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喜びの地(よろこびのくに)  作者: 岩持重詩(いわもちおもし)
6/20

番外編 糸 

きれる糸 消える糸


えにしが無くなる 音のなる


かつて作りた そのえにし


大事な糸とわからずに


キリて この世と(えん)を切る


自分で切っておきながら


何故助けぬかと のたまいて


神なんぞあるかと 嘆く人


愚かさ越えて 声も出ぬ


家族 一族 らちもなく


集団 企業 ことごとく


(えん)を切りたものどもは 


この世の外に うせにける


今一度 あのえにし求めては


歩むヒトの (いさむ)あし 


喜びの場所に辿り着き


コガネのえにし 結びたる


うまれ糸 ふとる糸 


えにしがひかりて ()まる音


きれることなき とわの糸


もう二度と切れぬ その糸に


ヒトの喜び うまれたる





縁が切れたからと言って

もう一度結べないわけじゃないみたいです

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