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架空戦記~東洋海戦争1941~  作者: 鈴木颯手
第一章【東洋海戦争】
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第一話「ホノルル奇襲」

統合歴1941・4/16・12:00東洋海北部

~???side~

「…司令、時間です」


「うむ。全艦隊に通達。これよりステルス航行を解除。一気に目標への打撃任務を遂行する!全速前進!」


「全速前進!」


「見張り員は引き続き警戒を厳とせよ」


「了解!」


「司令、可能性は低いですが航行中の敵艦隊が存在した場合は?」


「その場合は任務の遂行は諦めるしかあるまい。その代りその艦隊の規模にもよるが任務中止の鬱憤を晴らすとしよう」


「了解しました」


「よし、行くぞ。目標イハワ王国オワフ小大陸パールハーバー!」






統合歴1941・4/16・13:00

~イハワ王国side~

「それではここにイハワ王国、葦原中国、アビン合衆国の三国同盟の締結を正式に発表します」


イハワ王国特等外交官フィリップの言葉を受けフラッシュで照らされる。フィリップの前にはたくさんの記者と思わしき人たちがおりこれが会見の場であることが伺えた。


「…何か質問はありますか?」


「王国中央新聞の者です。この同盟は北の脅威である神星ルドワ帝国に対抗する為の同盟と受け取ってよろしいのでしょうか?」


「はい。その通りです。ご存じの通りかの国は世界の敵(パブリック・エネミー)であり今回同盟を結んだアビン合衆国、葦原中国を含む複数の国と戦線を開いています。にも拘わらず国々は押され神星ルドワ帝国の優勢が続いている状況です。このままでは世界はかの国の支配下に入ってしまいます。それを防ぐために我が国も神星ルドワ帝国に抵抗する為に同盟を結びました」


「地方新聞です。この同盟は神星ルドワ帝国を刺激するという意見もありますがそれについてはどのように考えておりますか?」


「かの国は自らを神星人と自称し他民族を見下しております。我々イハワ王国も彼の国から見れば他民族の国家です。この時点で刺激していると考えています」


「国外新聞です。海軍が航行準備に入っていますがこれについては?」


「はい、機密により詳しくは離せませんが現在第二、第三主力艦隊が葦原中国との合同演習の為の出港準備に入っています」


各新聞社やラジオ機関からの質問に答えていると突然、部屋の扉が乱暴に開かれた。入って来たのはイハワ王国の軍服に身を包んだ一人の兵士だった。その顔は真っ青であり今にも倒れそうな程であった。


その兵士は「会見中に失礼します!」と敬礼をしながら言う。兵士はフィリップの言葉を待つことなく叫ぶように言う。


「先ほど王国領海を超え神星ルドワ帝国の艦隊が侵入しました!その艦隊は真っすぐここに向かってきています!到着予想時刻は今から二時間弱です!皆さんは今すぐに避難をお願いします!」


兵士の言葉に部屋は一気に阿鼻叫喚となる。ある者は我先にと部屋を出て行こうとして他の記者とぶつかったり倒れこんだりしておりまた、ある者は神に祈っている者もいた。


護衛に守られフィリップが退出したのをきっかけに記者たちはカメラや会見の詳しいことがかかれた手帳のみを持ち一斉に部屋から外へと出始めた。


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