ゾンビと復活
信吾:「うおおおおおおお!!!!」
:「うあ!動いた!!」
俺は釘から脱出した・・・
貫かれているは朽ちていき・・・
俺の体から落ちて行った・・・・
まだ、少しだけ感覚がマヒしている・・・
周りは俺に対して銃口を向けている・・・
死んだと思われていたのか・・・
まあ、いいや・・・
信吾:「・・・ここは、どこだ?」
知っている風景ではない・・・
でも・・なんだろう・・・懐かしい・・・
懐かしいのに・・・悲しい・・・
なんだ?この感覚・・・
俺は後ろに振り返った・・・
そこは・・・
俺の家だ・・・
佐奈との・・・
思い出の詰まった・・・
でも・・古くなっている・・・
今にも、こわれそうだ・・・
信吾:「まさか・・・俺は・・・また・・・」
眠っていたのか?
女:「おい!!貴様何者だ!?」
:「そうだ!!」
信吾:「今・・・何年か知ってるか?」
女:「4000年の、6月4日だ・・」
信吾:「そうか・・・あ・・・その刀・・・」
:「これ?」
俺の刀だ・・・
信吾:「悪いな、返してくれ」
女:「断る・・・貴様が何者かわからないのに・・・」
信吾:「俺のもんだ・・・返してもらう」
女:「力ずくでもか?」
空気が変わった・・・
周りは敵だらけ・・
だけど・・警戒するほどじゃない・・・
信吾:「やめとけよ・・・それぐらいじゃ俺は殺せねえよ・・」
女:「ふん、それはどうかな?」
:「撃て!!!!」
―――――パアアアン
銃弾が飛んでくる・・・
あれ?
おかしいな・・・
ゆっくりと来ているみたいだ・・・
俺の動体視力がさらに、強化したのか?
1000年の間に・・・
俺は避けた・・・
銃弾はそのまま通り過ぎた・・・
:「な・・に・・・」
女:「隊長!!なぜ!?」
信吾:「もういいか?」
:「っひ!!」
武器を捨てて逃げていく・・・
周りのやつらは逃げて行った・・・
女ひとり残して・・・
俺の刀を拾った・・・
女:「・・・・・・」
信吾:「逃げなくていいのか?」
女:「なんで、逃がすんだ?貴様なら今すぐにでも殺せ・・・」
信吾:「俺は・・・もうどうでもいいだよ・・殺す、殺さない、死ぬ、死なない・・・そんなもんが・・・もうどうでもいいだよ・・・」
これは俺の本心だ・・・
俺は・・・どうあがこうと死ねない・・・
現に、俺は1000年もたっているのに・・・
信吾:「ほら、さっさとどっか行け」
女は去って行った
死んでいない・・・
そこらのゾンビと同じで・・・
ゾンビ?
そう言えば・・・
ペン!!!
そうだ・・・
ゾンビとは違う・・・
ペンがいた!!!!
どう違うんだ?
ゾンビとペン・・・
俺が今まで戦っていたのは・・・
どっちだ?
ゾンビか・・・
ペンか・・・
ていうかペンってなんだ?
まあいいや・・・
それより・・・
どうやったら死ねるだろう・・・
死にたい・・・
俺が一番危機に陥ったのって・・・
吐血・・・
そうだ!!
飲んだ時・・・
吐血を吐いた!!
あれが・・・・
俺を殺してくれる?
俺は思い出し、部屋に入った・・・
そして・・・
手当たり次第・・・
瓶に入った・・・
液体を飲んだ・・・
―――――ドクン――――――