第一部完結にあたって――作者よりご挨拶
ここまで美嘉と三娘の物語を読んでくださり、本当にありがとうございました。
小説を書くことにはまだ不慣れで、うまく伝えきれなかったところもあると思います。それでも、日々読みに来てくださる方がいることが励みになり、ここまで書き進めることができました。
宋江たちが方臘との戦いへ向かう一方、美嘉たちは独龍崗で、自分たちの暮らしを少しずつ築き始めました。この場所を一つの区切りとして、第一部を完結といたします。
書き始めたころには、私自身も、美嘉がどこへたどり着くのか分かっていませんでした。今は、彼女たちにひとまず居場所ができたことに、ほっとしています。
この先を書くかどうかは、まだ決めていません。まずはここまでの物語を、皆様にお届けできたことを嬉しく思います。
拙い作品にお付き合いいただき、ありがとうございました。
初めての小説執筆であり、至らぬ点や拙い表現も多々あったかと存じますが、ここまでお付き合いいただき、心より感謝申し上げます。
読者の皆様の声を直接うかがう機会はまだなく、正直に言えば、寂しさを感じることもありました。しかし、この手探りの日々のなかで、物語を一つ書き切ったという充実感は、何物にも代えがたい私の財産となりました。いまは、全力で駆け抜けてくれた美嘉の背中を見送ったような、少し切ない名残惜しさに包まれています。
少しだけ心身の休憩を挟み、ペースをやや落としながら、この場所でそのまま第二部を執筆し、再開すべきか、まだ悩むところではございます。
それでも、皆様が日々この物語の頁をめくってくださったという事実そのものが、私の最大の励みでした。これまでお付き合いいただき、本当にありがとうございました。またどこかで、美嘉と友人たちの成長や奮闘、そして絆の深化の続きをお届けできる日を願って。




