未知の惑星との遭遇
初投稿です。まだ慣れていませんが、頑張っていきます!
「あの惑星はなんだ。太陽の光を反射しているわけでもないのに輝いているぞ」
そう一人の調査員が言い放つ。その惑星は内部から淡い光を発していた。そのため、肉眼で見ても問題ない。大きさは地球より小さく、月とほとんど変わらないくらいだ。
「未確認の惑星を見つけた時に、まずすること。それは状況確認だ」
調査員はそう言うと船内にいるロボットに命じる。彼が乗っている宇宙船はハイテクの塊のようなもので、どんなニーズにも応えられるほどの高性能だ。たとえばアメリカの〇〇ステーキハウスのディナーが食べたいと言えば、熱々な実物を出してくれる。
「ふむふむ、な~るほど。うんうん。って、うん?」
どうやらこの惑星は内部から光を発しているにもかかわらず、ガスが漂っていたり、核融合反応が起きていたりはしないようだ。それならば光源は何処にあるというのだろうか。
それにもう一つ不思議な点は、惑星内に二つの生体反応があるということだ。
もしこれらの謎が解明出来れば、世紀の大発見となるに違いない。
「よし、着陸するとしよう。宇宙袋の用意を頼むぞ」
宇宙船は着陸態勢に入った。間もなく謎の惑星に足を踏み入れる時が来るのだ!