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ゾンビと学力
【朝】
信吾「おーい、佐奈!!起きろ!!遅刻するぞ」
佐奈「えー?もう、そんな時間?」
信吾「早くしろ・・・じゃないと、守先生が起こるぞ?」
3年前、俺達はゾンビから逃げ切った俺達は、平和な日常を暮していた
学校もでき、そこでは守が先生をやっている・・・
佐奈も、今は小学6年生・・・
最初見た時は、ちっちゃな子だったのに、もう6年生だ・・・
そして・・・俺は・・・
佐奈と保護者とその学校で先生をやっている・・・
ついでに、体育の教師だ・・・
守がいつでも、子供たちを守れる体制で行きたいって言ったから、俺はそれに賛成した・・・
まあ、正直高校を卒業したからなんとかなると思っていたが・・・
全然無理だった・・・
算数のレベルは大学レベル・・・
国語も、訳の分からない文字を読み書き・・・
1000年の間で変わっていた・・・
つまり、俺の学力は今の時代じゃほぼ0に等しい・・・
まあ、一般生活で困らないからいいけど・・・
教師で行くには、ちょっと無理なため・・・
結果、体育の教師・・・
そして、今日も・・・
いつもの日常が始まろうとしていた・・・