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カツサンド

肉厚な豚カツが食べたい

今日の依頼はちょっと特殊で、護衛対象にそうとバレないように護衛しろというもの。貴族のお坊ちゃんがノブレスオブリージュの一環で教会の炊き出しに参加するそうで、心配した親御さんからの依頼だ。


まあ闇魔法で気配と姿を消してさくっと依頼終了。お坊ちゃんも誰かに狙われる様子もなく屋敷に帰り、依頼料もちゃんと貰えた。


今日は宿でリオルと一緒にお昼ご飯にカツサンドを食べようと通りの屋台で買ってきた。


「リオル、ただいま」


「リリア、お帰りなさいなのじゃー!」


「今日はカツサンド買ってきたから、部屋で昼食にしようか」


「カツサンド?」


「豚カツが挟んであるサンドウィッチだよ。食べればわかるかな」


「んー?美味しいのじゃ?」


「美味しいよ。早速食べよう」


テーブルにカツサンドを乗せて包装を解く。


「ん、美味しそうなのじゃー!」


「いただきます」


「いただきますなのじゃー」


揚げたての豚カツにソースが絡まり、それをパンが挟んでくれる。至極の一品ね。


「んまー!これ美味しいのじゃ!まだ出来立てであったかくて最高なのじゃー!」


「なにこれ。美味しい、最高」


「肉汁がたっぷりなのじゃー!THE・肉なのじゃー!」


「はあ…こういうのがいいのよね…食べ応えもあって、余計な物が一切ない無駄を切り捨てた至極の一品よね」


「美味しかったのじゃー。満腹なのじゃー!」


「御馳走さまでした」


「御馳走さまなのじゃー!」


食べ終わると片付けて、二人でボードゲームをやる。楽しい時間はあっと言う間に過ぎ、気付けば夕方でお腹が空く頃。二人で手を繋いで宿を出て、今日も今日とて夕食のために食事処探し。いつまでもこの時間が続けばいいのにな。

鳥の照り焼きも良し

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