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依頼の内容
「えっ・・・」酒場の空気全体が氷ついた。
アリグナク「真剣勝負・・・ねぇ。ハッ!面白そうじゃん。」その時アリグナクは、普段の陽気さからは想像しにくい笑みを浮かべた。それには酒場にいた人々も恐怖を抱いた。
アリグナク「で、受付嬢さん!場所と時間を教えてくれ!」だが、当のアリグナクはそんな事気にも止めず元の陽気な性格に戻っている。
受付嬢「あ・・・は、はい。時間は明日のお昼前。場所は南のドラグノフ大草原です。」
「ドラグノフ大草原かぁ〜・・・。良かったぁ街中じゃ無くて・・・。」「ほぼ被害無しになるかなぁ。良かったぁ。」酒場の人々は口々に喜びを表した。
アリグナク「オーケー!じゃ、明日、来たい人はどーぞ!」
『冗談じゃねぇーよ!!』酒場の人々の声が完全に一致した。