ゾンビと両手に花
凛「すごいね・・・佐奈ちゃん」
信吾「うお!!・・・凛か・・・」
凛「うん、この公園に入ってきたのは知っていたからいつ話しかけようかなあと思ってい見てると・・・」
信吾「これだもんな・・・」
もう、佐奈の手にはソフトクリームはなく・・・
俺にもたれかかってきている・・・
信吾「っで、なんのようだ?」
凛「いやあ、まさかここまでゾンビを相手に無神経で近寄れるってすごいなあと思って・・・」
信吾「そうだよなあ・・・」
凛「知っているんでしょ?おじさんの正体」
信吾「ああ・・・そう言えば昨日お前、なにか言いかけていたよな?」
凛「・・・ああ、そのことね」
信吾「出直すって言ってたけど何言おうとしてたんだ?」
凛「そうね・・・」
そこから、凛は俺達と同じベンチに座り・・・
佐奈と同じように寝た・・・
信吾「っておい!!!」
はさまれて動けない・・・
・・・まあ、こんな休日もいいかな・・・
そう、思っていた・・・
守「・・・ッチ!!両手に花か・・・」
信吾「だれだ!!!」
【夕方】
佐奈「う、う~ん」
凛「・・・ふあああ」
信吾「お、やっと起きたか」
凛「・・・寝てた?」
信吾「思いっきりな」
凛「あちゃー、おじさんに変なとこ見られちゃったな」
佐奈「だれ?」
佐奈も起きたみたいだ
信吾「初対面だったな、こいつの名は」
凛「凛です、凛ってよんで」
佐奈「り・・ん?」
凛「そう、凛」
佐奈「わたしは・・・」
凛「知ってるよ・・・佐奈でしょ?」
信吾「それより、凛?お前時間とか大丈夫なのか?」
凛「え?」
信吾「いや、この・・・なんでもない」
そうだ・・・
ここは1000年後・・・・
親が心配するわけがない・・・
佐奈「・・・信吾~おなかすいた・・・」
信吾「はいはい・・・・凛もどうだ?」
凛「え?わたしも?」
信吾「別にいいだろ?」
凛「う、うん」
信吾「じゃあ、行くか・・・」
俺は佐奈の手と凛の手をつないで帰った・・・