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大井なる野望  作者: 桜桃露雨
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開幕!タカマガハラ駅異常なし

宇宙軍巡航艦「大井」の陸戦隊が織りなすはずのドタバタ劇

時は2600年・・・師走半ばの14日、草木も眠る丑三つ時

一打ち、二打ち、三流れ・・・月夜に響く山鹿流の陣太鼓


というのは無関係で。

世代宇宙船から超高速宇宙船へと世代が移り変わる時期。

移民局の宇宙中継所である「タカマガハラ」駅

移民船のヒカワマルが間もなく出港準備に入るという状況


有朋遠来 醉飲酒:友遠方より来りて酒を飲む

兩人對酌 山花開:お互いに酌をし合い 山花が開く

一杯一杯 復一杯:一杯一杯 復一杯

我醉欲眠 卿且去:我醉うて眠らんと欲す 卿且く去れ

明朝有意 琴抱來:明朝意有らば 琴を抱いて來たれ


この時代によくみられる風景となり、間違った詩が広まったが

風景に合うため誰も間違いに気が付かない


超高速飛行が実用化され往来も可能になったが

彼らの中では永遠の別れであることは間違いない

今日もまた羽目を外しすぎ・・・トラブルを起こす者が


~~~~~警告~~~~~


・ここで酒飲むべからず

・羽目を外すべからず

・・・・・・・


警備隊(通称:べからず団)は今日も大忙し。

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