愛すべき闇
誰かの厨二心を揺すぶろうと思い、書きました。
文章汚いですがご賞味ください。
そして後味が悪いと感じていただければ幸いです。
204x年、「人の“悪”を除去する機械」が発明された。
この機械を全人類に使えば、たちまち犯罪や差別、いじめがなくなるだろうとされた。
数日後、世界中の人々から、もちろん無作為に、実験対象となる15人の人々が選ばれた。
性別も年齢も国籍も違う彼らは、世紀の発明の一端となれることを誇りに思い快く参加した。
その後実験は無事成功し、15人の人々は“完全な善”となった。
誰もが、この発明を素晴らしいものだと絶賛していた。
だがその数か月後、15人の人々が奇怪な行動を始めた。
何人かは自殺し、何人かはベットから立ち上がらなくなった。また、2人は殺人事件を起こした。
人々は「機械が狂っていたのではないか。」と批判した。
専門家は「15人の人々がもともと狂っていたのだ。」と主張した。
狂っていたのは機械だろうか?15人の人々だろうか?
それとも狂っているのは…
la fin