第14話 【攻略】する喜びを知った日
よく考えると召使い要素だけでなく最強一歩手前要素もないような・・・・・・
【攻略】
僕がミノス王から解放され、声のした後ろを見る。するとそこには、僕より少し高い背丈もち黒い髪に黒い目たぶんイケメンと呼んでもいいくらいの整った顔立ちしていて、フードのような服を着た男が立っていた。
男は呆然としている僕の横を通り抜けミノス王に突き刺さっている黒紫色をした禍々しい大剣を引き抜いた。
「なぜだ死神? なぜ味方である私を裏切った? 魔王様への忠誠心が一番強い貴様がなぜ?」
ミノス王は呻くように死神と呼ばれた男に聞いた。
「簡単なことだ皇帝よ。貴様が先に我々魔王軍を裏切ったのだろう? 魔王軍の動向を人間たちの国に教えて儲けていた」
うわーそんなことやってたの? ちょっとないわー。
「召使い何をしているのです早くパーティメンバーである私に回復を! 今までの魔王軍を欺くための演技だったのです。だから私に回復を! 魔王軍の動向を伝えていたのも人間の繁栄のためなのです! だから早く私に回復を!」
うーんそういう考え方もできるのか? とりあえず助けて情報を吐かせるか・・・・・・。
「回復をするな、こいつほかに人間の法裁ける類いの犯罪にも手を出してる、人間のためなんて真っ赤な嘘だ」
「そいつ殺してくれたかまわないので、どうぞ好きにしてください」
そんな話を聞いて助ける気になる人などいない。僕はミノス王に回復魔法をかけることを完全にやめた。ついでに今のうちにアインを解放しておこう、僕はコソリコソリとアインの閉じ込められている光の部屋に向かった。さっきまで近くにいたけどなんか戦ってる間に遠のいちゃったなーなんて無理やり思考を陽気にしながら。
「止まれ! 勇者を連れてくるように魔王様が命令したのは事実だ! 解放はさせない」
僕は心の中で舌打ちをしながら、男の方に向いた。
「・・・・・・この部屋開けちゃダメ?」
とりあえず聞いてみる。
「ダメだ」
デスヨネーなんて考えながら臨戦態勢を取る。そんな僕を見た死神と呼ばれた男は大剣を僕の方に向けてくる。【魔刃】を発動させダイダロス・ロッドを薙刀をようにする。
まぁ勝てそうにないから【魔弾】を使って不意打ちをする。しかし男は大剣で【魔弾】を斬られた。ビームを斬るとかゲームかよなんて考えながら近づいてくる、男の振るう大剣に対抗するために【魔刃】を振るう。
(やっぱり力じゃ相手の方が上か・・・・・・だから刃と刃の打ち合いにはなりたくなかったんだよ。【ハイジャンプ】の効果は・・・・・・ギリギリ残ってるなたぶん・・・・)
僕は一歩引いて、打ち合いをやめて跳躍する。しかし男は僕が跳躍することを読んでいたようで微笑んできた・・・・・・僕が【魔壁】を張るとそれを斬撃で壊した、斬撃ってやっぱりお前は漫画の存在かっての! なんて心の中で悪態をつきながら考える。
(これで【魔壁】を使った跳び方は使えないと考えるべき・・・・・・なら・・・・・・)
僕は着地する寸前で地面に向かってありったけの魔力を使ってダイダロス・ロッドの先端から【魔弾】放った。すると【魔弾】によって無理やり僕の体は押し上げられる。僕が着地する瞬間を狙って斬ろうとしていた男はとても驚いたようだ。そのままアインの閉じ込められた光の部屋の前に着地する。
そしてボタンを押す。すると光の部屋は音を立てて崩壊した。
「ふぅー外は快適だ」
外に出たアインはラジオ体操みたいに体を動かすと剣を男の方に向ける。
「解放されたか・・・・・・作戦は失敗か・・・・・・仕方ない」
男は機械を取り出したて、ボタンを押す。すると。
【最終防衛装置の自爆装置が起動しました。職員はすぐに緊急用の出口から脱出してしてください】
さっき聞いた機械的な声が響くと天井が開きほどなくして夜空が見えるようになり一部の床が回転した。
「逃げるぞレイジ」
「逃げるってどこに?」
「さっき開店した床は上昇するようになっている。上昇する床はダンジョンではいつものことだろ」
僕はアインに連れらえれて一番近くの床に立った、すると床は上昇し始めた。僕は一つだけ男に聞きたいことがあった。だから男に向かってありったけの声で男に聞いた。
「なんて名前なんですかー?」
『!』
男とアインはそんなことを聞かれるとは思ってなかったのかとても驚いた。
「そんなことを聞く奴はお前が初めてだ。・・・・・・いいだろう俺の名はギャラハッドだ! 勇者とその召使いよ!」
そう言ってギャラハッドは消えた。けど魔物が消滅したときはなんか違う方生きているだろう・・・・・・。
僕らが地上に出ると地下からすごい爆発音がした。
【魔王の眷属反応消滅、迷宮ラビリンス最終防衛装置の崩壊を確認緊急任務の達成を報告します】
アインの冒険の書からそんな声が発声された。あっそうか自爆したからか・・・・。
またまたアインの冒険の書から音が鳴ったしかし今回の音は言葉じゃなくて電話の着信音みたいな音だった。
「悪い電話だ」
そっけなく言うアインに僕は言った。
「電話なの!?」
いやまぁスマートフォンの主な使い方って電話だけどさぁ・・・・・・。
「なに王都に向かって魔王軍の魔物の大群が進行して来ているだと・・・・・・・?」
まだまだ僕の面倒事は続きそうだなぁ。
もうタイトル変えた方がいいですか?(2度目)




