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異世界召喚?転生?それより安息を  作者: チュチュイェー
2/4

いてあん

週に2回はアップしていきます!

突然だが、俺渡瀬 陸(17)は死んだ....

理由とか、原因?ハッキリとは覚えていない、自宅であるマンションから出た瞬間に軽い衝撃と妙な痛みと熱さが背中に走って俺は死んだ....

はっきり言おう!理不尽だ!何故だ!今まで悪さなんかした事もない、平凡な学生である俺が何故なんだ!

死後少しの間意識だけはあるってテレビか言ってたけど本当だったんだ、などと考えて、少しずつ薄れてゆく意識の中、俺を殺したであろう人物の声が聞こえた。


「間違えた....」


死んだはずの俺が何故か意識が覚醒する。

「あれ?俺いきてる?何で?」

と呟き、周りを見渡した、何も無い....そう、本当に何もない場所で1人の何故か神々しいオーラを放った1人の幼女が俺を見ていた。

かなりの美少女で、髪は金色のロングヘアー、白いロングの綺麗なワンピース、瞳の色は青い吸い込まれる様に綺麗な色、透き通る様に白い肌、ロリコンで無くても釘付けになる様な美少女がそこに居た!


「 あなたは、本来生きているはずの人、こちらの手違いで死んでしまったので、貴方を生き返らせてあげます。」


ん?何を言っているのかな?唐突にそんな事を言われて納得出来る奴なんていないぞ〜?

「 貴方は死んだ、だから前とは違う世界に生き返らせるから、説明....めんどくさい、頭悪そうだし、お詫びに色々加護をあげるから、さっさと行け」


は?え?なんだこいつ、なんか腹立つな!と思った瞬間に俺は再度意識が消えていった....


あ、なんだかあったかい、気持ち良い温度....心地よい風に目をあけると、大草原の真ん中に俺は居た....

「なんだここ?どこだ?ん?なんだこの視界の端にあるの?」

俺は視界の端にあるそれに触れる様に指を伸ばすと、メニューと書かれた物が視界の前に広がった。

アイテム欄、ステータス、スキル、称号、状態

ステータスを試しに広げた。

名前 渡瀬 陸

種族 人

職業 無し

レベル1

HP 1200/1200

MP 800/800

力 1000

防御 700

知力 250

魔力 2500

素早さ 800

運 60

スキル

武器具現化 全異常耐性 全魔法耐性

全デバフ耐性 知恵神の加護

称号

無し

状態 良好


色々言いたい事がある、知力は....なんだか日本に居た頃より良くなった気がしないでもない....

運60って低いの?高いの?なんなの?いじめ?

すげ〜腹立つ!!アイテム欄見てみよ!!腹立つけど見なきゃ始まらないしな!!

アイテム

最高級ポーション×10 最高級エーテル×10 魔道書×1

最高級エリクサー×10

所持金 金貨50枚


凄いのかどうかが分からない、金貨50枚?最高級シリーズ?ますますわからん!ん?待てチュートリアルの様に知識がなだれ込んでくる。


金貨1枚=銀10枚 銀貨1枚=銅貨20枚 追加知識 銀貨8枚で平民の4人家族が贅沢をしなければ一月暮らせます。


天の声の様な物が頭に流れて教えてくれる....

気持ちわる!!!

まあ、良い、気を取り直して最高級シリーズの効果を見てみる。

最高級ポーション HP、怪我、疲労を瞬時に完全回復

最高級エーテル MPを瞬時に完全回復

最高級エリクサー 全ての状態異常、病気を完全回復

マジか!!チートアイテムゲット!大金ゲット!ありがとう幼女!!ありがとう異世界転生!!俺は幸せになるぜ!!ヒャッハー!ハーレム作るぜ!!!


と、俺は最後に魔道書なる物が気になりアイテム欄にタッチしてみた。俺の手に魔道書と異世界言語で書かれた本が現れる。

お!文字まで読めるのか!凄いな異世界転生!

さあ、読んでみるか!


これが災いの元になるのを、今の俺は知る由も、すべもなかった....


俺は魔道書を広げて中身を読もうとした瞬間に、凄まじい光が本から発生し、同時に激しい頭痛と共に莫大な量の魔法の知識がなだれ込んで来た!

それは、人を蘇らせる物から、全てを滅ぼす物、ありとあらゆる魔法の禁忌の領域から、全ての属性 火、水、土、風、闇、光、と全ての魔法が頭になだれ込む....

激しい頭痛と吐き気と共に意識が薄れていく....


あれから何時間経ったのだろうか?周りは暗くなり明らかに夜だった、少し寒い....そんな事を思っていると俺の周りを囲むように2メートルを超す狼の様な生き物が牙を剥いて俺を見ていた....すげー怖い!なんだこれ!俺また死ぬんだ、また訳も分からず俺は死んでしまうんだ、そう思うと段々と怒りが湧いて来る....

最高に不愉快だ、俺をなんだと思ってやがる!オモチャか!殺してやる!俺を殺そうとする奴は全員殺してやるよ!!

俺は無意識に左手をかざし頭に浮かんで来る文字を詠みあげる。

「我は火を司る者 我が与えしは無限の業火 来たれよ!フルフレイムウェーブ!!」

俺を中心に豪炎の波が円の様に半径20メートル範囲に広がり燃え盛る、俺を取り囲んでいた狼達は即座に灰になる、俺は凄まじい脱力感に襲われた、俺は自分が何故魔法をいきなり使えたのか分からないが安心感からか深くは考えずにいた、安心し冷静になり焦った!

周りが草原だったので火事になってないか不安になり、周りを見渡す。

幸いな事に炎は消えており、おれの周りが焦土と化していた。

メニュー欄に、経験値とドロップアイテムとゆうテロップみたいな物が表示された。

経験値1800を取得しました。レベルが14になりました。ドロップアイテム 群狼の皮×8 群狼の牙×8 群狼の肉×6を取得しました。

某有名ゲームド○クエを思い出した....

「レベルアップ?とりあえず確認しとこう。」

ステータス

名前 渡瀬 陸

種族 人間

職業 無し

レベル14

HP 1380/1380

MP 100/950

力 1050

防御 850

知力 255

魔力 2600

素早さ 850

運 61

スキル

武器具現化 全異常耐性 全魔法耐性

全デバフ耐性 知恵神の加護 NEW全魔法習得

称号

魔導を極めし者

状態 良好

所持金金貨50枚銀貨2枚銅貨6枚

MPの消費が激しいと疲労感がくるのか....気を付けよう....

そうゆえば武器具現化のスキルがなんなのかわからなかったが、今の俺は丸腰だ、武器の具現化?想像した武器が使えるのか?

試しに日本刀を想像すると、光と共に想像していた日本刀が手に握られていた!

夜に草原に炎が現れる様を見ていた者が居たのは主人公も気づくよしもなく....

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