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ヒーローに代償は付き物だ  作者: 鈴風 一希
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やっぱ俺ってどこにでもいるやつなんだな!

恋愛要素は無いですからね

1章

 俺は、どこにでもいる

     平凡な奴なんだな


俺は稲垣二郎いながきじろう。名前の由来は稲垣一いながきはじめの次に産まれた双子の弟だから『二』。双子なのに何故か俺だけ逆子で帝王切開で産まれ、「腹を切る」から「桃を切る」を連想させ「桃太郎」が来て、

 「桃太郎から『郎』を貰おう!」

という父の連想ゲームから俺は見事『郎』をゲットし「二郎」になったのだ!

まぁまぁ簡単な話だろ。

どこにでもいる一般社会人。見た目は兄と同じく並のイケメン、運動神経は兄に持ってかれ俺はどちらかと言えば頭脳派。俺は本好きで物静かな方で、兄は戦隊モノやライダー系のようなものに憧れているアウトドア派の存在だ。ちなみに俺にはあと三人下がいる。一人は俺の二個下で名前は三佳子みかこもう一人は俺の三個したの荘四そうしあと一人は俺の五個下の聖五せいこだ。聖五に関しては父の妹が適当に「当て字で良いんじゃない?」と言ったことから「五」を「こ」で読むようになったらしい。ちなみに上から順に性別を言っていくと男、男、女、男、女になる。よく小さい頃は、家で兄妹で戦隊ごっこをしたものだ。兄がレッド!俺がブルー!三佳がイエロー!壮四がグリーン!聖五がピンクで敵役は父や母やおばさんにやってもらっていた。俺は色的に言うと赤が好きで兄からレッドを何度か奪い取ろうと思考を練るも、即バレて喧嘩、そんな所を母によく止められていたものだ。

 まぁ、俺の自己紹介and昔話はここまでにして、現在俺は、一般的な家庭用品の企画and開発をしている。言わば、みんなの役に立つ物作りをしているという、めっちゃ大変な仕事に就いている。でも、作ってそれが人の助けになると、めっちゃ嬉しい。最近、開発中の試作品が完成してちゃんと使えるか耐久訓練みたいなのをやっているが、それがどれだけ上手く耐えてくれるかは分からない。でも俺の家は、大家族だから売れてくれれば大助かりなのだ。それを祈って、次の【こんなの有ったら楽だなぁ〜】という企画書を書いている。

 

 なのに何故こんなことになってしまったのか!


俺はただ家族のために仕事をしていただけなのに。夜、家の布団で寝て朝起きたら河川敷。まったくもって見覚えの無い場所じゃねぇぇーか!

 一体何があった? えぇ?

 なんか家でやらかしたか? いやそんなはず絶対無い。俺が何かをやらかしても、いつも俺が起きている時間帯だった。逆に寝ている時間帯でやらかしたとしても、俺の寝相が悪いくらい。

   駄菓子菓子だがしかし! 

 俺は一人部屋のベットで一人で寝たはずだ。てか寝てる。寝相とかマジで関係ない。

 手持ちは? 鞄にガラケーと着替えと一様財布もはいってるみたい。ん⤴︎︎︎? ガラケー?

 俺はスマホ所持者だったはず。なぜガラケー?

 連絡先は? 特に無い。「このケータイ使えねぇー」

 財布の方は俺のじゃない。中身は? 三万だけ? 

これで帰ってこいと? とりあえず電車探してみるか。

…これが序章に過ぎぬことを僕はまだ知らない。


何かしらの方法で評価して欲しいです

悪いつまらないと思ったら

どこがおかしいか教えて欲しいです。

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