ゾンビと決意
!!!!!
俺はとっさに研究所で拾った、拳銃でカラスを撃った
―――――バァン、バァン
2発撃った・・・だが、カラスは襲うのをやめない・・・・弾は当たっているのに・・・
女の子:「きゃああああああ!!!!!」
放送機:「警戒体制のレベルを1まで上げます!!!住民の皆さんは早く避難場所に戻ってください!!!!!」
――――――うああああああああああああ!!!
クソ!!!住民はみんなパニックになってやがる!!!
避難場所はどこだ?
男:「早く避難しろ!!こっちだ!!!」
あっちか!!!俺は移動しようとした・・・その時、気が付いた
みんなが避難する中で一人だけ立ち止まって・・・「おかあさん、どこぉ?」と泣いてる・・・女の子がいることに・・・
信吾:「・・・・ちくしょおおおおおお!!!」
俺は・・・助けることにした・・・
信吾:「おかあさんを探してやる!!!だから、こっちに来い!!!」
女の子:「へ?」
俺は女の子を抱えたそして、避難場所に逃げようとした・・・が
――――ガシャーーーーン
閉まった・・・避難場所の入り口が閉まった
?:「ガアアアアアアアアアアアアアアア!!」
!?
なんだ?またスラッシャーか!?
俺は声がする方に向いた・・・だが、そこには何もなかった・・・
?:「ガアアアアアアア!!!!」
―――――ブン!!
目の前を何かが・・・・何かがいる・・・俺は片手で女の子を抱いて・・・一歩一歩・・・後ろに下がった・・・
女の子:「ねえ、私死ぬの?」
!!!!!!!!!!!!!!!!
俺は・・・・・スラッシャーと戦った時・・・・未知の化け物と戦った時より・・・衝撃が走った・・・・・
なぜなら・・・こんな小さい・・・子供が・・・・死ぬと言った・・・
親離れも・・・親に甘えてもいい年頃の子供が・・・死の瀬戸際にいる・・・・・
俺はこの時、心の中で決めた・・・・・・・・俺が、俺が・・・復讐だけじゃない・・・俺がこの世界を・・・・・この世界を変えてやると・・・
――――ブン
何かが俺に当たろうとしていることが分かった・・・
俺は拳銃を持っている右手でその何かを思いっきり殴った!!!
不思議と何かがどこにいるかが俺には分かった
?:「ウガ、ガア。」
声がしなくなった・・・動かなくなったみたいだ
よし!!今のうち・・・ってどこに行けないいんだ?
周りはカラスで住人を食っている・・・
避難場所は閉じている・・・
逃げ場がない・・・・
女の子:「ねえねえ、私の家行ってくれない?」
信吾:「何か忘れものか?」
女の子:「ううん、私の家から避難場所に行けるし、そこからこの町の外にも行けるから」
信吾:「よし!!行くぞ」
俺はこの子の家に行った
―――――――――地下避難場所―――――――――
信吾:「おーい、誰かいないのか?」
俺は地下で懐中電灯を持って歩いてた
信吾:「方向こっちであってるんだよな?」
女の子:「うん!」
元気だな・・・ほんとさっきまで死ぬ一歩手目にいたなんて思えないな・・・・
俺はそう思った
―――――――中央広場―――――――――
女性:「あ!佐奈ちゃん!!」
佐奈:「おかあさん!!」
俺は抱えていた女の子・・・佐奈を下して母親の元に行かせた
母親:「佐奈ちゃん!!佐奈ちゃん!!!」
佐奈:「おかあああさん!!!」
佐奈の母親は泣いている・・・負けずと佐奈も・・・
感動的な場面だな・・・・・
信吾:「ふう、よかったよかった」
?:「ありがとう。感謝するよ」
信吾:「ん?あんた誰だ?」
?:「私の名は守ここの警備長だ」
信吾:「そうか」
守:「ありがとう、また一人失ったとみんな思っていたよ・・・でも君が助けてくれたおかげで」
信吾:「いいよ、礼を言われなくても・・・俺がしたかったんだから」
守:「そうか」
信吾:「っで、これからどうするんだ?」
守:「ここから、地下鉄で町の郊外に出る。そして、あたらしい街にいくよ」
信吾:「へえ~」
そう言った時だった・・・・・・