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エピローグ
ハルノートの受諾により、米国との戦争は回避された。
だがしかし、大日本帝国には単独で冷戦を生き抜いていくだけの国力はなかった。ただソ連陸軍もシベリア鉄道の輸送力という枷を引きちぎる事は不可能だった。
日本とソ連の戦争は十分な数の中距離弾道弾が配備されるまで先延ばしになった。
だが、千九百八十年代後半、極東ソ連軍の中距離弾道弾による核攻撃により日本列島の主要な都市は破壊され、北海道と東北はソ連領となった。
長野県松代に避難した日本国政府の生き残りは米国と安全保障条約を締結する。
「結局、我が国単独で生きていくことができない以上、米国との同盟が必要になる。米国との同盟を成立させるためには軍と右翼の馬鹿どもを排除するしかない。史実は最良の歴史なのか……?」




