最終回に寄せて
どこに書いたらいいのか分からないけども、書きたくなったのでここで書いていきます。見てない人には全く何のことか分からないと思うので、読まない方がいいでしょう。こういう個別の作品について、こういうところで色々書いていいのかどうか分かりませんが、不適切だったら教えてください。
まず言いたかったのは自由な発想の素晴らしさです。並行世界とか言い出したら何でもありになっちゃうだろうという方もいるとは思いますが。何でもありだから面白いのです。今までこの造り方は禁じ手になっていたように思います。唯一思いつくのはシティハンターに対するエンジェルハート位でしょうか? でも松本零士の世界観も似たようなものかなと思います。漫画版の999にはバックにヤマトも出てきてます。
まぁそこは置いておいて、ファーストからのファンにはサービス満点でした。ララァとシャアの幸せな未来が窺い知れるエンディングです。シャリアブルも死にません。セイラさんが統治するジオンは平和になるのではないでしょうか? ランバラルが生きててよかった(最後に出てきていたの初見では見逃してました)。ハモンさんも見たかった。アムロの声も聞けて良かった。ギレン瞬殺でキシリアはバズーカでドカーンでした。ガルマはどこ行った? 続編作るときの為の保険? 最後に出てくるモビルスーツがゾックってマニアックすぎでしょう。プラモになるんだろうな……。
ここから出てきたキャラもみんな幸せになってよかったです。エンディングシーンは実は最終回の後のマチュとニャアンが、地球で一緒に暮らしてるところなんだというのが分かる演出です。バッグが一緒で水着が干してあります。これはしかし未来少年コナンンで宮崎駿がやった手法ですね。コナンのオープニングは実は最終回の後を見させられてました。シュウジが最後マチュのこと好きだっていうのは苦しいかなと思いましたが、尺の関係で仕方ない。マチュはお父さん最後まで出しませんでしたね。こっちの世界のララァは、マチュが現れて娼館が焼かれてなければスラムには居なくて、シャアとも会えなかったので、人間万事塞翁が馬みたいなところもありますね。
疑問点も多々残りました。結局アンキーって誰だったのか? 最後のシーンはナディアへのオマージュ? なんでハロはそこにもいるの? マチュのところのハロはオメガサイコミュと一緒に向こうからやってきたの? エンミリオンユニット(エンディミオン?)って最後の最後でなんかよく分からない単語をぶっこまれた。これってもしかしてファーストの前日譚? 結局シュウジって何者?
続編を作ろうと思えば作れなくもない終わり方でしたが、それはなんとなくやめておいた方がいいんじゃないかと思います。できれば今度はマクロスの続編作ってください。メガロードが消えたあたりの設定は並行世界には相性いいですよね。イデオンですら何とかなりそうな気がします。
とにかく制作サイドの皆様、面白い作品をありがとうございました。
なにか妄想が止まらないのでまた何か書き足すかもしれません。なので完結にはしないでおきます。