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筆物語 帰らずのビル  作者: 鉄馬 メウ
4/9

黒い男の正体


「うちの娘に何してくれてるの~」


怒りの形相で一花(いちか)さんが突撃、

思いっきり勝也(かつや)さんに飛び蹴りが炸裂

吹き飛んでいった。


「ゲホゲホ……助かった。

ありがとう一花(いちか)さん………あれ?」


一花(いちか)さんはさくらさんのもとに

走っていく。


「さくら大丈夫、さくら~、あ~もう」


倒れているさくらさんを起こしたいが幽霊である

一花(いちか)さんではさわることが出来ず、苦悩している。


一花(いちか)さんは涙を溜めさくらさんを見る。

俺はそっと一花(いちか)さんの肩に手を置き

俺に任して下さいとジェスチャーする。


一花(いちか)さんは頷き(ふで)に場所を譲る。


「さくらさん、さくらさん大丈夫?」


「うっ、痛ったい…………あ、(ふで)くん大丈夫」


「アハハ、さくらさんの方こそ大丈夫?」


「あ、そうか私、勝也(かつや)さんに………

そうだみんなは?」


美紀(みき)さんと真司(しんじ)さんを何とか

陽菜乃(ひなの)湊斗(みなと)拓海(たくみ)が押さえつけているが

もう耐えられそうにない。


(ふで)くん、勝也(かつや)さんが!」


「げ、勝也(かつや)さんも居たんだ!ヤベ~」


「私の娘に手を出しておいて一発で済むと

思うなよ!」


一花(いちか)さんの回し蹴りが顔に炸裂

勝也(かつや)さんは再びダウン


「へ?、勝也(かつや)さんが急に吹き飛んだ、なんで?」


「ナイスです。一花(いちか)さん」


筆を懐から出し気合いを入れる。


「オリャー止まれ『縛筆(ばくひつ)』」


3人の額に印を書くとそれぞれ微弱な動きをするが

動くことが出来なくなった。


「あ~疲れたぜ!」

「ハ~ハ~(ふで)何したかわからないが助かった。

「ホント、なにやったの凄い」


「おう、ただ長くは縛っておけないから

油断はするなよ!ハ~疲れた(*´Д`*)」


(ふで)くん大丈夫」


さくらさんが心配で手を差しのべて来た。


「サンキューもう人踏ん張りしないとな」


何故か不信な目でさくらさんが見ている。


「…………そうだね。マコちゃんを捜さないと!」



…………▽


「ね~さっきの筆で何したの?魔法とか術とか

やっぱり(ふで)くんは他の人とは違ったのね」


「もう、陽菜乃(ひなの)気になるのは分かるけど」


「ご、ごめん、さくら怒んないでよ~ね!」


陽菜乃(ひなの)さんとさくらさんが

盛り上がっているところ申し訳ないが

結構余裕がない。

そろそろ体力がヤバいぞ、次にあの3人が暴れたら

止めるのは難しいかもしれない。


「あの3人は本当に死んでるって言うのかよ

信じられねぞ!

何かヤクかなんかやったんじゃないのか?」


拓海(たくみ)確かに信じられないけど

あの遺体はどう見ても勝也(かつや)さんだろ」


「確かに似てはいるけどよ!あんなの

似せようとすれば作れるだろ!」


「お前はな~あんなの作る物好きがいると

思うかよ。この不思議な現象と合わせて考えれば

十分納得出来るだろう」


「…………信じるしかないのかよ~」


拓海(たくみ)湊斗(みなと)もま~落ち着けよ

なんとかなるよ。」


「悪いな、何かお前にばっか頑張らせてるみたいで」


「うん?どうしたんだよ湊斗(みなと)


「いや、お前が居なかったら、俺も怖くて

混乱してたんだろうなと思ってよ」


しみじみと言われると何か恥ずかしいな。


「それにしても、どこにも居ないよね

マコちゃん、今は居ないのかな」


「そんなこと無いよ!リコちゃんが

言ってたんだから」


「うん、それは分かってるんだけど、

もしかしたらおでかけ中かな~って」


「……………」


「どうしたの(ふで)くん?」


俺が急に黙って止まってたから心配かけちゃった

みたいだ、でも思い付いたことがあった。


「いや、ちょっと思ったことがあって、

もしかしたらなんだけどオモチャの中に

隠れてるのかも!」


「え~とだから今捜してるじゃないかよ」


拓海(たくみ)がなに言ってるんだって

感じで言ってきたが、ま~そうか確かに!


「俺が言いたいのはリコちゃんが大切に

している。オモチャに取り憑いているかな

と思ってさ」


「それって、どうやっても捜すわけ?」


「……………戻ってリコちゃんに聞くか?」


…………▽


「リコちゃんー」


「お兄ちゃん!マコちゃん居た?」


「ごめん、まだ見つけれなくって、それで

教えてほしんだけど、マコちゃんが

日頃持ってる大切なオモチャとか無いかな」


「オモチャ?…ヌイグルミをいつも持ってるけど!」


「ヌイグルミか~こりゃ大変だぞ」


「そうだね、さっき見た覚えがあるだけでも

かなりありそうだね!」


みんなはどうしようと悩んでいると


「そんなに悩まなくて言いと思うよ!

マコちゃんちょっと変わってるから

いつも持ってるヌイグルミは●●●だから」


「え?そんなのあるの( ・◇・)?」


全員がクエスチョンマークが頭に付いた。



…………▽


「ホントだね!あったよ!ヌイグルミ」


さくらさんはちょっとびっくりしていた。


「そうだな、これは間違いないだろう

サソリのヌイグルミなんて聞いたこと無いぞ!」


湊斗(みなと)も無いと思っていたようで

びっくりしている。



「気を付けなさいよ!

あのヌイグルミからいやな気配がするから」


(ふで)は小声で

一花(いちか)さんもそう思いますか、

意識を集中して見るとヤバいです。

正直どうしようか迷ってます」


「なに弱気になってるのよ!

言っとくけど私の娘の命がかかってるんだからね

失敗したら呪うわよ~」


「もう~怖いな~勘弁して下さいよ!」


呪われる気はしていないが、多分飛び蹴りは

覚悟しなければならないだろう。


「みんな!!少し離れてくれる」


俺はみんなを下がらせて、ヌイグルミの前に立つ


どうするかだな!


「うん?」


サソリの人形が「トコトコトコ」ったあるいて

俺の足の前で止まり、「グサッ」と針を刺す。


「………………………あ~痛った~刺された~

毒が回って死んでしまう~~~」


ばたりと俺は倒れた。


「ふでくん、だ、大丈夫!傷は浅いわ。

あ~でも毒はどうしょう。病院、病院に行かないと

あ、でも出れないんだ、それに私、幽霊だし

どうしよ~」


一花(いちか)さんが目の前であたふたしている。


小声で

「演技です。ある意味ナイスです。一花(いちか)さん」


サソリの人形は楽しそうに跳ねている。


そう言うことね!


「う~う~もうダメだ~ バタン」


カタコトで

「あ~(ふで)くん、なぜしんでしまったの~

ワ~ンワ~ン( >Д<;)」


一花(いちか)さんは泣き真似をする。


サソリのヌイグルミはくるくる回ったり、

ハサミやしっぽを動かして遊んでいる。


よ~く見るとだんだん見えてきた。

サソリのヌイグルミで遊んでいる少女が!


その少女を見て確信した。この子がマコちゃんだ!


リコちゃんに良く似ている。


俺は近くにあったライオンの可愛いヌイグルミを

手に取った。


「ガォ~良くもやったな~食べちゃうぞ~」


ライオンのヌイグルミを使って話しかける。


「……………!?、私の針とハサミに勝てるかしら」


そう言ってサソリのヌイグルミを

ライオンのヌイグルミにぶつけて遊び始めた。


一花(いちか)さんも近くのヌイグルミを取って

遊び始めた。


ホントに楽しそうに遊ぶマコちゃん

こんな可愛い子には何てことしやがるんだ

俺は遊びながら沸々と怒りが込み上げてきた。


「お姉ちゃんどうしたの?なんで泣いてるの?」


横に居る一花(いちか)さんを見ると、

目から涙がこぼれていた。


「え、えっとね。フフッ目にゴミが入っちゃって

大丈夫よマコちゃん!」


心配してくれる。マコちゃんを見て、

この子もとても優しいなんだと思いつつ

出来るだけ穏やかな笑顔で答える。


小走りでさくらさんと陽菜乃(ひなの)さん走ってきた。

(ふで)くんヌイグルミがひとりでに動いてるし

(ふで)くんも何してるの」


二人にはマコちゃんが達が見えないのか?


「いまね!マコちゃんとコミュニケーションを

取ってるところかな、初めて会うわけだし

いきなり知らない人だと怯えるかもしれないし、

ただマコちゃんは違ったみたいだね。

人見知りもしないしむしろ遊んで欲しそうだね!」


「そうなんだね、リコちゃんみたいな

可愛い子だと良いな~」


「そうだね!タイプは違うけど

可愛い良い子だと思うよ」


「そうなの……なんか予想と違うわね!

黒い男の正体がマコちゃんじゃないかと

思っていたから、ちょっと不安なんだけど」


陽菜乃(ひなの)さん、そう思っていた方が

良いかもしれない。警戒していればいざと言う時

動けるから」


その話を聞いてさくらさんは複雑な思いが

あるのか、あまり良い顔はしなかった。


(ふで)くん、(ふで)くんマコちゃんが可愛い過ぎて、

娘に欲しいよ~」


「いや!、あんたには可愛いは娘が居るんだから

我慢しなさい」


(ふで)くんのケチンボ~」


一花(いちか)さん古臭いですね!」


「……………(怒)」


「あっいた~(/´△`\)」


(ふで)くんたんこぶか出来たけど大丈夫?」

「え、幽霊に攻撃されたの!!」


しゃがんで頭を抱えて、

「せ、正解………」


「お兄ちゃん大丈夫?」


「アハハ、大丈夫!、大丈夫!」


「そうだ、マコちゃんちょっといいかな!」


俺は懐から筆を出す。

マコちゃんは何が起こりのか興味津々で

見ている。


俺は姿勢を正し集中する。


筆この先が白く光、その筆でゆっくりと

丁寧に額にマコちゃんの額に印を書いていく。


「ふ~終わったよ。じっとしてくれて

ありがとう( ´∀` )」


「えへへ、くすぐったかった(^O^)」


「え、あれ見えるよ」

「凄い、何したのよ」


「うん!?二人ともマコちゃんが見えるように

なったのか?」


「うん!見えるよ。マコちゃんもリコちゃんと

一緒ですごく可愛らしいね!」


「でも、幽霊が見えても全然怖くないんだけど

なんか不思議な体験だよね!」


「お、マコちゃん発見だな。よっしゃ~」


「それでこの後どうするんだ?」


「うん、そうだね!まずは聞かないと………


マコちゃん、お姉ちゃんがマコちゃんに

会いたがっているんだ、一緒に来てくれるかな!」


マコちゃんはさっきの明るい笑顔が嘘のように

悲しい顔に変わる。


「ダメなの!お姉ちゃんに会いたいけど会えないの」


「どうしてかな?」


「マコちゃんがお姉ちゃんを食べちゃう」


「食べる?どう言うことだ?」

拓海(たくみ)が首をかしげる。


「うん、そっか分かったよ。マコちゃんは

偉いね!会いたいのを我慢してお姉ちゃんを

守ったんだ。えらいえらい!」


俺はマコちゃんの頭を撫でた。

そうするとマコちゃんは嬉しそうに頷いていた。


「ね~、お兄ちゃんは一緒に居てくれる」


少し上目遣いで不安そうにお願いする。


「う~ん………いや、それは無理なんだ!」


陽菜乃(ひなの)さんが俺の耳のそばで


「ちょっと、確かに無理なのは分かるけど、

こんな小さな子供が必死にお願いしているのよ

嘘でも一緒にいるよって答えなさいよ。

ほら、さくらを見なさいよ。悲しそうな

顔してるじゃないの、このままだと、さくらが

言っちゃうわよ」


「アハハハ、そうだね~」


「笑ってる場合じゃないでしょ!」


俺はマコちゃんの前屈み、


「マコちゃんごめんね!俺は一緒には

居られないんだ~でもね!大丈夫なんだ

ずっと寂しくないように俺が何とかする」


マコちゃんは俺の顔を見つめる。


「お姉ちゃんと一緒に居られるようにする。

そうすれば寂しくないよ!」


「ホントに、マコ、お姉ちゃんと会って良いの?」


「うん、任せておいて、俺が絶対に何とかする」


マコちゃんは嬉しそうに笑った。


「それでどうするんだこの後、マコちゃんが

見付かったからあとはこの子に何を聞けば

でられるんだ?」


「あ~うん~凄~く難しいことだけど

やるしかないからな~

この子がこの異界の核で間違いないのは見て

わかった。

マコちゃんをこの場所に繋ぎ止めている

何かを解けば俺達も出られるよ」


「うん、難しくってもやるしかないね!」


「さくらさん気合い入ってらね。

それじゃ俺も気合いをいれますかね!」


マコちゃんを見る


マコちゃんの中から負の感情の塊みたいな

気配を感じる。これが黒い男の正体

ならばこいつを排除すれば良いはずだ!


「それじゃ、やるかね~………!!」


懐から筆を出した瞬間、腹に衝撃が走る。


「ガハッー」

俺は床に転がる。


マコちゃんを見るとお腹の辺りから黒い腕が

出ていた。あれに殴られたのか!


「チッ、そのまま黙って静観してれば良いものを

出てきやがったか!」


「お兄ちゃん達逃げて~

私が私じゃなくなっちゃ……………」


マコちゃんは黒いモヤのようなものに飲み込まれ

現れたのは黒い男!!!


「マコちゃんーーー」

さくらさんと陽菜乃(ひなの)さんが叫ぶ!


「ゴホッゴホッなんだこの匂い」


拓海(たくむ)は刺激臭で咳き込む。

周りを見ると(ふで)以外のみんなも

同じようだ。


(ふで)は起き上がり


「みんな下がってかなりきつい死臭だ

何人取り込んだんだか、こいつは!」


筆を使い空中に印書く


不思議なことに空中に字が浮いていると

みんなが驚いていた。


「さてと、マコちゃん一緒に頑張ろう

お姉ちゃんが待ってるよ!」


言葉に反応したのか、

黒い男は急に突撃してきた。

しかし、弾かれるように後退する。


「そう簡単にはやられるつもりはない!!」


空中に浮いていると字がある場所で、

黒い男は進めなくなる。


「少し話そうじゃないか、お前は誰で何なんだ

教えろ!」


俺は命令するように問う。


「うぉぉうぉぉあぎあがは」


訳のわからない言葉を発し

グキグキと奇妙な動きをする。


「なに今の、意味わかんないんだけど」


いつの間にか一花(いちか)さんが隣にいた。


一花(いちか)さんも下がってください。

て言うか、守護霊なんだからさくらさんの

ところに言って下さいよ」


「私もマコちゃんが心配なの良いでしょ」


いや、良くはないと思うけど………仕方ないな~


「無茶だけはしないで下さいよ!」


「たばべさら~どら~」


またも何を言っているかわからない。


「なにか言ってたとしてもわからないじゃない」


「大丈夫です。言葉を紡ぎます!」


小型の黒いカードのようなものを出し

それに筆をすりつけ筆で格子状の線を空中に書く。


想墨(そうぼく) 伝記(でんき)


『ナニオシタ』


「あれ~文字が浮き上がってきた!!」


一花(いちか)さんが驚き騒いでいる。


「なにこれ?、なにこれ?」


「騒ぎ過ぎですよ。一花(いちか)さん

は~これはですね!相手が外国人の幽霊、

鬼、悪魔、動物霊とか話が通じない相手と

会話するための技です。これであいつが言いたい

ことがわかるでしょ!」


『キサマラコロス!』


「ドきつい一言ありがとさん、お前悪魔か!!」


『ギヒヒ、ワガナハバドリー

オマエのイノチヲクワセロ』


「ちげいだろ!!お前の欲しいのは負の感情だろ

お前はあの男が呼んだ悪魔だな!」


『ギヒヒ』バドリーは歯をむき出しにして笑う。


『ハヤククワセローーアアア』


バドリーは突撃しガンガンと印で作った結界を叩く。


「おいおい、大丈夫なのかよ!あいつこっちに

これねえよな~(ふで)?」


拓海(たくむ)………ごめんこの結界は

しばらくしたら壊れる。こいつ思ってた

以上に力強い」


「くそ~(ふで)取り敢えず結界が壊れる前に

逃げるで良いな!」


湊斗(みなと)が逃げる体勢を取る。


湊斗(みなと)ーみんなとリコちゃんの

ところに言ってしばらく隠れてくれ!」


(ふで)はどうするんだ」

「そうだよ(ふで)くんも一緒に逃げないと」


湊斗(みなと)に続きさくらさんも(ふで)

逃げるように言うが


「俺はやらないといけないことがある!

わり~けど先言ってくれ~」


おれは笑って答える。


(ふで)お前………ばか野郎が

みんな行くぞ~」


「でも(ふで)くんも………」

「さくら今は(ふで)くんを信じよう!」


陽菜乃(ひなの)さんがさくらさんの手を

引っ張って走る。


「ふ~やっと言ったわね!」


「そうですね~………ってなんでやねん

( ´∀`)Σ⊂(゜Д゜ )」


一花(いちか)さんも一緒に行って下さいよ!」


「良いのよ。マコちゃんを助けないと

さくらだって守れないんだから!」


もうこのやり取りするのめんどくせい!

しかし変なこと言うと殴られるし


「分っかりました(>д<)ノ」


「バキ、バキ、バキ」

音を立て印が薄れ結界が壊れた。


「アガ~」

腕を大きく振って暴れ回る。


「あっぶね~」


俺は横っ飛びして躱す。殴られた棚は大きく

変形して、もしも殴られればただではすまない

威力だ!


「お前の目的はリコちゃんだな!

マコちゃんにリコちゃんを殺させることで、

耐え難い悲しみの感情をお前は得る。

負の感情こそが悪魔の生きる糧だからな!」


『ギヒヒ』


「だか、マコちゃんはそうはさせなかった。

お前がリコちゃんに何をするか本能的に

分かっているんだ。

本当は今すぐにでも会いたい姉を目の前に

姉を守るため離れなければならない。

これがどれ程辛いことか………考えるだけで

腹が立つよ!」


『ギヒヒ、イイゾ、ソロソロコイツモ

タベドキダ、ツイデニオマエモクウ』




「そうはさせね~よ!」




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