆきうさぎの村』で初心者クエストをクリアする。

キノ君という山の神のように地上より動きが早い人にも出会ってびっくりする。



僕とレッド、ケイト、デイジー3人は『ゆきうさぎの村』からメルクル街へ戻る同じ馬車に乗った。

「肉が食べたい」で盛り上がった。

村では鹿肉などもあったことはあったけど、すべて煮物や汁になってしまっていた。

育ち盛りの僕たちは、あの脂ぎった焼いた肉が食べたいのだ。


街へもどってすぐ串焼きの屋台に走り、レッドと僕のみならず女性陣もかぶりついていた。

村にいってたほとんどの初心者冒険者たちは肉に群がっていた。

串焼きを焼いている屋台店主もあまりに美味しそうな食べっぷりにうれしそうだ。


「やっぱりこれよこれ」

「脂たっぷりうますぎる~」

「あちあちあち」

「♡」


ウサギ肉・オーク肉などが塩味や甘いタレをからめたものが串に刺されて並んでいる。

ネギではないが野菜をはさんだネギマっぽいのもおいしい。

両手いっぱい何本も購入して食べまくる。


村でのクエストの稼ぎが、初心者にしてはよかったのでお腹いっぱいたべた。

店主さんが「もう材料ないよ」といいだすまで食べつくした。


村だとお金を使うところがあまりなかったのでひさびさの散財だ。

あちこち食べ終わって散らばった串を拾い集めるのを手伝う。

店主さんに聞いたら毎年今頃はこんな感じなんだそうだ。

もっとお金があったら食堂へいくけどね。


「ミノタウロスを倒して焼肉パーティをしたい!」とレッドがはりきっていた。

目標ができるのはいいことだけど、かなり時間がかかりそうだな、おい。


それからギルドのジョン爺さんに挨拶に行き、タマちゃんにペンダントの中へ移動してもらったのが前回の話だよ。

お読みいただき、ありがとうございます。

少しでも続きが気になる、と思っていただけたら、

『ブックマーク』と【★★★★★】何卒応援よろしくお願いします。

前回の「ダンジョンマスターに転生だと?」は題名詐欺だと言われてしまいました。

バトルとかダンジョン作成を期待されていたのかと思います。申し訳ない。

そちら系はなろうに面白いのがあふれてますから書くより楽しんで読んでおります。へへへ。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ