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海と想いと君と  作者: coyuki
第1章 恋への目覚め
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第0話 恋なんて……

周りの女子や男子。みんなこんなこと言っちゃってる。


『私、あの子いないと生きていけな〜い!』

『俺、彼女いねーと死ぬかも、マジで』


度々生じる……何で?という、問いかけたい気持ち。


好き、と思えるような人がいなくても、生きていられる。

好き、と思えるような人がいなくても、人生は成り立つ。

好き、と思えるような人がいなくても、社会は動いてくれる。


恋人ができなくったって、生きていられる。

恋人ができなくったって、人生は成り立つ。

恋人ができなくったって、社会は動いてくれる。


それが、私が思う考え。

そんなこと言ったら、「あんたシケてるね」って言われるだろうから、言わないけど。

こんな私。


―――でも、何年か経った今になって分かる。


好き、と思えるような人がいて……

恋人、と呼べる存在がいて……


こんなにも、生きてることに感謝できて………―――途轍もなく、息苦しいこと。




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