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第13話後編 【皇帝】と王の違いってなんですか?

前回前後編なのに前編つけ忘れてすみませんでした

【後・皇帝】


 僕はミノス王の方を向くとダイダロス・ロッドから【魔弾】を数発、放った。ただの杖から放たれていたこれまでとは比べものにならないほど強力な魔法の通常攻撃が、でかくて鈍そうなミノス王に命中・・・・することはなく最低限の動きで躱されてしまった・


「!」


 この意外な結果に驚きを隠せていない僕を見てミノス王はいった。


「召使い、お前の攻撃方法は基本的に【魔弾】か【魔刃】のどちらかだその両方ともに癖がある。それから攻撃の軌道を予測したまでだよ。よって召使いが私を倒すことは不可能!」


 どうしようかな・・・・・・このダンジョン攻略で使ってきた攻撃手段は見切られてるから。囮や陽動位もくしく相手が回避不能の状態でしか使っても意味はない。とするとミノス王に見せていない攻撃や魔法が有効・・・・・・でも僕が使えるの攻撃や魔法はほとんど見せてしまったし。


 そこまで考えたところで、ミノス王がこちらの方へ来た。僕は地面に向かって【魔弾】を放ち、それを囮にアインの閉じ込められている光の部屋の方へ走ったがすぐにミノス王に追いつかれ大きな斧

で攻撃してきた。


 僕はミノタウルスと戦った時みたいに【ハイジャンプ】を使って躱した。そのまま光の部屋まで跳んでいこうとしたが足をつかまれ地面にたたきつけられた。


 地面に倒れている僕に斧が振り下ろされた。ものすごく痛かったが死んだり気絶するレベルの攻撃ではなかったのか、【ヒール】を使ったら傷口はすぐに治り痛みも引いた。しかしミノス王の前で倒れていることには変わらないのでもう一度斧による攻撃が来た。今度も軌道がさっきと同じだったのでさっき攻撃を受けたあたりに【魔壁】を発動して攻撃を防ぎ、距離をとることに成功した。


 ・・・・・・今のままではミノス王は倒せそうにない。魔法を新たに習得するか? しかしそんな時間はない、稼げる時間で出来ることはせいぜい武器を持ち替えるのが限界だろう。ん? 武器・・・・ミノス王に見せていない武器ならあるじゃないか。僕はミノス王から距離をとりつつ冒険の書から魔法の短剣を取り出した。


 さらに僕は装備していたけど効果を発動させていなかった魔法の手袋も発動させた。そして効果時間の切れていた【ハイジャンプ】を掛け直し、最後にしまっている時間のないダイダロス・ロッドを地面に突き刺して僕はミノス王の方を向く。


 そのまま地面を蹴って急接近して短剣で切りつけた。ミノス王にとって急に切りつけられる展開はいままでの攻撃パターンから想定できなかったのかとても驚いたようだ。動揺している隙に僕は深追いはせずに後退した。


 そしてもう一度【ハイジャンプ】を使って接近した。しかし今度は予測されたのか跳び込んでくるタイミングに斧を振り下ろしてきた。当たりそうになったが片手で受け止めた。


「魔法の手袋の耐久性を舐めないでください」


 まぁ僕が作ったわけじゃないんだけど、それよりミノス王には攻撃が受け止められたことせいか一瞬だけ斧に込める力が弱まった。僕はそのチャンスに斧の軌道を横にそらした。ミノス王はようやく事態に気がついたのか力を込め直したがそのまま斧は地面に命中した、


 ミノス王が再度斧を振るうために持ち上げようとしているとき僕はさっきのように短剣で3回ほど刺してまたも後退する。


(やっぱりさっきもと似たような攻撃パターンにしたら読まれた。もうこの急襲から攻撃、退却のコンボは通じなくなる。相手は絶対にこちらより戦闘経験は豊富だから常にイレギュラーじゃないとこっちの攻撃は読まれて終わりだ。慣れさせては駄目だから・・・・・・短剣を使う漫画やアニメ、ゲームのシーンを思い出せ。うろ覚えでもいい、いやうろ覚えだからこの場合はいい、無いとは思うけどその作品が本来の武術を元にして考えていても看破されにくくなる。これを繰り返してミノス王に対抗する)


 そんなことを考えながら僕は短剣の持ち方を変えた。こっちが攻めてこなくなるといい加減しびれを切らしたのか、ミノス王が全力疾走で突っ込んできた。あることを閃いた僕はギリギリまでミノス王引き付けておいてぶつかりそうになった時に【魔壁】で上へ行く道を作った。いくらミノス王でも突進状態から急に止まれることも出来ず、さらに【魔壁】出来ているとはいえミノス王の体重にそう長く耐えることは出来ないため【魔壁】で出来た床が崩壊する。


 するとミノス王は当然自由落下することになる。さすがに自由落下中まで自由自在に動くことは出来ないようで、ジタバタしている。そんな少しだけホッコリ(?)出来るミノス王に数発【魔弾】を打ち込んだ。さすがにダイダロス・ロッドがないから威力は落ちるがそこそこ効いたようだ。もしかしたら【魔弾】のダメージじゃなくて落下ダメージなんじゃ。


 まぁいいやダメージ与えたことは変わりないし・・・・・・。ミノス王めっちゃ痛そうにしてるし、いいや。あっ起きやがって睨んできた僕は悪くな・・・・・・なくはないけど・・・・。


 ミノス王は跳躍して僕のところまで来た、これじゃヒットアンドアウェイができない。どうしようかな・・・・・・。う~んどうしようかな・・・・・・走って逃げようそうだそうしよう。


 でも逃げてもミノス王の跳躍一回で追いつかれる。真面目にどうしようかな・・・・・・そうだ、僕は冒険の書から即席式爆弾をその場に置いて逃げるそこに跳躍してくるミノス王=爆破!!


「グワーッ!」


 これでミノス王は迂闊に跳躍できなくなったはず。よし思った通り警戒して突っ込んで来なくなった。これでヒットアンドアウェイ戦法ができる。


 僕は急接近さっきまでと同じ地面を蹴ってミノス王に急接近する。その時ミノス王が微笑んだ気がした。僕はその笑顔崩すため、ミノス王の攻撃が届くギリギリで【ハイジャンプ】を使って跳躍した。やっぱり思った通り笑顔崩れた。でもミノス王はこれ以上不意打ちを食らう気はないようだ。ミノス王は目だけは僕の方を見ているが後ろに意識を向けている。


 それも裏切ってやる。僕はミノス王の右側に着地した。ミノス王は予想を裏切られたことで対応が遅れる、またもやそんな感じでできた隙をついてミノス王の腕を切りつける。多少反応の遅れた攻撃がくるが予測できたから躱すことがことができた。


 ミノタウロス戦で編み出した跳び方を使って宙を跳び、空中から【魔弾】で地面を狙うミノス王は躱さなければ当たらないと踏んで動かないようにしていた。まぁそれも裏切るんですがそんなことを考えながらミノス王のいる場所に即席式爆弾を放る。


 ミノス王は一瞬考えて、【魔弾】を斧で粉砕し、爆弾を腕で弾いた。


「チッ!!」


 そのまま着地して、地面に刺しておいたダイダロス・ロッドを引き抜いて、爆弾を躱して安心しているミノス王に対してあるだけの魔力を使って【魔弾】を放った。


「なぁ!!」


 ミノス王は驚いて声を漏らした。いつもボスを倒すときは基本【魔弾】で倒してるなぁなんて思い光の部屋にいるアインを解放しようとしたときだった足が摑まれたのは。


「私はここまでのようだが召使い貴様は道連れだ!!」


 ミノス王があるだけの力を使って僕を放り投げようとしたそのときーーーー。


 死にかけのミノス王に大きな大剣が刺さった。


「見苦しいぞ・・・・皇帝よ」


 新しい面倒事が来たようだ・・・・・・。

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