第2話 一番感じの悪い【悪夢】って内容覚えない【悪夢】だよね
前回ここから召使い要素があると言ったな・・・・あれは嘘だ。
【悪夢】
僕は辺りを見渡す。そこはテレビで見たようなヨーロッパのお城のようだった。暗いという印象を受けるがどこが暗いのかと聞かれたら分からないけど、暗い。
その暗さは不思議と人の恐怖や嫌悪感、不安を煽る。
僕はその暗さから目を背けようともう一度辺りを見渡す。するとそこには一人の少女がいた。
少女は鏡を見ていた。
しかしよく見るとそれは鏡ではなく、僕がよく知る家や学校、母の務める会社のビルなどを映していた。
ギョッとしたが夢は脳の情報の整理なので「ここで家とが夢に出てきても不自然じゃ無い」と考えたらなんてことは無いと自分に言い聞かせる。
そうこうしているうちに少女は顔を青くし泣き出した。
「ーーーなんでそんな、じゃ私のやってきたことはーーーー」
最初の方と最後の方は聞こえなかったが、そのようなことを叫んでいた。
瞬間、少女の右手にどこかで見たような刻印が刻まれた。
そのときどこかで悪魔が微笑みを見せていた気がした・・・・・そして僕の意識は戻っていった。
また召使い要素のない回になってしまって申し訳ないございません。
次回はたっぷり召使い要素が・・・あると良いと良いですね(願望)。